先日のハーブ教室の午後、押し花教室を行いました。
ご自宅のゴーヤの押し花にして、生活の中で楽しみたいとのリクエストがあり、
先週、ゴーヤの実と花と葉を押しました。
自宅のものならではという感じの、小さい小さいゴーヤや蕾、かわいらしい葉などを
丁寧に綺麗に押して、押し花にしました。
今日はその押し花を箸袋にする予定でしたが、ご自分で織った裂き織りのミニ掛け軸をご持参になり、
ゴーヤをあしらうことになりました。
まず、裂き織りの軸に合わせて色紙を2枚作りました。
こちらは桜で染めた和紙に、茶色の和紙を燃やして縁取りにしたものです。
縁取りが、ちょうど恐竜のような形になったので、作品のイメージはジュラシックパークです。
きれいに押されたゴーヤは、まるで写真のようです。
自由な発想のミニ掛軸は、可愛らしく楽しい作品になりました。
あともう1枚の色紙と、箸袋は自宅で完成させて下さいね。
赤い箸袋に緑のゴーヤはとても映えそうですね。そちらも楽しみです。
私はこれまで、押し花を密封して、その色を長く楽しめることが良い事だと思っていました。
けれど、こちらのお客様はその時を楽しみたいというお考え。
色が褪せてしまったら、またその時にあるもので何かを作ってを楽しみたい・・・ということです。
そんなふうに考えられる余裕は、とてもステキで見習いたいものだなぁ・・と感じた作品でした。
みなさまも、自由に、気軽に、身近な花や思い出の花を押し花として楽しんでみませんか?