こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と夏の草花-ハナスベリヒユ(花滑り莧)-

2023-01-20 18:41:41 | 夏の草花

今回は、ハナスベリヒユ(花滑り莧)。炎天下でも成長するので夏の花壇の定番という。学名のPortulaca(ポーチュラカ)の名前でも流通している。スベリヒユとマツバボタンの掛け合わせ、スベリヒユの突然変異種の説などがあるという。因みに、スベリヒユは「食べられる雑草」だそうだ。

<2022年9月28日> 美咲が丘

◇ こんな花だ。

全体から眺めてみよう

◇ 車道と舗道の間の生垣のエリアに植えられている。樹の切り株は、ケヤキ伐採跡だ。

◇ ボク(小次郎)の足と比べて花の大きさが分かる。

花に着目していこう

◇ 地面を這うように広がっている。立ち上がるタイプもあり、そちらは「タチスベリヒユ」というらしい。

◇ 赤、黄色、オレンジ、複色、多彩だが、株は別なのかな? それとも同じ株で複数の色があるのかなあ? ちょっと勉強しておこう

【ハナスベリヒユ(花滑り莧)】

◇ スベリヒユ科スベリヒユ属の多肉の多年草。高温乾燥を好む一方、多少の雨でも平気な花なので夏花壇の定番となっているという。夏の雑草として畑などに繁茂するスベリヒユとマツバボタンの掛け合わせ、もしくはタチスベリヒユの突然変異種とされる。

◇ 原産地は、南アメリカ。日本へは1983年にドイツから渡来したとされる。普及したのは1990年の大坂花博がきっかけと言われる。

◇ 開花期:6月~10月。朝開いて夕方には萎む一日花だが、次々と新しい花を咲かせる。

◇ 花は、色は白・ピンク・オレンジ・黄色・紫などがあり、2色咲き、八重咲きもある。

【由来】

◇ ハナスベリヒユは、スベリヒユに茎や葉が似ていて、花が大きく派手なことに由来する。

◇ ポーチュラカ(Portulaca)は、ラテン語の「Porta(入り口)」が由来。花のあと実の上半分が取れて、口が開いたように見えることから。

 【スベリヒユ(滑り莧)】※ネットより

◇ 世界の熱帯から温帯に幅広く分布する。

◇ 畑や路傍、空地などに生える。

◇ 食べる事が出来、地域によっては食料として畑作もされている。栄養豊富なスーパーフードとも呼ばれる。

【名称】

◇ 「スベリ」の語源は諸説あり、葉っぱや茎にツルツル滑るような光沢があることに由来する、茎や葉を茹でた際に出るぬめりに由来する、などがある。

◇ 「ヒユ」は、ヒユ科のヒユに姿が似ているともいわれ、莧(草かんむりに「見」の字を当てる。地域によってはトンボグサ、チギリグサと呼ばれる。

◇ 漢名では、生薬名にもなっている馬歯莧(ばしけん)、等がある。

 【ヒユ(莧)】※ネットより

ヒユ科を代表する種で、古い時代にインドより渡来した野菜です。 ジャワホウレンソウ、バイアム、ひゆ菜などとも呼ばれていて、葉を食べる。

観賞用に栽培するものとして、ケイトウ(鶏頭)、ハゲイトウ(葉鶏頭)、センニチコウ(千日紅)などがある。

◇ ケイトウ(鶏頭)も“ヒユ科”だってさ。

◇ これはセンニチコウ(千日紅)。これも、“ヒユ科”だってさ。センニチコウ(千日紅)は紹介済だよ。覚えているかな?

センニチコウはこちら  Link先 → 小次郎と秋の草花-センニチコウ(千日紅)-

改めて ハナスベリヒユを見てみよう

◇ 葉っぱも見ておこう

お終い

 

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小次郎と夏の草花-ヒネム(緋合歓)-

2022-11-11 14:22:20 | 夏の草花

今回は、ヒネム(緋合歓)だ。ヒネム(緋合歓)はカリアンドラ属の常緑低木で、花がネムノキ(合歓木)に似ていて、赤い(緋色)花が咲くことから『ヒネム(緋合歓)』と名づけられているそうな。が、ネムノキは「ネムノキ属」なので同じ仲間じゃないんだね。

<2021年7月23日> 若松 高塔山

◇ 赤い花だよ。因みに、ボク(小次郎)は分かるかな? 

◇ 他の写真でもボク(小次郎)を見つけてね! でも、まずは花だね!

◇ こんな花だよ。 全景からゆっくり見ていこう。

◇ ボク(小次郎)もいるよ。小次郎を探せ!ってとこだね? ん! 「ウオーリーを探せ」っていうのもあったよね? 調べてみよう。

【ウオーリーを探せ】(Wikipedia、他)

◇1987年にイギリスで出版された絵本。

◇人が入り乱れた絵の中からウオーリーや仲間達、巻物などを見つけ出す

◇ 主人公のウオーリーは、赤と白の縞模様の服・長靴下・帽子、ジーパンを身に着て、メガネをかけて杖をついている。

話しがそれた。ヒネムと小次郎だ。 

因みに、ネムノキ(合歓木)はこちら Link先 → 小次郎とネムノキ(合歓木)-自宅庭(2019年)-

◇ 赤い花に見えるのは「雄しべ」という。 ヒネムについて勉強しておこう。

【ヒネム(緋合歓)】

◇マメ科・カリアンドラ属。常緑低木。別名はベニゴウカン(紅合歓)。

◇原産地:米国、メキシコ。日本への渡来時期は不詳。

◇花期は6月~10月。

 ※ ここ(若松の庭)では11月中旬にも咲いていた! 

◇赤い花に見えるのは雄しべ。長さは2㎝ほど。

 ※ 耐暑性はあるが耐寒性はない。

◇和名は、緋色の花をつけるネムノキ(合歓木)の意から。

◇学名は、ギリシャ語のカロス(美しい)とアンドロス(雄しべ)の合成語。

改めて、見ていこう。ボク(小次郎)も探してね。

以前のもあるよ。

<2019年5月13日>

<2020年6月30日>

お終い

 

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小次郎と夏の草花-ヤマボウシ(山法師)-

2022-09-19 15:29:39 | 夏の草花

今回は、ヤマボウシ(山法師)。6~7月に白い花を咲かせる落葉高木。由来は、比叡山延暦寺の僧兵である白い頭巾をかぶった“山法師”をイメージして名付けられたとされている。うーん、似ているのかな? ハナミズキ(花水木)にもとてもよく似ている。ハナミズキはアメリカヤマボウシともいう。違いも調べてみる。

<2022年5月15日> 美咲が丘

◇ どの木(花)? 

◇ 分かったかな? 別な角度からみると、

◇ こっちも分かり難いからマークを。

◇ これ、シンボルツリーかもね。

【シンボルツリー】

◇ 植栽スペースのある家庭で「その家の顔となる樹木」のこと。新築祝いや結婚祝いなどの記念樹として選ばれることもある。

◇ ヤマボウシは、春には花、夏には瑞々しいグリーン、秋には果実と紅葉、と、一年を通して楽しめる理想的な庭木と言われる。

◇ 人気のシンボルツリーをネットで調べてみた。

2019年の例では、ヤマボウシは1位、(似ている)ハナミズキは6位となっている。ま、人気は時代とともかわるようなので、一例だ。

話しがそれた。ヤマボウシの話しだ。

斜め上から見てみよう

横から見ると、平べったい

花のイメージは斜めの方が把握しやすい。

◇ こんな花なんだ! 白い花びらに見えるのは “苞”だってさ。因みに「苞(ほう)」は花の根元につく小型の葉。そう、葉っぱなんだ。

【ヤマボウシ(山法師)】

◇ ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。高さは10m~15mにもなる。

  初夏を代表する花木で、花びらのように白く見える総苞片(そうほうへん)をつけて花を咲かせる。山林などに自生する木であるが、花、実、紅葉が観賞の対象にされ、街路樹や庭木などにも植えられる。

◇ 原産地は日本、朝鮮半島、中国。 沖縄、九州、本州の山地に自生している。

  ※ 江戸時代には欧米に逆渡来し、美しい花木として人気を博している。

◇ 開花時期は5~6月頃。4片の白い苞の中心に淡いグリーンの花を咲かせる。9月頃に赤い実が熟す。11月頃には紅葉が楽しめる。

 【名前の由来】

比叡山延暦寺の僧兵である白い頭巾をかぶった山法師をイメージして名付けられたとされている。うーん、中心の緑の球体が坊主の顔で白い4片の苞が頭巾なのかな? 

※「山法師」は 比叡山延暦寺の僧徒。特に、平安末期頃から僧兵として武力を振るった者をいう。

【ヤマボウシとハナミズキ】

違いを見てみよう。写真は GardenStoreyより

◇ 左が花水木、右が山法師。とてもよく似ているね。因みに、ヤマボウシは日本原産、ハナミズキはアメリカ原産。

 ※ ハナミズキは「1912年にワシントンに贈ったサクラの返礼として日本へ贈られた木」として知られている。

改めて、他の場所も含め、ヤマボウシを見てみよう

<2020年6月3日> 花瓶

他の場所を見てみよう

<2017年6月26日> 荻浦

◇ びっしり咲いているねえ。

お終い

 

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小次郎と夏の草花-メネシアー

2022-08-29 16:06:57 | 夏の草花

今回は、メネシアだ。南アフリカ原産で、日本で園芸用に流通しているのは秋に種まきをして4~5月に開花する1年草のメネシアが多いとのこと。名前の由来はキンギョソウ(金魚草)の一種のギリシャ語名で、花姿が金魚に似ているかららしい。ん? ギリシャにも金魚はいるんだ! 別名はウンラン(海蘭)に似た花姿から「海蘭モドキ」とも言われる。

<2022年6月12日> 美咲が丘

◇ 鉢上のメネシア。ん? ここ、どこかで見たような………。 うむ、鋭いね、キミ! ズームアウトしながら見てみよう。

◇ そう、インパチェンスがあったお家。そして、ヒメツバキも紹介したよね。ボクは、いいから花を愛でていいよ。

◇ 花の形が見えてきた。ん? 金魚に似ているのか? 

◇ 上からも見てみた。

◇ メネシアは、花姿が金魚を連想させることから名づけられたというけど、金魚に似ている? 金魚も見てみよう。 ※ 画像はネットより

◇ うーん、似ているような、にてないような。ここでメネシアの勉強をしておく。

 

【メネシア】

◇ ゴマノハグサ科メネシア属。一年草、多年草(宿根)がある。夏越え/冬越えが難しいので園芸品種として流通しているのは一年草が多い。

◇ 原産地:南アフリカ地中海沿岸。 日本には大正時代に渡来。

◇ 草丈は20~40㎝。開花時期は10~6月。花は金魚を連想させる花を沢山付ける。

【名前の由来】

◇ メネシア:ギリシャの薬草学者がキンギョソウの一種に付けた古名に由来。花姿が金魚を連想させるからと言われる。

◇ 海蘭モドキ:ウンラン(海蘭)に似た花姿から「ウンランモドキ(海蘭擬)」 

【キンギョソウ(金魚草)】※ 画像はネットより

◇ オオバコ科キンギョソウ属。

◇ 地中海沿岸原産。日本では園芸品種として流通。原産地では自生。

【ウンラン(海蘭)】※ 画像はネットより

◇ ゴマノハグサ科ウンラン属。

◇ 原産地は日本(北海道、本州北部、四国北部)。海岸の砂地に生育し砂地を這うように生育する。8~10月に枝先に黄白色の花を咲かる。花姿は(栽培植物の)キンギョソウによく似ている

改めてメネシアを見てみよう

お終い

 

 

 

 

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小次郎とユリ(百合)-テッポウユリ(鉄砲百合) こんな所に!-

2022-08-14 09:24:11 | 夏の草花

今回は、“こんな所に咲いた!”テッポウユリ(鉄砲百合)だ。パパは、びっくりして「百合は“球根”だよね。増やすのは“分球”や“鱗片(りんぺん)”からじゃないの?」「うーん、ここは、(風で)飛んで来た種が育ったんだろう!」なんて、ブツブツ言っている。因みに、テッポウユリは以前も取り上げている。

<2022年8月10日> 自宅・駐車場

◇ 右は、お兄ちゃんのお気に入りの三菱スタリオンだって。30年以上前の車らしいよ。カバーに「STALLION」て書いてあるよ。

◇ よっこらしょ! ボクは興味もないし、猛暑で暑いからお座りは止めていいかな?

◇  ゴメン、もうちょっと待って貰っていいかな? 反対側からも獲らせてね。 

◇ 駐車場のブロック塀の隙間に咲いている! すごいねえ! よし、小次郎クンとのコラボは終了。

改めて鉄砲百合の勉強をしておこう。

【テッポウユリ】

◇ ユリ科・ユリ属。

  ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせる。タカサゴユリ(高砂百合)に似るが葉が太め、等の違いがあるが、判別が難しい。タカサゴユリは「台湾百合」・「細葉鉄砲百合」とも呼ばれる。“高砂”は、台湾の古い呼称である。

◇ 原産地:日本の南西諸島(沖縄)、および九州南部。

◇ 花と開花期:6月~8月。

◇ 由来:ラッパ銃に似た花を咲かせることから。

  ※ ラッパ銃は 短銃身で大口径の前装式散弾銃である。銃口がラッパのように広がった形状をしているのでこのように呼ばれる。(画像はネットより)

うーん。ラッパ銃とラッパを見てみると、ラッパの方が良いような気もするけどね。だって、水仙は “ラッパズイセン”というしねえ。

お終い

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小次郎と夏の草花-デルフィニウム-

2022-08-03 16:17:45 | 夏の草花

今回は、デルフィニウムと思う。ん? 思うって? 側溝に見かけたものだし…、撮影して「Googleレンズ」で調べたけど、デルフィニウムは、長い花穂に華やかな花が沢山ある画像がいっぱいあるし………。違うかも知れないけど、デルフィニウムとして取り上げる次第。

<2022年5月16日> 美咲が丘

◇ ん? 花はどこ? キミ(小次郎)しかいないジャン! うむ、矢印で示すと共にズームインしていこう

◇ こんな所にさいているなんて、逞(たくま)しさを感ずるね。頑張れ!って応援しようって気になる。

ん? 2本あったよね。

◇ 2本咲いている。これ、小次郎クンがクンクンして教えてくれたんだ。教えてくれなければ分かんないよね。

◇ 各々、花は数えるほどしか咲いてない。 デルフィニウムの勉強をしておく。

【デルフィニウム】

◇ キンポウゲ科デルフィニウム属の植物。名前は、つぼみがイルカに似ていることに由来

◇ 原産地は、 ヨーロッパのピレネー山脈からアルプス山脈、シベリア、中央アジアから中国西南部における標高1300~2300mの山岳地帯

◇ 草丈は20~150㎝ 

◇ 開花時期:5~6月。長い花穂に一重や八重の花がつく。

◇ 花は一重、八重がある。花色は白,ピンク,青,紫,複色

 【名前の由来】

 

「デルフィニウム」は、ギリシャ語でイルカを意味するDelphis”から。これは、つぼみの形がイルカに似ていることに由来する。

改めて、別な角度から

全景から、

◇ こんな感じで、花が咲いているなんて………、小次郎クンよく気づいたね、あんたはエライ!

お終い

 

 

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小次郎と夏の草花-インパチェンス(アフリカホウセンカ)-

2022-07-29 14:38:20 | 夏の草花

今回は、インパチェンスだ。ツリフネソウ科の植物。日本ではアフリカホウセンカの意味で使われる。アフリカのタンザニアからモザンビークにかけての海抜1800m以上の高原地帯に分布するという。花は「ホウセンカ(鳳仙花)」には似てない気がするけど………。鳳仙花と同じように“種が(鞘から)はじけ飛ぶ”からかな?

<2022年6月12日>美咲が丘

◇ ここは花が沢山ある。季節の花を家の前に置いてくれるので、いつも楽しめる。うむ、有り難い。

全景から見てみよう

ん? ヒメツバキ(姫椿)もあるの? そうだよ。

姫椿はこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-ヒメツバキ(姫椿)-

◇ ボクとのコラボはもういいよ。花に着目したら? そうだね

◇ 鉢植えだが立派に咲いている。世話をキチンとしているのだろう。

◇ こんな花なんだ。 ちょっと勉強しておこう

【インパチェンス(アフリカホウセンカ)】

◇ ツリフネソウ科の植物。花を観賞する園芸植物。ホウセンカの仲間で、日本でインパチェンスというとアフリカホウセンカの意味で使われることが多い。

◇ 原産地:南アフリカ 渡来時期は不明(比較的最近らしい)

◇ 開花時期は、5月~11月。

◇ 花は直径3~4㎝で一重~八重がある。色は赤、ピンク、オレンジ、白、など多彩。

【由来】

インパチェンスはラテン語の「impatient」に由来し「我慢できない」という意味。 これは、インパチェンスの熟した莢に触れると弾けてタネが広範囲に散らばるためで、その様子を「我慢できない」と表現していると言われる。

 

【インパチェンス・鳳仙花・日日草】

同じツリフネソウ科で似ている。比較しておこう

◇ インパチェンスの花はの形は、鳳仙花とはだいぶ違う。※ 多分、“種が(鞘から)はじけ飛ぶ” のが似ているから、だと思う。

◇ 鳳仙花は東南アジア原産で中国経由で渡来。名前は中国名「鳳仙花」を音読みにしたもので、花の形を「鳳凰が羽ばたいている姿になぞらえた」と言われる。

◇ インパチェンスの花の形はニチニチソウ(日日草)が似ている。

改めて花を見てみよう。

種が飛ぶ様をみてみたいねえ!

お終い

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小次郎と夏の草花-ヒメツバキ(姫椿)-

2022-07-18 17:29:51 | 夏の草花

今回は、ヒメツバキ(姫椿)だ。初夏に白い花をつける。小笠原から知られる。沖縄ではイジュ(伊集)として知られる。ヒメツバキとイジュは別種とする説と同種とする説がある。シャラの木(ナツツバキ)にも似ている清楚な白い花。

<2022年6月12日> 美咲が丘

◇ どれがヒメツバキ(姫椿)? わかるかな? 

◇ 白い花を一面につけるので、よく目立つ

◇ 大きくて立派な姫椿だね。以前からあったのだろうけど………。ズームインして花をよく見てみよう

◇ おー、沢山咲いている!

◇ ん? これは、つぼみかな?

◇ こんな花なんだ。ちょっと勉強しておこう

【ヒメツバキ(姫椿)】

◇ ツバキ科ヒメツバキ属の樹木。白い花を一面につけ、よく目立つ植物。小笠原ではヒメツバキの名で、沖縄ではイジュの名で知られる。パイオニア的な性格の樹木で、身近な二次林に数多く見られ、また栽培もされる。木材としても利用される。

◇ 原産地:沖縄、小笠原~東南アジア

◇ 開花時期は、4月~6月。

◇ 花は、ツバキに似た白い清楚な花を、茎の先端に5~15個集まって咲かせる。

◇ 沖縄ではイジュ(伊集)。ヒメツバキと同種に扱う説と別種とする説がある。

◇ 沖縄のイジュと小笠原のヒメツバキでは多少の差異がある。

・葉の形:イジュは葉に鋸歯があるのが普通。ヒメツバキでは鋸歯はほとんど出ない。

・葉質:ヒメツバキが厚手で、花柄の上部から萼の外面に絹毛を密生する。

【夏椿・姫椿・難波茨】

似ている「夏椿」「難波茨」と比較して見よう。因みに、「難波茨」と似ていると思うのはパパだけかもね?

◇ ナツツバキ(夏椿)は、まだ、実物を見ていない。どこかにないかな?

 ※ 別名はシャラノキ(沙羅樹)。江戸時代中期に仏教の聖樹である沙羅双樹をナツツバキにあてるようになったといわれる(Wikipediaより)

◇ ヒメツバキ(姫椿)は、今回取り上げた。

◇ ナニワイバラ(難波茨)我が家のフェンスにもある。

難波茨:Link先 →  小次郎と春の草花-ナニワイバラ(難波茨)-

改めて姫椿を見てみよう

◇ 下の方の枝だよ。

お終い

 

 

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小次郎と夏の草花-ネジバナ(捩花)ー

2022-07-13 16:55:34 | 夏の草花

今回はネジバナ(捩花)だ。「ネジバナが咲いているよ」と教えてもらったとき、ん! “ネ・ジ・バ・ナ” て? うむ、実物を見て納得。

<2022年7月2日> 自宅 鉢植え

◇ こんな花だよ。ん? ボクがピンボケだあ! 分かった、ちょっと引いてみよう

◇ バックの白はボク(小次郎)の胸毛

◇ 花は下から上に向かって開花していく。 ちょっと勉強をしておこう

【ネジバナ(捩花)】

◇ ラン科・ネジバナ属の小型の多年草。

◇ 「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれる。別名にモジズリ(綟摺)がある。

◇ 原産地は日本各地。

◇ 開花時期は4~9月。小さな桃色の花を多数細長い花茎に密着させるようにつける。

  ・右巻きと左巻きがあり、比率は、ほぼ1対1。

  ・中にはねじれないものもある

  ・途中でねじれ方が変わる個体もある。

◇ 花の形はどんな? ※ネットより引用

【由来】

ネジバナ:小さな花を螺旋状に咲かせる様の「ねじれた花序」の意味。

モジズリ:花序が「しのぶもぢ摺(*)」という“摺り衣の模様”に似ている。

 *:「陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに…、」と百人一首に読まれている“しのぶもぢずり”のこと。

因みに、“しのぶ”は産地の「信夫(しのぶ)地方」、または、染料に使った「忍草(しのぶぐさ)」からとも言われる。

改めて見てみよう

以下は以前。

<2018年7月4日> 自宅

ネジバナ(捩花)が咲いた。らせん状に花をつける変わった花だ。公園の雑草の間にも咲いていた。

◇ ん? 花にピントが合ってない! ま、主役はボク(小次郎)なので良しとして頂戴。

【追加1】 にピントが合ったものを追加(2018年7月19日撮影)

【追加2】 ◇ 一番上の花に着目したものを追加(2018年7月19日撮影)

◇ ラン科・ネジバナ属の多年草。「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれる。別名はモジズリ(綟摺)。
◇ 開花時期は4~9月。小さな桃色の花を多数細長い花茎に密着させるようにつける。

◇ ねじれ方は、①右巻きと左巻きがあり、比率は、ほぼ1対1。②中にはねじれないものもある。③途中でねじれ方が変わる個体もある。

◇ 花が小さいのでボク(小次郎)は伏せているんだよ。


◇ 散歩で公園の雑草に紛れて咲いているのをみっけた。ここは「ほし咲き公園」

◇ 遠目には花とは思えない。

◇ よく見ると右巻きと左巻きがある。うむ、個体差=個性?

小次郎とネジバナ(捩花) ー 自宅&ほし咲き公園 ー

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小次郎と草花のコラボ-ユウスゲ、黄金オニユリ、ヒメヒオウギズイセン、ハブランサス-

2022-07-10 15:19:04 | 夏の草花

今回は、花のコラボだ。①ユウスゲ(夕菅) ②黄金オニユリ ③ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙) ④ハブランサスの4つ。夕菅の開花は夕方~翌朝だし、ハブランサスは “雨の後に開花” なので、同時観賞は中々難しい。

<2022年7月3日> 自宅の庭

◇ 4種類の花が咲いているけど、分かるかな? 少し上から見てみる

◇ 分かんない? 矢印を示す。

◇分かったかな? 各々の花を見てみる。

【黄金オニユリ】

◇ これ2019年10月に、“鱗片(りんぺん)”から育てたもの。一輪だけだが3年目に咲いたことになる。

黄金オニユリは、以前紹介しているよ。

黄金オニユリ Link先 → 小次郎とユリ(百合)-黄金オニユリ-

【ユウスゲ(夕菅)】

◇ 黄色がそうだよ。

ユウスゲ(夕菅)も、以前紹介しているよ。

夕菅 Link先 → 小次郎とユウスゲ(夕菅)

       → 小次郎とユウスゲ(夕菅)-一日花、開花観察-

【ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)】

◇ 赤い花だよ

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)も、以前、紹介しているよ。

姫檜扇水仙 Link先 → 小次郎と夏の草花-ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)-

【ハブランサス】

◇ 一輪しか咲いていない。ま、2022年は早々と梅雨が明けて、晴天が続いているので“雨の後に一斉に咲く”ハブランサスにとっては厳しい環境かもしれない。

ハブランサスも、以前、紹介しているよ。

ハブランサス Link先 → 小次郎とハブランサス(レインリリー)

           → 小次郎とハブランサス-種まきから開花まで-

           → 小次郎とハブランサス-花芽から開花、萎むまで-

お終い

 

 

 

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