kosakuの雑念

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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」とやり直す中学英語

2013-04-19 12:19:19 | 日記
「「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」とやり直す中学英語」(明慶徹著)を読んでみた。

最近英文メールを書く機会が復活してきたので、ここらでもう一度英文法を復習しておくのも悪くあるまいと思って買った(笑)。
俺妹ファン(自称)でもあるし。

こみ入った話をするにはどうしても仮定法(条件法)を多用する必要が出てくるが、この本はよく見たらタイトルに「中学英語」と入っている。でも最近の中学生はレベルアップしてるだろうから問題ないよね?と思ったら、全然そんなことなかった(笑)
 それどころか過去形がやっと出てくるのが中学2年生になってからなのだ。
(そんなわけで実際上必要なものとしては「チャート式基礎からの新総合英語」と「A Practical English Grammar」を買い足した)

内容としては中学校で習う順に見開き2ページずつで77のテーマを学ぶ内容になっている。
例文と文法解説があって、”be going to V は、「すでにVすることを決めている」ことを話し手が知っている場合に使うのがふつうよ。”(83ページ)みたいに主として黒猫がワンポイントアドバイスをする内容。
まあ確かに桐乃は解説キャラとしては使い勝手が悪いから仕方がないのか。

清水義範の小説に受験浪人中の主人公に大学生の何故か女性口調の男の友人が英語の手作り参考書を送る場面があって、確か80文例くらいとその友人の口調で解説が書かれているという設定だったと思うが、その参考書が具現化したらこんな感じになるんだろうか、とちょっと思った。

ところでオフ会はoffline meetingとしているようだが、IRL meetingが普通だと思う(IRL= In Real Life)。


また野暮な突っ込みをしてしまった。

頻出イディオム too big to

2013-04-11 22:09:29 | 日記
TIME April 15, 2013

Inside the Chinese company America can't trust
という記事を読む。
中国のHuawei(ファーウェイ)に関する記事。

As a major global telecom player, Huawei is certainly too big to ignore. Is it also too big to trust?

ファーウェイ創業者がかつて在籍していたPLA(人民解放軍)との繋がりが未だにある恐れがあるとかなんとか。
too big to fail, too big to saveに続く新しい表現が現れた。

・・・・repeated requests over several month to meet top Chinese exectives at Huawei were rebuffed.

だそうで、結局トップにいろいろ直撃することはできなかったようだ。


TOEIC高得点だけど話せない人はありうるか?

2013-04-08 11:46:42 | 日記
MONOQLO特別編集英語教材辛口ランキング50というのを買ってみた。
内容はMONOQLO本誌の英語教材についてのレビューやらのは再編集らしく、いくつか既読のものがあった。
ただ内容は全然覚えていなかったので、既視感があったというのが正しいが。

特に注目したのが、大学出版教育の「英字新聞「日経ウィークリー」活用法3」という本で、総合評価はABC評価のDランクとなっている。帯には「TOEIC SWスコアアップ」みたいなことが書かれているから、そもそもリスニング/リーディングテスト対策本でもないのにこの評価とは?という厳しめの突っ込みは野暮としても、記事の中では「政治や軍事関連などのTOEICではまず使われないジャンルの単語が数多く出てくる」とあるから、TOEICで高得点を取ることだけが目標の人にはこうした本は不要だということがよくわかる。

TOEIC高得点なのに全然話せないという人にはこれまで出会ったことがないし、都市伝説と思っているのだが、確かにこういう勉強を避けて試験に出る単語等を効率的に習得した結果の高得点者なら、こうした事態はありうると思う。

そこでTOEICに対する批判も出てくるわけだが、まだTOEICが全然認知されていない大昔に英検準1級とTOEICとTOEFL(PBT)をほぼ同時期に受けたことがあって、そのときのTOEICの点数は525点、TOEFLは490点という有様だったのだが、それでも英検準1級には合格している。確かにこれほどTOEIC低得点で英検準1級を取る人間も珍しいとは思うが、この経験から英検のほうが試験としてすぐれているとは思わない。どんな試験であっても機転を利かせて必要な得点(面接試験も含めて)をしてしまうことがあるからこんなことが起きる。

それにしてもTOEIC以外は検定料金がハイパーインフレを起こしているのに愕然としたが。

スピードラーニングのレビューは結構期待していたのに、たった1ページで、内容の詳細(例えば例文数とか)もないし、値段が高いと言われても、月々で換算したらヒアリングマラソンと同じくらいだろうからよく分からん。

かつてリピーティングマラソンという教材で勉強した経験から言えば、とにかくモトを取らなくてはという強迫観念によりこの教材をよく勉強したということしか覚えていないのだが、お金を掛けるということにはそうした効果もあるのだから、そうした点も含めて評価して欲しいところである。第一費用対効果で言えば、大学が一番やばいと思うが、あれは学歴のためだからいいのだといわれればそうかというしかない。まあその延長線上に近年のTOEIC高得点需要(?)もあるのだろうけど。

唐突に思い出したが、むかし「基本英文700選」というテキスト+カセットテープ(全5巻)で勉強したことがある。
カセットは米国人スピーカーがまず例文を読み上げ、ついで日本語訳の読み上げがあり、最後に英国人スピーカーが読み上げるという構成だった。アメリカとイギリスの両方の発音を学ぶというのはちょっと欲張りすぎの内容で、試験対策としてはオーバースペックだろう。
相当後になってから役に立ったとは言えるけど、一応の学歴なり資格なりがないとスタートラインにすら立てないという現状で、あれこれ言ってもしょうがないと思う。