kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

二十世紀が丘で作られる梨は二十世紀ではない

2009-01-31 00:34:18 | 日記
くだんのビジネス書を探しに、雨がひどいので珍しく車で移動することにし、駐車場のある本屋を幾らかまわり、仕舞いには家から10キロは離れている二十世紀が丘のレンタルDVD+本屋のチェーン店に行ってみたが、発見できなかった。
経済事情やらメモ術、ノート術、記憶術の類の本を幾らかパラパラと見てみたのだが、強烈に欲しい本がなかった。
私は外回りをしていた時分にいろいろとメモを取っていたが、大雑把にいって、便利なトイレの場所(公園、デパート)、リラックス&涼むのに最適な場所(喫茶店、図書館、ホテルのロビー、マッサージルーム、ゲーセン)、何やら事件のあった現場といった場所に関するものばかりであった。



日本版グリーンニューディール

2009-01-30 14:02:09 | 日記
どうにかならんのか、ああいうネーミングはと思う。
名前に新しさを感じないし、ワクワク感がない。
「エコスマート2020」とかどうかな。
エコエコ最近うるさいのを反映してみました(笑)

本日面白かったのは日経流通新聞(1月30日)マーケティングスキル欄/身につく読書にて紹介の「今どき儲かる商店街」(金子哲雄著・プレジデント社、1000円)の書評。引用が長くなるが・・・

 ”消費者はショッピングに「店舗選択の自由」と「匿名性」を求めている。こうした点に注意を払わず半ば惰性で商売を続けてきたような商店街が今さら「コミュニティーの充実」を訴えても、著者は「時代錯誤」と手厳しい。”

新しい発想に出会えそうで楽しみになってくるではないか!さらに結びに、

 ”読み飛ばすには惜しいヒントが隠されている。”

ときた。そーそービジネス書って読み飛ばすもんだよなあと苦笑しつつも、購入を決意したのでした。



年功主義にもの申す

2009-01-30 01:17:33 | 日記
湯島聖堂を見てきました。
なんとなく聖橋からあの火災のあったビルをみていたら、そういえばすぐ下に湯島聖堂があるのだった。
論語(宇野哲人の論語新釈)を入院していたときに、何度か読み返したのだが、どうにも問答無用の年功主義と上から目線にちょっと耐えられなくった。それなりにいいことも言っているんだろうけど。
で、何となく視野に入らなくなっていた湯島聖堂なのだが、「表現科学展 知のサバイバル」という看板につられてしまった。
Phenotypic Scienceというらしいそれらは鬼面人を驚かすのたぐいのオブジェの陳列というものだった。
なんだかよくわからんが、文明批判や悩みというようなものとは無縁の電圧の高さを感じました。


革命のゆくえ

2009-01-29 00:24:16 | 日記
本日の読書「誰も読まなかったコペルニクス」
De revolutionibusは1543年に出たのだという。1543年と言えば種子島に鉄砲が伝わった年であり、まいど1号の打ち上げにいたる歴史にドラマを見る思いがすると言うのはいささか発想が強引すぎるだろうか。
1616年には禁書目録の仲間入りをする。ずいぶん間があるが、あまり内容が理解されなかったのだろうか。
中身自体はトーマス・クーンの「コペルニクス革命」に詳述されていたような気がするが、大雑把に天動説から地動説へということしか覚えていないのが残念だ。ところで、天動説のプトレマイオスが英語だとトレミーと呼称されるのはなんでだろ。
そういえばマリー・アントワネットのことばも「パンがなければブリオッシュを食べればいいのに」だったけど、どこかで、ケーキにすりかわっていた。
それにしても、コペルニクスの原著自体がバチカン図書館にあるのは笑ってしまう。
禁書のくせにちゃんと大切に保管してあるのが、何か西洋の凄さのような気もする。
ジョルダーノ・ブルーノが火あぶりになったのは、世界が複数あると考えたからなんだそうで、コペ転的な関係は無い模様。

録画した「沸騰都市 ヨハネスブルグ」を見る。
問答無用のネポティズム的展開に唖然とし、なし崩し的に英語が国際公用語になっているような流れを感じる。
英語は易しい感じがあるが、わけのわからん慣用句が多すぎる。



PB商品の安さは本物か?

2009-01-28 10:31:15 | 日記
日経流通新聞(1月28日)
「PBの衝撃」ユニーとイズミヤのPB(自主企画商品)に関する記事。
これらの会社ではないが、PBには少しだけかかわったことがある。少し昔の話だが。
今は違うのかも知れないが、私の見聞では、PBは広告宣伝費がかからないだとか、流通コストの圧縮という程度では説明不能な安さで、店頭価格が100とすると納入価格は55なので、せいぜい原材料費はカバーできるという程度。しかも材料のいくつかは、その販売先の指定する系列の業者から若干相場を上回る価格で仕入れなければならなかった。
限界費用ベースで考えても疑問はつきないのだが、それにしてもあんなに美麗なカラー印刷の包装は必要ないと思いつつ、結局、安いから買ってしまうのがPBなのだった。