たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

雪と紅葉と人人人の涸沢-その1

2006年10月16日 | 山歩き

8月に燕岳~槍ヶ岳を縦走したときから決めていた、今回の穂高行き。なのに、すごい人出とご存知のように突然の吹雪とで、あえなく予定より1日早く撤退となりました。

行程は以下です↓
10月6日(金) 松本の東横イン(泊)
10月7日(土) 松本駅 4:45発 ― 新島々駅5:20発 ― 上高地バスターミナル ― 徳沢 ― 横尾 ― 涸沢 涸沢ヒュッテ(泊)

10月8日(日) 涸沢 ― 横尾 ― 徳沢 ― 上高地 ― 帰宅

10月6日(金)

この日は午後に休暇をとって松本に行き、そこで一泊することにしました。奥穂に登る中1日を確保するには、初日の早朝は上高地にいる必要があるためです。

10月7日(土)

4:45発の電車に乗るため、朝早く松本駅に向かいます。すると、私たちのほかにも山ノボラーがちらほら集まってきました。電車に乗るとたちまちザックを背負った人たちでいっぱいに。

新島々駅でバスを待つ【5:20】 新島々駅から上高地に向かうバスに乗ります。ここも山ノボラーでいっぱい。みんな考えることは同じなんですね。すこし雨が降っています。

この人出でバスが何台も出てきていました。

上高地バスターミナルで【6:25】 上高地バスターミナル着。ここでも人・人・人。

さて、ここから登山開始です。

奥上高地自然探勝路奥上高地自然探勝路で。どんどん人が歩いているので、そのペースに乗って歩きます。でも、これがまたまた失敗の元とは・・・。

徳沢園【8:25】 徳沢園到着。
ここで、朝、松本のコンビニで買ったサンドイッチと徳沢園でオーダーしたコーヒーで朝ごはんをとります。
お腹が空いては動けません。

横尾谷の風景横尾谷の風景ですね。だんだん穂高の山に近づいていく実感が湧きます。

横尾の吊橋【9:50】 横尾山荘 着。
ここから、吊橋を渡って涸沢へ向かいます。

ひたすら歩く まだまだ平地に近いのでひたすら歩きます。

ノコンギク道の脇にはノコンギクがところどころに咲いていました。

屏風岩

屏風岩です。圧倒されるような迫力があります。

屏風岩2

でも、このあたりだと紅葉はもう少し、かな。

本谷橋【11:25】 本谷橋 着
ここで軽くお昼休憩。雨が降ってきたのでレインコートを着ます。

本谷橋からの登りここからが本格的な登り。たくさんの人が続々登っていきます。

雨が降っていたのでこの先は涸沢ヒュッテまで写真を撮っていません。とにかく、登る人の数が多くて、ゆっくり撮影できる雰囲気でなかったこともあります。

それに、ここまでの歩きがハイペース過ぎたせいか、登るほどにko-ichiがバテバテになってしまいました。

涸沢ヒュッテちょっと手前では、息も絶え絶え状態・・・ (>_<)汗。何事も、自分のペースを超えてはいけませんね。

【14:20】 涸沢ヒュッテ到着

涸沢ヒュッテとにかくすごい人です。
私たちに充てられた部屋は、普通、混んでいるときでも8人くらいなのに、ナントこの日は16人!!!。これでは足を伸ばすのもやっと。これはひどかった・・・・。

この夜は外も風がビュービュー嵐のように吹き荒れていました。
小屋の中がこのような激混み状態だったので、テントの人たちがうらやましく思えましたが、こんな天候ではこっちも厳しい状況だったようで・・・・。

次の日に続きます。

追伸:そう言えば、ヒュッテ前の飲み物などを売っている店で、おでんを出しているダンプさんを見ました。「あ、ダンプさんだ!」と声をかけると「どうも」と私たちが見た『ダンプさんと楽しむ穂高』(DVD)そのままの笑顔で応えてくださいました。