今回は、ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)だ。小次郎の散歩中に、ピンクの比較的大きい花が咲いていた。(夜に咲く)マツヨイグサ(待宵草)の仲間には珍しく昼間に開花するので、この名前が付いたと言われる。最初に気づいたのは2017年5月だが、毎年、咲いている。生命力を感ずるね、小次郎くん!。
<2017年5月8日> ここは、南風交差点近くの空き地
◇ 歩道との間に咲いている。
◇ 雑草に混じって咲いている。
◇ こんな花なんだ。結構、大きい! ちょっと、勉強しておこう。
【ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)】
◇ アカバナ科・マツヨイグサ属の多年草。
◇ 原産地は北米。観賞用として輸入・栽培されたものが野生化して帰化している。
◇ 花は、ピンク色のやや大きめの花びら。花期は5月~7月
◇ 名前に“昼間”とあるが、夕方以降に咲いていることもある。
◇ 「昼咲月見草」はピンク色で、本来の「月見草」と似ている。
※「月見草」は白から淡紅色で、(夜に咲く)一夜花。なお、月見草は、野草としては全滅!
※ 市販の「月見草」は、多くは黄色で「大待宵草」の場合が多い。
ところで “月見草” って? マツヨイグサの仲間で、オオマツヨイグサ、マツヨイグサ、メマツヨイグサ、などを月見草と呼ぶらしい。以下を参照してみてね。下線をクリックすればみられるよ。
① コマツヨイグサ(小待宵草) Link先 → 小次郎とコマツヨイグサ ー消えた小待宵草ー
② オオマツヨイグサ(大待宵草) Link先 → 小次郎と秋の草花ーオオマツヨイグサ(大待宵草)ー
◇ ここは、「仏の座」、「姫踊り子草」など、いろんな野草が咲いていたが、先日、雑草と共に、全て刈り取られてしまった。空き地としてはキレイになったが………。ちと寂しい!
<2017年5月11日> 多久川のほとりにも咲いていた。
◇ 歩道のコンクリートの継ぎ目のちょっとした隙間に咲いている。
◇ 健気だよね。
<2018年4月29日> 南風交差点近く
◇ この年は、咲き方がイマイチだが、空き地と歩道の間に頑張って咲いている。左の奥の方は、シロツメグサだよ。
◇ 逆方向から撮ってみた。数えるほどしか咲いていない。
<2018年5月5日(一週間後)>
◇ 小次郎くん、踏んづけないでね。
◇一週間前より、だいぶ増えているなあ。 ちょっとズームしていこう
◇ オー、歩道の縁石とタイルブロックのわずかな隙間に咲いている。うん、頑張っているね。
◇ 逆方向から見てみよう。
2019年のは、ない!
<2020年5月24日> 南風交差点近く
◇ 2020年も少ない。右の白い花は「シロツメグサ」だよ
◇ 今年も、歩道の縁石とブロックタイルの隙間に咲いている。
◇ 真上から撮ってみた。小次郎の白い毛の方が目立つなあ!
◇ ズーム、左の黒いのは小次郎の体毛だ。コントラストに貢献しているな。
◇ ズーム。
◇ 小次郎くんと向き合ってもらって、上から撮影。
◇ 小次郎は、待ちくたびれた? もう、夕方の5時40分だし………、夕食の時間だしね。
◇ もうチョイで、日暮れだよ。夕日に浮かぶ、小次郎と昼咲き月見草。うむ、絵になる!
(お終い)
小次郎と春の草花5-ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)-