白色のハクモクレン(白木蓮)によく似た花に、『コブシ(辛夷)』がある。そう、千昌夫の「北国の春」で、『♪ ~こぶし咲くあの丘 北国の ああ北国の春~♪』と歌われているのは、この“こぶし”。
<2019年3月19日>
◇ 満開のコブシ。見応えがある。 近寄って見る。
◇ 青空にも映える。
◇花はあちこちの方向を向いている。これ、モクレンとの違いの一つ。
◇ 葉が出てくる前に咲く花の花びらは6枚。が、花びらが反ったり落ちたりしていて、枚数の把握が難しい。 ちょっと、コブシの勉強をしておこう
【こぶし(辛夷)】
◇ モクレン科モクレン属 別名に「田打ち桜」がある
◇ 原産地:日本、朝鮮半島。
◇ 開花期:3月~4月。 ※ 白木蓮より少し遅れて咲く
【名前の由来】
蕾の形が「握り拳」似ているから。果実のデコボコしている様子が拳に似ているから、と言われる。
別な角度で見ていこう。同じ木だよ! ボクもカメラの方へ向き直そう!
◇ オーイ! ボクが写ってないよ! ゴメン、ゴメン。ちょっとズームアウトするね。
◇ ズムアウトしすぎ!
◇ 白木蓮との違いに、「葉の有無」があるという。蕾を見てみよう。
◇ 葉が一枚あるのがコブシ。もっとも、開花すると萼(がく)と、ごっちゃになる。
※ ハクモクレン(白木蓮)とコブシ(辛夷)の違いは、次回、分かり易くまとめてみる。
【写真一覧】
◇コブシ(辛夷) 福岡県糸島市 2019年3月19日。
小次郎と春の草花2 ーコブシ(辛夷)ー