今回はミモザだ。3月頃に、鮮やかな房状の黄色い花を咲かせる。丸いボンボン状の花だ。因みに、3月8日は国連が決めた「国際女性デー」で「ミモザの日」とも呼ばれる。イタリアではこの日、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さんにミモザを贈るんだってさ。
<2022年3月14日> 美咲が丘
◇ マメ科なんだが、結構背が高いので、ボク(小次郎)とのコラボは………、縦に撮るしかないんだな!
◇ うーん、下から撮るので、つい、口を開いてしまった! 花にズームインしていく。
◇ 花は丸いボンボン状だ。ん? ボンボンって? 「外側を砂糖で固め、中に果汁・ウイスキー・ブランデー等を入れた丸い菓子」のことだよ。
ちょっと、勉強しておこう。
【ミモザ】
◇ マメ科・オジギソウ属の植物の総称。※フサアカシア、ギンヨウアカシアをミモザと呼ぶが本来はオジギソウ属を指す言葉。
◇ 原産地:オーストラリア。日本へは明治時代に渡来。
◇ 開花期:3月~4月。黄金色の花序を房状に沢山付ける。花は垂れた枝の先に、球状の黄色い小さな花を房状に咲かせる。最盛期には樹木全体が黄色く染まる。
◇ 名前の由来は、ギリシャ語の「ミモス(mimos)=人真似」から。葉に刺激を与えると人のように動く様子から。因みに「mimos」はパントマイムのもとになった身振り劇のこと。
【名前の誤用】
フサアカシア、ギンヨウアカシアはマメ科アカシア属で、葉に刺激を与えても動かない。が、葉や花の形がオジギソウに似ていることからイギリスで誤用され、日本でもミモザと言えばギンヨウアカシアやフサアカシアの総称として定着している。
改めて、花を見直してみよう。
◇ 道路から見るととこんな感じ。お家の方が「庭にどうぞ!」と言ってくれたんだ。ボクが可愛いからかな?
【おまけ】
糸島市男女共同参画センター(ラポール)にもミモザがあったんだが、2021年の台風で大きく損傷してしまった。
ラポールのミモザはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ミモザ-
お終い