今回はモミジ(紅葉)のコウヨウ(紅葉)だ。糸島では、雷山千如寺大悲王院の「(樹齢400年の)大カエデ」が有名だが、近くでも紅葉を観賞出来る。もっとも、木は小さいが………。ところで、カエデとモミジの違いは? 漢字の紅葉(モミジ)と紅葉(コウヨウ)の違いは? また、なぜ「紅葉狩り」という? うむ、後で(ネットで)調べてみよう。
<2024年12月11日> 美咲が丘 4丁目
◇ここは、4丁目の遊歩道のカエデのコウヨウ(紅葉)だ。ちょっと、引いて全景から見てみよう
◇両脇の木があるので、勝手に「紅葉のトンネル」と呼んでいる。
◇坂道になっているので、飛び出し防止の柵を設置している。うむ、紅葉観賞とは関係ない。
◇見上げても、見事。
紅葉といえば、ハマボウ(黄槿)のこうようもいいよ。
ハマボウの紅葉はこちら リンク先 → 小次郎とハマボウ(黄槿)-紅葉-
<2024年12月7日> 美咲が丘 ゆめ咲公園
◇ 小さいカエデだが、ここの紅葉(コウヨウ)も見事。
◇ 右川の枯れ木のようなのは「桜」。春には見事に咲くよ。
◇小次郎の登場だ。
◇小次郎の足元に、葉が見える。いまが見頃なのかもね。
◇パパも写りたいという。ボク(小次郎)は撮せないので、公園にいた方にシャッターを押してもらった。うむ、ジャマとは言わないように。
◇今年は、秋の時期が殆どないと言われたけど………。カエデの紅葉はキレイだね。ちょっと勉強しておこう。
【カエデ(楓)とモミジ(紅葉)】Wikipedia、他
◇カエデは、ムクロジ科(カエデ科)カエデ属の落葉高木の総称。モミジとも呼ばれる。赤・黄・緑など様々な色合いを持つ。
※ムクロジ科とカエデ科は、DNAの解析技術の進歩で分類学の位置づけが変化しているという。
◇カエデ(楓)の原産国は日本。万葉集にも出てくる。世界にはおよそ130種あるが、多くはアジアに自生している。
【モミジとカエデの違い】
どちらも植物としては「カエデ科カエデ属」。普通は、
(葉の切り込みの深い)カエデを「モミジ」
(葉の切れ込みの浅い)カエデを「カエデ」と言っている。
【名前の由来】
◇カエデは、葉の形がカエルの手「蛙手(かへるで)」に似ていることから、呼び方を略してカエデとなった。
◇モミジは、草木が黄色や赤色に変わる意味の動詞「もみず」が名詞化して「もみじ」となった。なので「モミジ」は、本来紅葉する草木の総称。『もみじ』は、漢字では「紅葉」又は「黄葉」と書く。文献を調べると、上代(奈良時代以前)「黄葉」、平安時代以後「紅葉」と書く例が多い。
【紅葉・黄葉・褐葉】
葉が色づく現象には、赤色に変わる「紅葉(こうよう)」、黄色に変わる「黄葉(こうよう)」、褐色に変わる「褐葉(かつよう)」などがある。厳密に区別するのは困難な場合が多く、総称として「紅葉」として扱われることが多いという。
【何故 紅葉狩り?】
Q:なぜ「紅葉狩り(もみじがり)」という?
A:季節の花や草木を山野に探し求める様子を「~狩り」という言い方は古くからある。平安時代の貴族は「外出は牛車を使い、歩くのは上品ではない!」と考え、牛車で行けない(山の)紅葉の鑑賞は「紅葉を狩りにいく」とおしゃれに表現した。
※「狩り」は一般的には(鳥や獣を捕らえる)「狩猟」を指すが、「魚や貝、きのこを取ったり季節の花や植物を求め観賞する」場合にも「~狩り」という形で使われ、「潮干狩り」「きのこ狩り」「蛍狩り」「桜狩り」などの言い方もある。
※「桜前線」と同様に「紅葉前線」もある。この「紅葉前線」は、北から南へ、また山頂からふもとのほうへと下りて来る。
ほし咲き公園にもある
◇これ、2018年12月2日のゆめ咲公園の紅葉。
お終い
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