暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

サライ片手に浅草

2007-08-08 07:02:32 | Weblog
        8月のとある日 

1年半ほど前に、息子の合格祈願をした東京・湯島天神に、お礼参りに行きました。

ちょうど、サライ前号が「東京下町そぞろ歩き」特集だったので、サライ片手に東京見物です。

お礼参りを無事に終え、さあ昼食は何を食べましょうか?

いろいろ迷いましたが、この日はうだるような暑さ すでにへとへと。

そうだ こんな日はうなぎにしよう
 

湯島駅から  浅草駅へ

浅草駅は「ここは日本?」というくらい外国人だらけです。

インフォメーションの70歳ぐらいのおじさんも、流暢な英語を披露していました。カッコイイ

本で見た、うなぎや  初小川  の場所を教えてくれましたが、

「あそこは混んでるかもよ」と一言。

それなら、「おじさんのお勧めは?」と尋ね、いざという時のお店も教えていただきました。


 初小川  は明治40年創業の老舗。

  ビルに挟まれながら、

頑なに昔ながらの風景を守っている、とても小さいお店でした。

【予約で満席】と張り紙がしてありましたが、「だめですよね~」と覗き見。

もちろん駄目でした。  次回は予約をして来てみようかな。

次は、さっき教えていただいた切り札「やっこ」へと向かいます。

こちらのうなぎは、甘さ控えめ、後味さっぱりとした美味しさでした。

 

 インフォメーションのおじさんに感謝です。



浅草仲見世に行く途中、絞りのハギレがあったので目を留めていると、

店主の方が出てきて、「暑いから、その入れ物ごと持って、店の中の涼しいところで選びな」と

江戸っ子らしい一言。

店内は版画などを扱っている、趣味のいい本物の店という感じ。

ふと傍らを見ると、持参したのと同じサライのページが開かれていました。

私も記事を読んで、印象に残っていた浮世絵の摺師、長尾直太郎氏のページです。

そう、ここは直太郎じいさん(店主が愛情を込めてそう呼んでいました)の作品が

置いてあるお店だったのです。 嬉しい偶然にびっくり。

店主に伺うと、いろいろな作品を紹介してくれました。

直太郎じいさんの浮世絵版画は、どれも色が鮮やかで、すばらしいものでした。

私も、この出会いの記念にと思い、葛飾北斎の猫の版画を購入しました。

もちろん直太郎じいさんの摺ったものです。


浅草は、元気なおじさんが印象に残る楽しい街でした。

   下町アルバム 


 はなまるマーケットで、宇津井健さんが紹介したあずきもなかアイス

    暑いはずです 
 演芸所はチケット2000円で、4時半まで出入り自由だそうです。

 
 おなじみ浅草寺


 直太郎じいさん


 あったかい、きびだんご