こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-エゴノキ(野茉莉)-

2024-05-23 13:03:03 | 春の草花

今回は、エゴノキ(野茉莉)だ。高さが5~7mになる大きな木だが。白い釣鐘状の花を下向きに付ける。が沢山咲いて様子は壮観だよ。名前の由来は、「エゴノキ」は、果実を口に入れると喉や舌を刺激して“えぐい(えごい)”ことから。「野茉莉」は、花に、茉莉花(まつりか)=ジャスミンのような香り? があるから、野(野生)の茉莉(まつり)になったのでは? との説もあるようだ。因みに、ボク(小次郎)は足元だと花を見つけられるけど…。高い木の花は苦手で、パパが気づくんだが、パパは「香りが分かんない!」と言っている。

<2018年5月2日、5日> 美咲が丘

全景から見ていこう

◇JR美咲が丘駅前のロータリー。樹木と共に、(石の)休憩ベンチ。

◇花の咲く木が2本あり、左側がエゴノキだ。ロータリーには、他にもあるよ

◇ 沢山の花は壮観だね。

◇ 花は確かに下向き。釣り鐘状か? は、微妙な所だね。ちょっと勉強しておこう。

【エゴノキ(野茉莉)】(Wikipedia、他)
◇ エゴノキ科・エゴノキ属の落葉小高木。高さは5~7m程度。 
◇ 原産地:日本、朝鮮半島、中国。日本全国の雑木林に見られ古くから親しまれてきた万葉植物の一つ。
万葉植物とは万葉集に詠み込まれている植物で、ハギ、ウメ、マツ、アシ、ナデシコ、オミナエシ、イネ、ウリなど約160種がある。


◇ 開花期:5月~6月にかけて小枝の先に短い総状花序をつける
◇ 花の色は白が多いがピンクもある。釣り鐘状の花を下向きにつける。

【名前の由来】

◇ 果実を口に入れると喉や下を刺激して“えぐい(えごい)”ことから。昔はこの果実をすりつぶして川に流す漁法があったという。
◇ 漢字で「斉墩果」を当てるが、これは本来オリーブの漢名であり誤用という。
中国では「野茉莉」が使われている。
※ エゴノキは、「知佐(ちさ)」、「萵苣木(ちしゃのき)」などの古名や、
「杓子木(しゃくしぎ)」「山萵苣(やまじさ)」などの別名もある。

改めて見てみよう

◇美咲が丘2丁目。はな咲公園からみず咲公園への遊歩道だ。どれがエゴノキか分かる?

◇ 矢印の木だよ。遠目にも白い花が咲いているのがわかる。近づいていこう

お終い

小次郎とエゴノキ(野茉莉)

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小次郎と春の草花-シラン(紫蘭)ー

2024-05-19 23:07:57 | 春の草花

今回は、シラン(紫藍)だ。今の時期、ピンクのワトソニアと共に紫色のシラン(紫蘭)をあちこちで見かける。目立つし、散歩が楽しいワン! シランは、丈夫で育てやすくランの入門品と言われ、鉢植えでも庭植えでも楽しめる。関東以西では、里山の土手やがけに生えるといわれる。

<2018年5月13日~16日>美咲が丘

全景から見てみよう

◇ 美咲が丘3丁目。ここを下っていくとみず咲公園がある。このガードレールには、生垣としてアベリアもあるよ。

アベリアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-アベリア-

一丁目を紹介する。

◇ ここは、お友達のララちゃんのお家の横だよ。 奥の方のこんもりしたところは荻浦神社があるよ。ララちゃんちでの、芋掘りやサクランボ狩りも紹介しているよ。

芋掘りはこちら Link先 → 小次郎と芋掘り

サクランボ狩りはこちら Link先 → 小次郎とサクランボ狩り

◇ この時は、お友達のワンちゃんは散歩中で不在。残念! 花をよく見てみよう。日付けは違うけど………。

◇ 花はこんな形をしている。中央の「唇弁」には隆起した「ひだ」があり、虫寄せの機能があるという。ちょっと勉強しておこう。

【シラン(紫蘭)】
◇ ラン科・シラン属の宿根草。別名、紫薫(シケイ)、紅蘭(コウラン、ベニラン)、ハ白笈(ハクキュウ)とも呼ばれる。
◇ 原産地:日本・台湾・中国。日向の草原などで自生する。ラン科植物としては丈夫で育てやすく、土手や草原などでも自生している。
◇ 開花期:4月~5月。30から50cm程度の花茎の先に3~7個つく。総状花序である。
◇ 花:花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。色は紫紅色であるが、観賞用に、白色のもの、斑入りのも  の、淡色花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などがある。
◇ 名前の由来:紫色の蘭の意。

改めて見てみよう

ララちゃんちから荻浦神社を回って美咲が丘へ向かう道の途中にも立派なお家とシランがあったよ。

地元の大きなお家の塀にもズラーと咲いていた。

 

◇石の生垣にズラーッと咲いているのも壮観だよ。

<2014年5月15日>若松・高塔山

若松のお家にもあったよ。

お終い

小次郎とシラン(紫蘭)

 

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小次郎と春の草花-ワスレナグサ(忘れな草)-

2024-05-14 16:14:58 | 春の草花

今回は、ワスレナグサ(忘れな草、勿忘草)だ。広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサの和名。なお、園芸として流通しているのは、ノハラワスレナグサ 、エゾムラサキ、それらの種間交配種らしい。因みに、エゾムラサキはれっきとした日本の山野に自生するワスレナグサの仲間。エゾ(北海道)にあり、ムラサキに似ていることからという。「ムラサキ」は紫色の染料をとる草花のことという。(Wikipedia、他)

<2024年4月16日>美咲丘三丁目

◇小さくてかわいい花だね。 全景から見ていこう。

◇ふれあい通りをJR美咲が丘駅へ向かって散歩中。小次郎がクンクンして教えてくれた。ん? どれがワスレナグサ?

◇ 矢印の先だよ! まだ、よく分かんない? 

◇ 小次郎クンがクンクンしている。

◇ 楕円の所に 7、8株植えられている。植えて間もないような気もする。

◇ 目立たないけど、小次郎が教えてくれた。

花に着目しよう

◇6~9㎜の小さな5弁花なんだ。 ちょっっと勉強しておこう

【ワスレナグサ(忘れな草、勿忘草)】※ Wikipedia、山科資料館、他

 ◇ムラサキ科ワスレナグサ属の植物の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサの和名。なお、園芸として流通しているのは、ノハラワスレナグサ、エゾムラサキ 、あるいはそれらの種間交配種である。

◇草丈は20~50㎝で、葉が互生につき長楕円形。葉から茎まで軟毛に覆われている。

◇原産地は、ヨーロッパ。渡来時期は明治時代。園芸業者がノハラワスレナグサを輸入したのが最初と言われている。

 ※日本では、元来、(ワスレナグサ属の一種の)エゾムラサキが自生分布している。

◇開花時期は、3月~5月(冷涼地では4月~7月)。春から初夏にかけて、6–9㎜の小さい5弁の花を咲かせ、花冠の喉に黄色・白色の目(小斑点)をもつ。

◇花色は、薄青(紫)色・鮮青(紫)色。なお、園芸種では白色・ピンク色などもある。

 【エゾムラサキ】※出典:図鑑.jp、 他

エゾムラサキはワスレナグサの仲間だが、れっきとした日本の山野に自生する植物である。

北海道に多いが、本州中部の上高地などでも群生が見られる。

ワスレナグサとの違いは、萼が5深裂し開出毛が生えることである。

由来は、エゾ(北海道)にあり、ムラサキに似ているとのこと。「ムラサキ」は紫色の染料をとる草花のことという。

 【由来】

ワスレナグサには「forget me not(私を忘れないで)」という英名があり、この英名が訳されて、和名の「忘れな草」や「勿忘草」となっている。これは花言葉にもなっており、その由来は中世ドイツの恋人たちの物語(伝説)によると言われる。

 『昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、足を滑らせて水中に消えてしまい、命を落とした。

その時にルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、„Vergiss-mein-nicht!“(僕のことを忘れないで!)という言葉を残して死んだ。

残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にしたとされている

 この伝説から、この花の名前は当時ドイツ語でVergissmeinnichtと呼ばれ、英名もその直訳のforget-me-notである。日本では、1905年に植物学者の川上滝弥が「勿(してはいけない)忘(忘れる)草」の意として、初めて「勿忘草」「忘れな草」と名付けられた。

【忘れな草をあなたに(歌)】

 忘れな草といえば、パパは「忘れな草をあなたに」という叙情歌を思い浮かべると言っている。ボク(小次郎)は、興味ないけどどんな歌か? 付き合ってあげよう。

◇作詞:木下龍太郎 作曲:江口浩二 歌:ヴォーチェ・アンジェリカ

 パパは、倍賞千恵子と菅原洋一の「忘れな草をあなたに」を思い浮かべるといって、調べると、この曲は、1963年に女声コーラスグループの「ヴォーチェ・アンジェリカ」がリリースしたのが最初。 ※画像はネットより

8年後の1971年に倍賞千恵子と菅原洋一によるシングルがそれぞれヒットして、叙情歌として広 く知られるようになるという。他にも多くの歌手がカバーしている。

※ 画像はネットより

 【歌詞】

 別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも おぼえておいて ほしいから しあわせ祈る ことばにかえて(★) 忘れな草を あなたに あなたに  ★一部の歌手では“そえて”と歌われる。

  いつの世も いつの世も 別れる人と あう人の 合う人の さだめは常に あるものを ただ泣きぬれて 浜辺につんだ 忘れな草を あなたに あなたに

  喜びの 喜びの 涙にくれて 抱き合う いだきあう その日がいつか くるように

 ふたりの愛の 思い出そえて 忘れな草を あなたに あなたに

改めて、花を見てみよう。

ピントがイマイチなので、接写で撮ってみた。

◇ 色が濃くなった。接写はレンズが違うからかな? ※ 肉眼ではこんな濃い感じではない!

【おまけ】 忘れ草!?

【ワスレグサ(萱草)】 出展:Wikipedia、他

「忘れ草」

日本には「ワスレグサ」と呼ぶ野草がある。古代に中国から伝来した帰化植物で、欧州原産のワスレナグサとは一字違いであるが、言葉の持つ意味は全く異なる。漢字は、本家中国と同様に「萱草」と書き、音読みは“カンゾウ”である。

由来は、ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられ、「この植物を植えると悩みを忘れる」とする言い伝えがある事からと言われる

 ワスレグサ(萱草)の正式な和名は、真夏に咲くヤブカンゾウで、ユリ科ヤブカンゾウ属の多年草。ユウスゲやニッコウキスゲも同じ仲間である。

 ※ 「ノカンゾウ」もあるが、違いは、ノカンゾウは一重、ヤブカンゾウは八重咲き。

ノカンゾウはこちら Link先 → 小次郎とユリ(百合)-ノカンゾウ(野萱草)-

 

お終い

 

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小次郎と春の草花-アセビ(馬酔木)-

2024-05-10 22:12:44 | 春の草花

今回は、アセビ(馬酔木)だ。ゆめ咲公園に植えられているので毎年観賞している。垣根かなとも思うが、一部だけ。「馬酔木」の名は、枝葉に有毒成分があり、馬が食べると酔って足がふらついてしまうことから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、次第に変化して「アシビ」→「アセビ」になったと言われる。多くの草食動物は食べるのを避け食べ残されるので、草食動物の多い地域はこの木が目立って多くなると言う。うーん、ホントかいな? 

<20218年3月20日>ゆめ咲公園

◇ 花はスズランのような下向きの壺形だね。 

スズランはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-スズラン(鈴蘭)-

全体から見ていこう

◇ ここがゆめ咲公園

◇ 小次郎クンは、クンクンしていない。有毒なのがわかるのかなあ?

◇壺形の花だね。 ここで、勉強しておこう

【アセビ(馬酔木)】

◇ ツツジ科アセビ属の常緑低木。 別名アセボ。アシビ 樹高は1.5m~2m

  早春に、穂になって咲く小さな白い花や、紅色の新芽、濃い緑色の葉が美しいので庭木や鉢植えとして好まれる。

◇ 原産地:日本に自生する。※ 世界には約10種が存在する。

◇ 開花期:3月初旬~4月中旬。

 ◇ 花:壷形の花を沢山付ける。色は、うす紅色のものと白色のものがある。香りは少ない。

 ※ 赤色は、こちらではまだお目にかかってない。(Wikipediaより引用)

 【名前の由来】

「馬酔木」の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前とされる。

 「アシビ」は、馬が食べると酔って足が萎えることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、次第に変化して「アシビ」→「アセビ」になったと言われる。

 【毒性】

枝葉に「アセボチン」という有毒成分を持つ。多くの草食動物は食べるのを避け食べ残される。で、草食動物の多い地域はこの木が目立って多くなる。奈良公園では、シカが他の木を食べこの木を食べないためアセビが相対的に多くなっている。

改めて見てみよう。

◇ ここを下っていくとJR美咲が丘駅だ。

2019年~2024年を見てみよう。※樹高は1.5m~2mなので、これ以上大きくはならない様だ。

<2019年3月21日>ゆめ咲公園

<20220年4月2日>ゆめ咲公園

<2021年3月24日>ゆめ咲公園

<2024年4月2日>ゆめ咲公園

お終い

- 小次郎とアセビ(馬酔木)のフォトチャンネル -

 

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小次郎と春の草花-ワトソニア-

2024-05-07 13:43:52 | 春の草花

今回は、ワトソニアだ。イギリスの植物学者の「ワトソン」に由来するが、ヒオウギズイセン(桧扇水仙)とも呼ばれる。しかし(本来の?)ヒオウギズイセン(桧扇水仙)が別にあるようで、ややこしい。後で勉強しておこう長い花茎に漏斗状の花を咲かせるので、かなり目立つ。草の姿は近縁種のグラジオラスに似ているが花の姿は異なる。

グラジオラスはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-グラジオラス-

<2018年5月11日>糸島農業高校&糸島消防署近く

全景から見ていこう。

◇南風台方向(高速インター方向)。正面の建物が糸島消防署。道路を挟んで、反対側に糸島農業高校がある。ここは、以前は農道だったんだけど、バイパスとし整備されている。

◇志摩半島に向かう方向。このバイパスで、高速のインターチェンジから志摩半島へ行きやすくなっている。

◇ 毎年いろんな花が植えられている。この年はワトソニアだ。

◇白色もあるが、本数は少ない。

花に着目しよう

◇ 花の形を確認しておこう。ここで、ワトソニアの勉強をしておく

◇ 白もある。

◇ 後ろの建物は糸島消防本部

◇後に見えるのは可也山だよ。ワトソニアとのコントラストに、ボク(小次郎)がかすんでしまうなあ!

◇ 花をよく見ておく。こんな花なんだ。ワトソニアの勉強をしておく

【ワトソニア】

◇ アヤメ科・ワトソニア属 秋植え球根

※ 一般的に「ヒオウギズイセン(桧扇水仙)」とも呼ばれ、60種程度ある。また、ヒオウギズイセン属の「ヒメヒオウギズイセン(姫桧扇水仙)」とは、関係ないらしい。ちょっとややこしい。 

◇ 原産地:南アフリカ(ケープ地方?)。日本へは明治末に渡来。

◇ 開花期:4月~5月。

◇ 花:穂状花序に4cm程の淡紅・白・赤・橙色の花をつける。花被片は6個

◇ 名前の由来:イギリスの植物学者のワトソンに由来。

※ 美咲が丘で見かけたものを、全景~花まで並べて見た

 【名前が似ている花】

①(本来の)桧扇水仙(ヒオウギズイセン)

② 姫桧扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)

③(桧扇水仙とも呼ばれる)ワトソニア。

※ 違いを調べてみた。(ネットより引用)

美咲が丘の分を改めて見てみよう。

<2014年5月15日>美咲が丘3丁目の空き区画

<2020年5月13日>美咲が丘3丁目(同じ場所)

お終い

小次郎とワトソニア

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小次郎と春の草花-マツバウンラン(松葉海蘭)-

2024-05-03 22:53:20 | 春の草花

今回は、マツバウンラン(松葉海蘭)だ。北アメリカ原産で昭和16年に京都市で初めて採集された外来種で、繁殖力が強く、近畿以西で普通に見られるとのこと。 名前は、葉の形が“松葉”に似て、花が“海蘭”に似ていることかららしい。ボク(小次郎)はタイルの間から伸びているのが気になって、つい、クンクンしてしまった。

<2019年4月19日>美咲が丘駅前

◇こんな感じで咲いている。全景から見ていこう

◇ここはJR美咲が丘駅前だよ。ツツジがきれいな所でもある。タイル張りの間から咲いている。すごいね!

ツツジ葉こちら Link先 → 小次郎都ツツジ-美咲が丘駅-

◇ うーん、ボク(小次郎)の身長より低い。鼻は、もとい! 花はとても小さい。

◇もうちょっとズームイン。ん? ボクが入らなくなった! 

◇ 花をもう少し観察してみよう。ちょっと勉強しておく。

 

【マツバウンラン(松葉海蘭)】
◇ オオバコ科・マツバウンラン属。
◇ 原産地:北アメリカ。
◇ 開花期:4月~6月。細い茎が50㎝ほどの高さに伸び、葉は松葉のような線形で名前の由来となっている。
◇ 花:細い茎の先端に、紫色の仮面状の花を穂状につける。

【名前の由来】
 葉の形が「松葉」、花が「海蘭(ウンラン)」に似ている事から。ウンランは砂地に咲くそうで、鳥取砂丘にも咲いている。調べてみた。※出典:松江の花図鑑、他

※ 海蘭(ウンラン)は、“海辺に生える蘭”の意味。うーん、ウンランに似ている?

◇葉は“松葉”と同様に細いけど、かなりやわらかい。似ているかな? ま、見方はいろいろだよね。

空き区画でも見かける。ここ、三丁目だよ。

◇雑草に混じって咲いているけど、分かるかな?

こんなところにも!

◇とあるお家の壁の前。後が白っぽいので観察しやすいんだな。

前年も見てみる。同じ所だよ。

<2018年4月10日>美咲が丘駅前

◇ 食べてみようかな?

◇食べるのは、やっぱり、良くないね。

空き区画も

◇ 沢山咲いている様は壮観なんだけど、写真に撮るとイマイチ。何回も撮り直しちゃった。人間の目の能力はすごいんだね。

お終い

小次郎とマツバウンラン(松葉海蘭)

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小次郎と春の草花 -レンゲ(蓮華) レンゲ畑 -

2024-04-30 14:50:20 | 春の草花

今回は、レンゲ(蓮華)だ。春に田んぼ道を散歩しているとレンゲ畑があり、とてもキレイだよ。最近は少なくなったので、以前のを紹介しておく。昭和末頃までは全国的に見られたんだって。ボク(小次郎)は、平成22年生まれだから、昭和は…、大昔だ!

<2018年4月13日>荻浦

◇レンゲ畑の全景から見ていこう

◇ 後に見えるのは可也山。風景としてマッチするね。ん? ボク(小次郎)がジャマだって?

◇田んぼの縁までだよ。中に入るのはまずいよね。

◇ボクを外して、レンゲ畑を観賞していいよ。

◇レンゲの花をよく見てみよう。

◇ ふーん、こんな形なんだ! これ、蝶形花と言うらしい。ちょっと勉強しておこう

【レンゲ(蓮華)】

◇ マメ科・ゲンゲ属の多年草。正式な和名は「ゲンゲ(紫雲英)」。なお、「レンゲソウ(蓮華草)」、「レンゲ(蓮華)」とも呼ばれる。
◇ 原産地は中国。日本への渡来時期は不明(かなり古くに渡来)。
◇ 根にバクテリアが付いていて、稲の肥料となる。昔は(春に)水田に植えて、花のあとですきこんで稲作の肥料にしていた。
◇ 名前の「ゲンゲ(紫雲英)」は、一面に咲いている様が、低くたなびく紫の雲に似ている事による。「レンゲソウ(蓮華草)」は、花がハス(蓮)に似ている事による。
◇ 「ゲンゲ」は「レンゲソウ」のなまり音とも言われる。
◇ 花期は、4月~5月。

【春の風物詩】

レンゲ畑は、春の風物詩だったが、全国的に見られたのは昭和の末頃まで。最近は(化学肥料の発達で?)レンゲ畑は少なくなっている。

以前を見てみよう

2020年以前では、ボクの散歩コースでよく見られたけど、最近は減ってきている。

<2013年4月16日>多久

◇後に見えるのが美咲が丘の団地。宮地岳の麓の田んぼコースからの眺望だよ。

◇田んぼの縁に咲いているのは、近づけるので、良く観察出来る。

<2017年4月14日>荻浦

田んぼの縁に咲いているのを観賞してみた。これ、“こぼれ種”かもね。

<2017年4月19日>荻浦

 

◇ ラストは、ママとのコラボ。後方のビニールハウスの後の建物は渡辺整形外科病院だよ。

お終い

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小次郎と春の草花-ネモフィラ-

2024-04-27 11:08:45 | 春の草花

今回は、ネモフィラ。NHKニュースで「北九州市若松区の響灘緑地グリーンパークにおよそ4万株のネモフィラがチューリップなどと見頃を迎えています」などと言っている。「お! ママの実家の若松じゃん!」と思った次第。因みに、ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属の植物の総称で、和名はルリカラクサ(瑠璃唐草)で、花が瑠璃(るり)色で、葉が唐草模様に似ていることからという。近年人気があるねえ。

まずは、美咲が丘を見てみよう。

<2024年4月15日>美咲が丘三丁目

◇ ここは、昨年見つけたお家。今年もバッチリ咲いている。全景から眺めてみよう

◇ 花は小さいけど、沢山咲いていると壮観で見応えがある。

【響灘緑地グリーンパーク】

NHKで紹介していた若松区のグリーンパークのネモフィラを見てみよう。まずは、位置からだ。※Googleマップより

◇ママの実家は高塔山の中腹だよ。そこから9.7km(車で16分)だ。

グリーンパークは、

◇若松区の頓田貯水池を中心とした市内最大の広域公園「響灘緑地」で、1992年(H4年) に開園した。なお、園内の「ひびき動物ワールド」は、1989年(H1年)オープン。

◇「頓田(とんだ)貯水池」は、北九州市の飲料水の大半をまかなう遠賀川の水をくみ上げて貯水しているもので、広さ91㏊、水量915万立方㍍

◇公園内の施設

 ①世界最長のブランコ:163m 100人乗り

 ②バラ園:320種 2500株 春と秋にバラフェアを開催

 ③熱帯生態園、熱帯緑化センター、野外ステージ

 ④都市緑化センター

⑤ポニー広場、ひびき動物ワールド(カンガルー、ワラビー、等250匹)

 ネモフィラは花壇(ポニー広場傍、ビューテラス傍)に植えられている。

NHKの放送内容を見てみよう(動画からのキャプチャ)

◇チューリップと一緒もいいよね。

------

以下は昨年の分だよ。

ネモフィラのニュースが頻繁に聞かれる「一面に広がる青の絶景 ネモフィラのおすすめ」「ネモフィラ渋滞」なども聞かれる。で、小次郎と散歩をしながら探してみた次第。ちにみに、観光地の見事な風景を醸し出している品種は「ネモフィラ・メンジェシー」。なかでも、青色の「ネモフィラ・インシグニスブルー(見事な青の意味)」が多いという。これは、他のネモフィラに比べ横に広がり花茎も大きめの2~3㎝ほどだからのようだ。

<2023年4月28日>美咲が丘三丁目

◇ 他の春の草花と一緒に植えている。全景からみてみよう。

◇ ここは、インパチェンス、ヒメツバキがあったお家。季節の花を家の前に植えられているので、いつも楽しめる。有り難い。

インパチェンスはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-インパチェンス(アフリカホウセンカ)-

ヒメツバキはこちら   Link先 → 小次郎と夏の草花-ヒメツバキ(姫椿)-

花に着目していこう

◇ 花茎は2~3㎝ほどで、ブルーに底白が入っている。 

ここで、ネモフィラの勉強をしておこう

【ネモフィラ】出展:Wikipedia、GARDEN PRESS、他

◇ ムラサキ科ネモフィラ属の植物の総称。耐寒性の一年草。和名はルリカラクサ(瑠璃唐草)

◇ 草丈10~20㎝、茎は匍匐性(ほくせい)で横に広がる。

◇ 原産地は北アメリカ西部。日本への渡来時期は大正時代の初めと言われる。

◇ 開花時期は3月~5月。花径は2㎝ほどで白に空色の深い覆輪があり中心部に黒い点が5つある。

【種類】

① インシグニスブルー  Insignis Blue=素晴らしい青

② インシグニスホワイト 希に色素を失ったもので希少。

③ スノーストーム    細かい斑点

④ マキュラータ 花びらの先にムラサキのスポット 花茎3㎝とやや大きい

⑤ ベニーブラック 花茎1㎝ 一番小さな品種 

⑥ プラチナスカイ 葉が斑入りのシルバーリーフ(銀色葉)が特徴

【由来】

◇「ネモフィラ」は、ギリシア語の「nemos(小さな森)」と「phileo(愛する)」を語源とした「Nemophila(ネモフィラ)」。 ネモフィラの原種が、森の周辺にある明るい日だまりに生えることにちなんでいる。

◇和名の「瑠璃唐草」は、花が瑠璃(るり)色で、葉が唐草模様に似ていることから

改めて見てみよう

 【なぜ人気に?】

◇ 公園ではネモフィラは完全な脇役で他の植物と組み合わせて植えていた。目玉は「春はポピー」、「秋はコスモス」だった。

◇ が、晴れた日は青い空が美しく、海も見える場所。で『丘も青に染めたい』というアイデアで2002年から栽培を始めた。

◇ それがSNSで紹介されるにつれ知名度が上がっていき「インスタ映え」とする光景を撮りSNSに投稿する人が増えていった。なかでもインスタグラム(Instagram)の影響が大きかったという。

◇ テレビの情報番組でも「GWの観光スポット」を各局が何度も放送した。

<ネモフィラ名所 ベスト3> ※出展 GooPass

【1位:国営ひたち海浜公園 茨城県ひたちなか市】

◇「みはらしの丘」の様子。

◇ 以前住んでいた利根町からは94km(約1時間30分)。大洗海岸も含め、よくドライブしていたものだが………。この頃は、初代の太郎クン、小太郎くんの頃。

【2位:まいしまシーサイドパーク 大阪市舞洲(まいしま)】

◇ まいしま(舞洲)は、大阪湾に面している人工島だ。

【3位:海の中道海浜公園 福岡市】

◇ 海の中道海浜公園は、全国で5番目に設置された国立公園 福岡市の市街地から博多湾を挟んで対岸の砂州・海の中道にあり、遊園地、キャンプ場などもある。

◇ 糸島の自宅からは約40km(50分弱)なので、一度いってみたいなあ!

お終い

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小次郎と春の草花-レンギョウ(連翹)ー

2024-04-24 10:24:58 | 春の草花

今回はレンギョウ(連翹)だ。広義にはモクセイ科レンギョウ属の総称。和名のレンギョウは、漢名の「連翹」を音読みしたもの。語源由来辞典によれば『「連」は枝に実が並んで付いていることを表し「𧄍」はキジが尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した漢字、ここでは茎が高く直立していることを表している』だって。桜の開花がニュースとなっているが、黄色のレンギョウの花もきれいだよ。

<2024年3月29日> 自宅

◇ 鉢植えは、あまり大きくならないけど、可愛い! ボクとのコラボから見ていこう。それから、花に着目しよう

◇ この花の付き方が特徴なのかな? レンギョウの勉強をしておこう

【レンギョウ(連翹)】

 ◇ モクセイ科・レンギョウ属 (レンギョウ属の総称としても称される)

※ 別名、レンギョウウツギ、イタチハゼ(古名)とも呼ばれる。

◇ 原産地:中国、日本、バルカン半島。各々の場所で名前が異なる。

中国:シナレンギョウ/チョウセンレンギョウ

日本:ヤマトレンギョウ/ショウドシマレンギョウ(花数が少ない)

バルカン半島:セイヨウレンギョウ、と呼ばれる

 ◇ 開花期:3月中旬~4月中旬。

◇ 名前は、漢名の「連翹」を音読みしたもの。

◇ 「連」は枝に実が並んで付いていることを表し、「𧄍」はキジが尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した字で、ここでは茎が高く直立ていることを表している。(出典:語源由来辞典)

ゆめ咲公園にもあったよ。今まで、気づかなかったけど………。

<2024年3月29日> ゆめ咲公園

 

◇端っこの方に、2株だけ? うーん、生垣でもないし………

◇後は通れる?

◇沢山開花している。

◇一本の枝が空高く伸びている。うむ、漢字の“連翹”の意味にピッタシだと思えるねえ。

以前を紹介

<2022年3月24日(ボクの誕生日)> 自宅庭

3月24日はボク(小次郎)の12才の誕生日だよ。丁度、鉢植えのレンギョウが開花しているので記念撮影をしたんだよ。

12才の誕生日はこちら Link先 → 小次郎の生活-12才の誕生日-

◇ うーん、枝は確かに直立しているね。ま、横向きもあるけど………。

◇ 花の特徴は、葉が出る前に黄色の花をつける。花冠は筒状で4つに深く裂けているんだって。

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<2021年3月13日>

◇ 見事に咲いているのを見かけた。ここは、南風小学校近くだ。

◇ 椿の赤とのコラボもいいねえ。左の碑は何だろう? ズームしてみる

◇ 見事だね。満開かな?

◇そう言えば、我が家には「数年前に挿し木した」のがあったけど………。

◇ おっ、咲き始めている。これ、2018年に地植えのとして挿し木したものだ。 3年目であまり大きくなってない。

◇ 鉢植えも1輪咲いていた。福岡の桜の開花宣言が今年は3月12日だったけど、我が家はレンギョウの開花宣言だ! ん? 南風小近くは満開に近かったぞ?

さらに以前をふり返ってみる。

<2018年3月19日~22日>

ふれあい通り(JR美咲が丘駅近く)

バス停の近く

マルショクのちかく

<2018年4月2日>

頂いたものを花瓶に活けてみた。

◇ 枝に並んで咲いているのが、レンギョウの特徴。

【レンギョウ(連翹)】

 ◇ モクセイ科・レンギョウ属 (レンギョウ属の総称としても称される)

※ 別名、レンギョウウツギ、イタチハゼ(古名)とも呼ばれる。

◇ 原産地:中国、日本、バルカン半島。各々の場所で名前が異なる。

中国:シナレンギョウ/チョウセンレンギョウ

日本:ヤマトレンギョウ/ショウドシマレンギョウ(花数が少ない)

バルカン半島:セイヨウレンギョウ、と呼ばれる

 ◇ 開花期:3月中旬~4月中旬。

◇ 名前は、漢名の「連翹」を音読みしたもの。

◇ 「連」は枝に実が並んで付いていることを表し、「𧄍」はキジが尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した字で、ここでは茎が高く直立ていることを表している。(出典:語源由来辞典)

<2019年4月1日>

「地面」と「鉢」の両方で挿し木してみたものの1年後。

◇ 地植えも根付いて、花が咲いた。

◇ 鉢植えも根付いて、花が咲いた。 

◇ 挿し木した枝に、そのまま、花が咲いている。

◇ 黄色も鮮やかだね。

お終い。

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小次郎と春の草花-モッコウバラ(木香薔薇)ー

2024-04-21 10:36:01 | 春の草花

今回は、モッコウバラ(木香薔薇)だ。常緑つる性低木。枝にはトゲがないので扱いやすい。花は白か淡い黄色。各々一重と八重がある。名前の由来は「香りが良いバラの木」もしくは、「木香(インド原産のキク科の多年草)に似た香りがする」ことから。

<2024年4月18日>美咲が丘3丁目

◇散歩中にモッコウバラを見つけた。地面付近ではないので、小次郎は知らんぷり。全景から見てみよう

◇比較的太い木。しっかり剪定しているのだろう。

◇こんな花なんだ。モッコウバラの勉強をしておこう

【モッコウバラ(木香薔薇)】

◇ バラ科バラ属の常緑の低木。

強健で育てやすいが生育も旺盛で10m位まで成長する。

◇ 原産地:中国。江戸時代に黄色の八重咲きが渡来したのが最初といわれる。

◇ 開花時期:4~5月。直径2~3cm程度の小ぶりな花を、枝の先に5~10輪くらい房のようにたわわに咲かせる。

◇ 花色は、白か淡い黄色で、は一重と八重咲きがある。

 【香り】

“木香”の香りに似ているが、黄の八重咲きは微香で、白の一重咲きはやや香りが強い。一方、八重咲きは白と黄共に殆ど香りがしない。

 【名前の由来】

インド原産のキク科の木香という芳香性のある生薬にも使われる植物に香りが似ていることからつけられました。

 ※黄色のモッコウバラ(木香薔薇)は、皇室の秋篠宮眞子様のお印にもなっている、という。

以下は以前

<2021年4月3日>美咲が丘2丁目

◇ 美咲が丘のとあるお宅。近くに「田邉」さんちがある。ボクの「たなべ」は「田邊」なので、“へん(辺)”の字体が異なる。うむ、木香薔薇には関係がない。

◇ 花は3㎝程度で薫り高い花という。ん? ボクの鼻だと分かるけど………。そんなに香りはしないよ? 

◇ 花をよく見ると「八重咲き」。うむ、八重咲きは殆ど香りがしないらしい。ふーん、そうなんだ。

花は、蕾~満開のものまで混在して一堂に会している。全部楽しめてラッキーだね。各々に着目してみる。

◇蕾。

◇ 開花中かな?

◇ 満開! 確かに八重だね。

ボク(小次郎)は、どうなった! わかった、わかった!

◇ うむ、この写真だと小次郎と木香薔薇のコラボと言えるね。 

【おまけ:山吹と木香薔薇】

以前紹介のヤマブキ」の家と「モッコウバラ」の家はとても近い。モッコウバラを撮影した後に、ヤマブキを見かけた。そして、「これ、モッコウバラですか?」「いや、ヤマブキですよ」「エッ、あの山吹色の“ヤマブキ!”ですか?」となったのだ。うむ、無知を露呈してしまった次第

山吹はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ヤマブキ(山吹)-

比較してみる。

◇ 比較すると違いが分かるけど、別々だと間違わない? とも思う。ま、専門家に言わせると「全く違うでしょ!」といわれそう。

お終い。

 

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