今回は、シコンノボタン(紫紺野牡丹)。花期は夏と秋らしいが、温度があれば冬でもわずかながら咲き続けるという。12月も中旬になると、花の勢いが弱まって来ているが、この寒さでは仕方がない。が、頑張って欲しいものだ。
◇ 小次郎にピントがあって、花が少しぼやけているような………。 花にフォーカスしてみよう。、
◇ 地面には散った花びらも見える。 もうちょい、ズーム。
◇ 雄しべがねじれいるように見える。 だから別名の“スパイダーフラワー”というのかな? ちょっと、紫紺野牡丹の勉強をしておこう。
【シコンノボタン(紫紺野牡丹)】
ノボタンの代表格。ノボタンといえば一般的にはシコンノボタンを指す。
◇ノボタン科・ティボウキナ属。常緑低木。別名はスパイダーフラワー。
◇原産地:中南米。日本への渡来時期は19世紀頃。
◇花期は7月~11月。 ※ 一日花だが、花は次から次へ開花する。熱帯花木だが耐寒性は比較的ある。1日花といえば、ハマボウ(黄槿)もそうだった。覚えてるかな?
Link先:小次郎とハマボウ(黄槿)ー1日花の生涯ー
【由来】
◇ 花の色が紫紺(シコン)色なので。ノボタン(野牡丹)は野に咲くボタン(牡丹)
のように美しい花の意味。
◇ スパイダーフラワーは、雄しべと葯(やく)が蜘蛛の脚のように見えることから。
※ スパイダー(Spider=蜘蛛=クモ)
【ノボタンとの違い】
◇ノボタン:短いオシベが黄色で長いオシベは紫色。
◇シコンノボタン:長短のオシベが共に紫色。
◇ 小次郎とのコラボを見ていこう
◇ うーむ、キミも負けていないな。 お家の方に聞いてみた。『紫色の大輪花で見応えがある。一日花だが花つきが良く次々と花を咲かせるので長く楽しめる。でも、毎日の
散った花びらの掃除が大変!』とのこと。 散った花びらを見に付け、さもありなん! と思う。
小次郎クンにどいて貰って、花だけを見てみよう。
◇
◇ 背景のお家ともマッチする。2018年9月3日撮影
【写真一覧】
◇ シコンノボタン(紫紺野牡丹) 福岡県糸島市 2017年11月14日撮影。 2018年9月3日もあり
小次郎と秋の草花 3 - シコンノボタン(紫紺野牡丹) ー