ポニーのうまじろう(馬次郎)は「シェトランドポニー」だった。今回は、ボク(小次郎)=シェトランドシープドッグ(シェルティ)を取り上げよう。NHKの「ファミリーヒストリー」みたいに、シェトランド・シープドッグの起源とボクの生まれてからを知ってもらおうと思う次第。因みに、「(愛称の)シェルティ」は “シェトランドのもの” と言う意味らしいので、ポニーの馬次郎も「シェルティ」と言っていいかもね。
<2010年6月19日>自宅
まずは、田辺さんち来た時を示そう。
◇ちょっと不安顔のボクちゃん。
◇ママに抱っこしてもらって一安心。
◇フカフカで気持ちがいい。ここは、こたつの布団のところ。
ボク(小次郎)3月24日生まれなので、生後3ヶ月で田辺さんちへやってきたこととなる。ペットショップは「ワンワンペットセンター」。因みに、初代(太郎)、2代(小太郎)、3代(次郎)は、茨城県の「イマサカ」というペットショップだ。
【ファミリーヒストリー(NHK)】
NHK総合テレビで2008年から放送されているドキュメンタリー番組。各界で活躍する人々の父母や先祖がいかに生き抜いてきたかを日本国内外や関連人物へ取材し、VTRと視聴する本人の感想で番組は構成される。
第1回は、2008/10/11「ルー大柴」さん、第217回は、2024/11/27「武内涼真」さん。
話しがずれた、ボク(小次郎)のルーツの話しだ。
【シェトランドシープドッグ(愛称:シェルティ)】※Wikipedia、他
※ 写真は、三代目(次郎)と四代目(ボク=小次郎)
◇スコットランドのシェトランド諸島を原産地とする犬の品種のひとつ。ラフ・コリーとよく似た外観を持つが、より小型である。シェルティー(Sheltie) の愛称で呼ばれる
◇スコットランドの牧羊犬の歴史に匹敵するもので、同じくスコットランド地方の牧羊犬であるラフ・コリーやボーダー・コリーとその起源を共有すると考えられている。
◇体長が体高よりやや長く、牧羊犬に必要な抜群の敏捷性とスピード、忍耐力を兼ね備えている。
◇毛色は、黒、ブルーマール、セーブルを基調として、白およびタンが配色される。
【名前の由来】
◇シェトランドシープドッグ
「シェトランド」は「シェトランド諸島」、「シープ(Sheep=羊)」、「ドッグ(Dog)」に由来。即ち,“シェトランド諸島の牧羊犬”の意味・
◇ラフコリー
「ラフ」は、その毛質が「ラフ(RUF)=荒い」、「コリー」は「黒」の意味。スコットランドの羊は、黒い顔でコリーと呼ばれ、牧羊犬も黒が主流でコリードッグと呼ばれ、後にコリーとなった。
◇ボーダーコリー
スコットランドとイギリスの「境界(Border)=ボーダー」に多くいたことに由来。
◇(愛称の)シェルティ
「シェルティ(Shetlie)」は、「シェトランドのもの」と言う意味。なので(シェトランド・シープドッグの)小次郎も、(シェットランド・ポニーの)馬次郎も、ともに「シェルティ」の愛称となる。因みに、北欧の言葉では「Hjalti」が語源らしいが、これも“シェルティ”と発音するのかな?
【小次郎の現在まで!】
2010年~2024年(現在)までの様子をざーっと見てみよう。
【2010年】
◇生後3ヶ月
【2011年】
◇生後1才。一年で大きくなりました。人間だと15才といったところかな?
【2012年】
◇もう立派な大人だね。
【2013年】
◇シャンプーの後だから、キレイでしょ。雨の中を走り回っていいように、パパが庭に人工芝を張ってくれたんだ。
【2014年】
◇ コスモスとボク。この後、つい、食べちゃった! このコスモス。地元のシルバークラブ(美咲会)の皆さんが地域への貢献の1つとして植えたもの。春は菜花、夏はヒマワリ、秋はコスモス、等を植えられている。散歩途中に観賞出来るのでありがたい。
【2015年】
◇ 5年目。多久川沿いの「陽光桜」を観賞しているんだよ。ん? サクラを見てないじゃん!
【2016年】
◇美咲が丘は、坂道で所々には階段もある。階段のは下りは、ボクは縁(ふち)の斜面を下るんだな! 「ホー、面白いね!」と言われてしまった。
◇6年目。歯磨き代わりのガムを噛んでいたけど、歯垢→歯石のなりかけが見つかったので、この頃から、朝食後の歯磨きをしっかりしているだ。
小次郎の歯磨きはこちら リンク先 → 小次郎㋨生活-犬の歯磨き-
◇「雪じゃ」楽しいな。
【2017年】
◇ 夏の暑い日は、まったりするに限るね。因み、これ、扇風機ではなく「サーキュレーター」。扇風機は左右だけ動くけど、これは、上下左右に動いて、空気をかきまぜるんだって。ふーん。
【2018年】
◇ ボク、ドライブも好きなんだ。センターコンソルからだと正面の見晴らしがいいんだな。ん? シートベルト? そうだね。まずいねえ。
【2019年】
◇ クジラの縫いぐるみの上でまったり。この縫いぐるみ、先代(1~3代)は全員がお気に入りだって。3代目の次郎兄ちゃんが存命の間は、乗ろうとすると怒られたんだよ。
【2020年】
◇ 10才になって、皮膚病を発症してしまった。シェルティの10才は人間だと68才。うーん、ボクも健康に注意しなくっちゃ。治療に時間がかかったけど、ほぼよくなった。うむ、これ『寛解(かんかい)』と言うらしい。※寛解:全治とまではいえないが、病状が治まって穏やかであること。
【2021年】
◇春の散歩はいいやね。チューリップとのコラボもいいでしょ!
【2022年】
◇12才になって、パパが、高齢になったボクのために、階段が楽になるようにスロープを作って「バリアフリー」にしてくれたんだけど、まだ「大丈夫!」とばかり、階段を上がっている。折角作ってくれたけど、ごめんね、パパ!
◇ パパが1972年の「ケンとメリー愛のスカイライン」の時の「ケンメリのキャップ」を見つけて、ボクに強引に被せているんだ。ボク、帽子は好きじゃないけど………。パパに付き合うのも大変なんだな。
【2023年】
◇2023年の正月に腰が痛くて立ち上がれなくなった! 原因は骨棘(こっきょく)による痛みでしょう。病名は、加齢による「変形性脊柱症」だという。うーん、年齢相当ということかな? これ以来、階段の上り降りは無理になってしまった。
◇腰を痛めたので、散歩も短め。桜見物は近くの「ゆめ咲公園」で。でも、とてもキレイだよ。
【2024年12月6日】
14才と8ヶ月になったボクちゃん。夢咲公園へ散歩へ行って「紅葉」を見てきたよ。
ボクのルーツに戻ろう。シープドッグ(Sheep Dog=牧羊犬)を見ておこう。
【牧羊犬】※写真はネットより。
「牧羊犬」あるいは「牧畜犬」は、牧場で放牧している家畜(主に羊)の群れの誘導や見張り、人間による盗難やオオカミなどの捕食動物から守るように訓練された作業犬(ワーキングドッグ)を指す。
◇元々は見張りが主だが、散らばる羊の群れを誘導する(※)役割もある。
※車庫から出る車に対して、羊を誘導するのと同様に「止めよう!」と前に出るので「交通事故に注意が必要」とはブリーダさんのお話。
◇大型犬種は羊の群の見張りや外敵を防ぐタイプ、中型犬・小型犬種は機敏さを活かし散らばる羊の群を誘導するタイプ、と役割によって使い分けられている。
◇「シープドッグ」と付く犬種は牧羊犬として生み出された品種がほとんどである
※ 写真は、羊の背中の上を歩く牧羊犬。犬種はオーストラリアン・ケルビー これも誘導?
ボクの両親は? 日本コリークラブ(J.C.C)の血統書を見てみる。
【JCC:日本コリークラブ】
◇ 1953年設立の一般社団法人のコリー犬種を愛する人々が集う、会員による会員のための全国的な組織
◇対象のコリー犬種は、「ラフコリー」「スムースコリー」「シェットランドシープドッグ」「ボーダーコリー」
◇ 正しい血統の維持・改良・繁殖・普及、血統証の発行や展覧会(ドッグショー)や訓練競技会開催などを運営。
◇ 血統書を発行
◇血統書のサンプル
【小次郎の血統書】※ (初代)太郎、(2代)小太郎、(3代)次郎は、叔父と甥の関係であるが、糸島での小次郎は、別系統。
小次郎の(JCC発行の)血統書を見てみよう。我が家の歴代のワンちゃんは、全てJCCの血統書がある。因みに、次郎の血統書の親は(展覧会の)チャンピオン犬との記載もある。
◇小次郎
名前:「PLACE IN THE SUN O.SING」
※“命名”は規定があるようだ。 小次郎は我が家の名前
性別:MAIL オス
毛色:SABLE & WHITE (セーブルと白)
生年月日:24 MARCH(3) 2010
繁殖者:(略)
◇父
名前:「PLACE IN THE SUN M.UNION」
毛色:SABLE & WHITE(セーブルと白)
生年月日:30 OCT(10) 2006
◇母
名前:「PLACE IN THE SUN K.DAISY」
毛色:BLACK & WHITE (黒と白)
生年月日:22 JUN(6) 2003
※JCCに問い合わせれば、先祖をたどれるが、NHKではないので、底まではしない。
【我が家のシェルティ】
田辺家の、四代にわたるシェルティを思い出してみよう。
◇太郎:1983年5月21日(生)~1998年1月9日(没)
頭が非常に良かった。黒い目の上に、丸い茶色の毛があるので、眠っていても、目を開けている様に見えた。動物特有のものか? と思っていたが、これ、太郎だけだった。14才で天国へ。老衰。
◇小太郎:1994年5月18日(生)~2006年6月4日(没)
キリリとした顔立ちで、いわゆるイケメンか? お兄ちゃんの卒業記念写真の時、ペットOKの写真館だったので、小太郎も一緒に撮った。糸島に移住した直後に12才で天国へ。ガン。
◇次郎:2000年7月6日(生)~2013年7月11日(没)
とても大人しかった。まず、吠えることがない。当初は、声が出ないのかと思ったほど。癒やし系としての素質があると言われた。が、何せ、人にもワンちゃんにも近寄らない。相手が近寄ると逃げて、必ず、数メートルの距離を取る。ま、個性だから、仕方がない。13才で天国へ。クッシング症。
◇小次郎:2010年3月24日(生)~
小次郎は、とても、うるさい。その割に小心。また、我々の言うことも聞かない。多分、しつけに失敗したのだろう。
【シェルティの毛色】
JCC(日本コリークラブ)は、以下のように分類している
◇ 基本の「セーブル(茶)」に、「ブラック(黒)」「ブルー(灰色)」「ホワイト(白)」「タン(薄茶色)」が組み合わされる。
◇ 実際の毛色の組合せは5種類
① セーブル(茶):基本色で多くのは「ピュアセーブル」 ※ 一番多い!
② トライカラー:セーブル(茶)に、黒と白
③ ブルーマール:セーブル(茶)に、ブルー(灰色)と白
④ バイブルー :ブルーマールで、タン(茶)がない
⑤ バイブラック :トライカラーで、タン(茶)がない
◇我が家の歴代のワンちゃんは①と②、マーブルちゃんは④、チビちゃんは⑤の色だ。
※③ブルーマールのお友達には会ったことがない。一度見てみたいものだ。
【マーブルとチビ】
小次郎のお友達のチビちゃんとマーブルちゃんを紹介しておく。小次郎とイメージがずいぶん違うけど、れっきとした「シェルティ」だよ。
お終い
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