新生日本情報局

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日本は香港を含めた自由を求める人々への支援と宇宙開発等の安全保障体制強化を強力に推進せよ!!

2020-07-03 00:00:00 | 防衛
既に多くの報道がなされていますが、「香港国家安全維持法」という悪法の中の悪法が現地時間の6月30日23時に施行され、早速の如く逮捕者が大量に出ています。

中国は香港を殺したのみならず、世界を殺そうとしているとしか思えません!!

この暴挙は正に、1989年の天安門事件以上の自由と民主主義に対する冒涜そのものなのです!!

これらの中国の動きについて、怒りの声が世界で挙がっています。

グレンコ アンドリー氏は自身のツイッターで7月1日、次のように述べています。

『これは正に善と悪の戦いです。自由対抑圧、文明対野蛮。どちらが勝つのか。自由側は本気になれば、必ず勝ちます。楽ではないが100%勝てます。独裁側が勝つ可能性は?自由側は戦うのを怠ったら、独裁側に勝機が現れます。だから独裁側は、自由側の戦意を失わせる謀略をします。』

また、同日、自民党の山田宏参議院議員は自身のツイッターで次のように批判しています。

『これまで香港の法律は必ず中国語と英語で表記されてきたが、国家安全法は英文がない。解釈は全て中国政府。つまり「法の支配」から「共産党による支配」に移行。』

このような中、同日16時55分にハフポスト日本版がmsnにて「日本は香港人の移住先として対応を」国家安全法を受け、“犯罪者認定”覚悟で在日香港人たちが記者会見」の題で次のように伝えました。

『香港での中国政府への転覆や分裂行為などを禁止する「国家安全法」が成立したの受けて、在日香港人でつくる団体などが1日、記者会見を開いた。
このなかで、登壇した在日香港人は、法律により「何も知らされないまま自由と未来が奪われた」と訴えたうえで、今後日本を目指す移住者が増えるとし、移住条件の緩和を含めた早期の対応を求めた。

■黒いパーカーを深くかぶり...
会見を開いたのは在日香港人でつくる団体「香港の夜明け」と日本ジャーナリスト協会。会見では在日香港人3人が登壇し、国家安全法ついて「何も知らされないまま、自由と未来が奪われました。ですが、我々香港人は決して屈しません」と話した。

別の登壇者は「中国政府はその気があれば誰でも該当者にすることができる。ここで記者会見を行うことも国家安全法に違反しています。私たち自身が犯罪者と認定されます。私たちは覚悟したうえで記者会見を決行し、変わらず香港と共に戦います」と危険性を訴えた。実際に適用されるかは、条文からも明確な判断はできない。

また、民主派団体「デモシスト」が解散した理由について「メンバーの安全を大前提に考え、やむを得ない選択をしたといえる」と説明した。

国家安全法の38条にある規定では「中国以外の国籍でも安全法が適用される」とし、「れっきとした世界各国の国民への脅威。各国の政府や議員は直ちに対応策を」と呼びかけた。
さらに、香港人の移住先の選択肢として日本が挙がる可能性にも言及。「移民が短時間で日本に入ることになります。亡命するときも、地理的条件や政策も考慮しますが、民主主義がよく機能している日本が特に選ばれるでしょう」とした。そのうえで「日本は一気に迫ってくる移住申請を処理しなくてはなりません」とし、移住条件の緩和を含めた対応策の早期整備を求めた。

このあと、自民党の中谷元・元防衛大臣がマイクを握り「香港の人々の自由と民主主義を守るため、強権的な国家主義に激しく抗議し是正を求めたい。多くの国会議員の賛同を得て行動して参りたい」と話した。

また、自民党の山田宏・参議院議員は「日本国内の民主主義や表現の自由への直接の挑戦であり、看過できない」と法律を批判した。
続いて、国民民主党の山尾志桜里・衆議院議員は、法律施行後第一号の逮捕者が出たことに触れ「外のものが批判すると“内政干渉”とよくいわれるが、国家による自国民への人権侵害に、国際社会が声をあげることは内政干渉ではない」と主張した。

登壇した在日香港人はマスクを身につけて会見に臨み、黒いパーカーのフードを深くかぶる人もいた。写真撮影は認められたが、登壇者の名前は匿名のまま行われた。

国家安全法が適用されるリスクを犯してまでも会見を開いた理由について、3人はそれぞれ次のように答えた。

「ここで歩みを止めるのは負けだと思う。法律に怯えて民主を諦めたと思われてしまう。民主化された香港を見てみたいという思いでここにいます」

「無視することは容易いが、それでは人として何かを失う。仲間を見捨てることになるし、そんな人間になった覚えはありません」

「今は日本が好きで就職しています。香港に戻るのは困難かもしれないが、できる限りここから香港をサポートしたいんです」』

正に、必死、決死の思いが伝わってきます!!

同日、自民党参議院議員の山田宏氏は自身のツイッターで、この会見について次のように報告しています。

『香港人の民主化運動「香港の夜明け」の記者会見が議員会館で開催され、中谷元、山尾志桜里両代議士と共に参加。「今日、香港の一国二制度は終焉したが、これからも闘い続ける」と代表者。「香港人の入国や就職などの窓口開設や支援を」などの訴えがあり、今後両代議士と支援策を練ることになった。』

日本としても、筆者としても、香港などの自由を求める人々への支援をしなければならないと思います。

一方、今後の安全保障の趨勢を握るとされる宇宙開発も着々と進めていく必要があります。

6月29日に首相官邸HPが「宇宙開発戦略本部」の題で次のように公表しました。

『令和2年6月29日、安倍総理は、総理大臣官邸で第22回宇宙開発戦略本部を開催しました。
 会議では、宇宙基本計画(案)及び宇宙基本計画工程表(案)について議論が行われました。
 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、新たな宇宙基本計画を決定しました。

 先月、米国は、9年ぶりに有人宇宙船の打ち上げに成功しました。我が国が参画するアルテミス計画が目指す、2024年の月面着陸、2028年頃の月面活動の本格化に向け、大きな弾みとなるものです。我が国としても、将来を見据えた技術開発や日本人宇宙飛行士の月面での活動など、この新たなフロンティアの開拓に、主体的かつ果敢に挑戦してまいります。萩生田大臣を中心に、しっかりと準備を進めてください。

 我が国の準天頂衛星システム『みちびき』は、今や国内のスマートフォンのほとんどで位置情報の把握に利用されるなど、宇宙利用の幅を広げてきました。今後、農作業の自動化やドローンによる無人配送、災害対応力の充実などの実現に向け、7機体制の確立に取り組むとともに、衛星データの活用を強化していきます。

 さらに、今後の宇宙安全保障や経済成長も見据え、我が国が強みを持つスペースデブリ対策や衛星量子暗号通信など、次なる時代の戦略分野にも、国として大胆に投資をしていきます。

 計画は、実行してこそ、意味があります。自立した宇宙利用大国の実現に向け、竹本大臣を中心に、政府一丸となって、今回決定した宇宙基本計画の迅速かつ着実な実行に全力を挙げてください。」』

日本政府のこれらの方針は、正に安全保障に深く関与する分野です。
5G、6Gの高速情報通信への対応や、通信衛星等の宇宙インフラ防衛、ミサイル防衛等にもつながる施策なのです!!


日本は香港を含めた自由を求める人々への支援と宇宙開発等の安全保障体制強化を強力に推進せよ!!



6月29日、官邸にて宇宙戦略会議を開催し発言する安倍首相
出典:首相官邸HP



7月1日、香港人の民主化運動「香港の夜明け」の記者会見が議員会館で開催され、中谷元(右奥)、山尾志桜里(右端手前)両代議士と共に参加した山田宏参議院議員(右側で立って発言されている)。
出典:山田宏参議院議員自身のツイッター


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