前にテレビで放送していたものの録画をみた。
ロッキード事件は旅客機のトライスターの発注を巡るものではなく、P-3Cオライオン対潜哨戒機こそが本命みたいな内容であり、そのことにより国産の対潜哨戒機を作る計画が潰されてしまったみたいなこともやっていた。
しかし対潜哨戒機はセンサー類や兵器システムが国産でできるかが重要なのであって、それらも含めて当時純国産機が作れたかどうかは相当に疑問であり、米国機にしても、他に小型機ロッキードS-3バイキングしか存在せずロッキード以外の選択肢はなかったはず。政治家や政商が暗躍したというには無理がありすぎる。せいぜい取引に一枚噛んだくらいではないか。
P-2ユーザーの多くはP-3に更新しなかったので、どの国でもこの分野は国産化したいみたいではあるが。
P-1を悲願の国産機みたいに言うことがありますが対潜飛行艇PS-1のこともたまには思い出してあげてください(笑)それとS-2トラッカーはなんで採用されたのが謎である。