今回は、チョウマメ(蝶豆)だ。別名は「バタフライピー」。マメ科の一年草で、羽を広げた蝶に似た鮮やかな青い花を咲かせることから名づけられたと言われる。お茶にするとキレイな青色のお茶になり「ハーブティー」として人気があるという。また、味にクセがないので、他のハーブとのブレンドにも適しているという。
<2024年10月24日>南風コミュニティセンター
◇キレイな “青い” 花だね。因みに、花は一日でしぼむ「一日花」という。
全体からみていこう
◇蔓性なのでフェンスを使うのはいいアイデアだね。(花の少ない)時期には初夏から晩秋まで咲くチョウマメは、一石二鳥かもしれない。
花と豆をよく見てみよう
◇豆は食べられないんだって。チョウマメについて勉強しておこう
【チョウマメ(蝶豆)】※ Wikipedia、他
◇マメ科チョウマメ属の多年生の蔓性(巻き付け性)草本である。英語圏では「バタフライピー(Butterfly Pie)と呼ばれる。 花は食用花として利用でき、ハーブティーなどの飲み物で色の変化を楽しむことが出来る。
◇原産地は、インドや東南アジア等の熱帯アジア。渡来時期は江戸時代と言われる。
◇開花時期は6月~9月。暑さに強く気温が高い時期にドンドン成長し、初夏から晩秋までズーッと鮮やかな青色の花を咲かせる。
◇花は、マメ科に特徴的な「蝶形花(ちょうけいか)」。なお、多くのマメ科植物とは逆向きに、旗弁(きべん)(大きい花びら)を下にして開花するのが特徴。
※ 写真は、フジ(藤)の花の例。
フジはこちら リンク先 → 小次郎と春の草花 -フジ(藤) はな咲公園 -
【食用】※画像はネットより
花は、アントシアニンを多く含んでおり、花を原料とするハーブティや食品で、青紫色の飲み物として知られている。
アントシアニンは、眼精疲労、美白、動脈硬化や高血圧予防等の効果があると言われる。また、レモン等のクエン酸を入れると紫色に変化する。
活用法は、
・ティバッグや花をカップに入れて熱湯を注ぐ。お好みで砂糖やレモンを加える。
・お茶パックにいれてご飯を炊くと、青いご飯が炊き上がる
・お菓子やゼリー、カクテル等にも使用出来る。
※ チョウマメの花には、抗血栓・血症溶解作用の有る成分も含まれているので、「降圧剤」、「血液をサラサラにする薬」などを服用中、(子宮収縮作用があるので)妊娠中の方は、注意が必要という。
【由来】
名前は、羽を広げた蝶に似た鮮やかな青い花を咲かせることから
【南風コミュニティセンター】
チョウマメ(蝶豆)を見つけたのは、南風コミュニティセンター。コミセンでは『コミセン主催「ハーブと薬草のお勉強会」』を開催しているので、その企画にも活用しているという。うむ、採取してすぐ使えるし、いいアイデアだね。
改めて見てみよう
パパも写りたいそうな
【おまけ】
南風コミセンの草花で取り上げた草花を紹介しておく。
◇キキョウ(桔梗) → 小次郎と秋の七草 -キキョウ(桔梗)-
◇ブーゲンビリア → 小次郎と夏の草花 -ブーゲンビリア -
お終い