今回は、若松のお婆ちゃん(ママのお母さん)の104才の誕生日(1月3日)にお祝いで訪問して、癒して(いやして)あげたよ。お元気なので、「癒し」というよりは「接待」と行った方が良いかもね。すごいね、104才だよ。因みに、ボク(小次郎)は、今年の3月で15才になる。お婆ちゃんは、とても元気で矍鑠(かくしゃく)としている。誕生ケーキの「ロウソクはどうする?」「合った方がいいねえ!」のやり取り。で、「長いロウソク10本と短いロウソク4本」を準備。うむ、長い方は10年相当で104才を表している。
<2025年1月3日>若松・高塔山(実家は高塔山の中腹)
◇ロウソクを吹き消すお婆ちゃん
◇ ボク(小次郎)とお婆ちゃんとママとのスリーショットだ。ボクは、食べ物が気になって、カメラ目線から外れてしまった。すんません!
【癒し・接待】
お婆ちゃんの誕生日や敬老の日には、ボクも行って、接待して癒してあげているんだ。その様子を示そう。因みに、三代目の次郎兄ちゃんは「癒し犬」の素質があると言われていた。ボクは、知らない人には、ツイ「ワンワン」と吠えちゃうのでイマイチかな?
◇お婆ちゃんからは「可愛いねえ、おやつでもあげようかね!」と撫でてくれるんだ。
◇ビスケットやササミなどを少しずつ、くれるんだな。
◇お婆ちゃんはおやつをくれるけど、いつも、「お手」「お代わり」の後に「両手!」っていうんだな。でも、“両手!”って、最初は「どうすりゃいいんだ!?」と戸惑ったけど。ちゃんと出来るようになったよ。
◇「可愛いねえ!}と撫でてくれるので、癒しに鳴っている! と、勝手に思っているボクちゃんだ。
話しがそれた。104才の誕生日に戻ろう
◇誕生ケーキのロウソクを吹き消す、トミエお婆ちゃん。息の勢いもしっかりで、バッチリ消したよ!
◇メッセージとハートもある。
◇「104才おめでとう」と書いている部分も含め、ケーキをしっかり食べて頂いた。うーん、ボクは、スポンジの部分だけなんだ! ちと、残念!
お婆ちゃんは「俳句」もやっている。ロウソクを吹き消した時に、“一句浮かんだ!” 書き留めといて!という。
※「誕生会」は「たんじょうえ」と詠むそうな
◇お婆ちゃんの雅号は“草芽(そうが)”。※雅号:画家・文筆家などが、本名の他に付ける風流な別名。
多くの著名人が雅号を持っているが、パパは「正岡子規」が印象にのこっているという。
正岡子規(まさおかしき)の雅号は「子規(しき)」、ホトトギス(鳥)を意味し、喀血に苦しんだ子規自身の姿を重ねて名付けられたという。
※ホトトギス(杜鵑草)の花を取り上げた時に、「ホトトギス(不如帰)鳥」と「正岡子規」も取り上げている。
ホトトギス(花)はこちら リンク先 → 小次郎と秋の草花-ホトトギス(杜鵑草)-
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ボクは、俳句や和歌などちんぷんかんぷん。パパも疎い! と言って、ネットで調べていた。勉強しておく。
【俳句】
◇俳句(はいく)は、句に季節感を与える季語を含み(有季)、五・七・五の十七音の型で作る(定型)事を基本とする日本の定型詩。ただし、季語を持たないもの(無季)や定型に従わないもの(自由律)も俳句として許容する場合もある。
※定義は「俳人協会」、「現代俳句協会」、「日本伝統俳句協会」など各団体で統一されていない。
◇俳句を詠む(作る)人を俳人と呼ぶ。
◇俳句の基本的特徴は「定型」「季語」「切れ字」の三つとされているが、俳句の要素については議論がある。
◇五七五の定型詩には川柳もある。大きな違いは、
俳句:俳句は作者が目にした風景、自然や四季を詠む
川柳:作者自身が体験した人間模様や社会風刺を読む。
お婆ちゃんの健康の秘訣の1つとして「さげもん作り」がある。沢山作って、色んな方に差し上げている。「有り難う!」の言葉で、頑張って作ろう、と、創作の意欲が湧くという。
◇美咲が丘の家のパパの机のパソコンとプリンターの上に飾っているのも、おばあちゃんの作成したもの。
◇毬を作るときには、どんな色にするか? 等と頭を使い、毬を作るときに指を使うのもいいらしい。
◇後の賞状は、100才の時に各首長から頂いたもの。「安倍総理大臣」「小川福岡県知事」「北橋北九州市長」の3つがある。
◇さげもん作成中! ※さげもんは柳川市に伝わる風習だが、お婆ちゃんはその隣の大川市出身だ。ちょっと勉強しておこう。
【さげもん(吊し雛)】Wikipedia、他
◇ 福岡県柳川市に伝わる風習。吊るし飾りのひとつ。
◇ 女児の生まれた家では、その幸せを願い雛壇は父方の実家が、さげもんは母方の実家が用意する。
◇ 正式には、約40cmの竹輪に赤白の布を巻き、細工ものと柳川まりを交互に7列7個の49個を吊す。全高は150cm程
◇ 人生50年の時代に女性は一歩引いて49年と配慮した意味を含ませ、さらに中央に特大柳川まり2連を加え計51個とする事で、人生50年よりも長生きできるように願をかける。
◇ さげる順序は上中段に飛ぶもの・山のもの・木になる(咲く)もの。中下段に水中のもの・動物・人形が基本。最下段は這い人形・柳川まり。
◇ 初節句に、雛壇の左右に、対で飾る。現在では簡易型の5列5個毬1などもある。
【由来】
元々は、城内の奥女中が、お姫様が生まれると健やかな成長を願って、着物の残り布で子どものおもちゃや琴爪入れを作ったのが始まり。そのうち、それらを下げて楽しむ様になった。また彼女らの里帰りを通して庶民にも伝えられた。
ボクも間もなく15才でかなり高齢だが、お婆ちゃんには及ばない。お婆ちゃんに元気に長生きして欲しいし、ボクも頑張ろうと思う次第。
お終い