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日米両国軍が北海道で新分野の合同訓練、20世紀の状況を鑑みれば新境地そのものだ!!

2021-07-01 00:00:00 | 防衛
7月1日、いよいよ、東京五輪開催が間近に迫ってきました。

翻って観れば、特に20世紀を日米関係の視点から考えれば、日米両国は対立と激突、そして和解への100年であったと言えるでしょう。

そうなれば、この21世紀は日米両国にとって和解から一体化、そして真の同盟関係に進んだ時期であった、となるのでしょう。

6月29日18時45分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「<動画あり>日米共同訓練、米陸軍ロケット砲を初実射 中露にらみ新戦術」の題で次のように伝えました。

『陸上自衛隊は29日、米陸軍と行っている日米共同訓練「オリエント・シールド(東洋の盾)」で、北海道の矢臼別演習場での米陸軍の高機動ロケット砲システム(HIMARS=ハイマース)と陸自の多連装ロケットシステムの実弾射撃を公開した。米陸軍のハイマースは米本土から展開したもので日本国内での実射は初めて。訓練では鹿児島県の奄美大島に米陸軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)も初めて展開し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺などで威圧を強める中国の眼前で日米の共同対処能力を実証する。

オリエント・シールドは陸自と米陸軍の実動訓練としては最大規模で、毎年行われている。今年は今月18日から来月11日にかけて実施し、これまでで最大級の約3000人が参加する。


実弾射撃は約10キロ離れた場所に敵部隊がいるとの想定で、敵の位置情報を共有した上で日米のどちらが射撃するか作戦を調整。午後1時半、ハイマースが1発を発射し、続いて約300メートル離れた地点から陸自の多連装ロケットシステムが15分間で4発を発射した。


ハイマースは米ワシントン州を拠点にする米陸軍第17砲兵旅団が展開させた。輸送機で運べるよう軽量化され、発射台となってATACMS(エイタクムス)という戦術ミサイルを搭載する。射程は約300キロで地上から艦艇を狙う対艦攻撃や島嶼(とうしょ)間射撃などへの投入も視野に入れている。

中国艦艇が太平洋に進出する際、通過を常態化させている沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡は約300キロの距離がある。陸自の12式地対艦ミサイルの射程は約200キロだが、エイタクムスは海峡全体を射程に収める。


米軍は分散配置が可能で、攻撃を受けても艦載機を搭載する空母のような壊滅的な被害を受けない地上ミサイルを重視している。海上で劣勢に立たされても地上戦力で中国の海上戦力に対処する構えだ。』

日本ですらも、近年は国産の03式SAM改の試射を北海道の矢臼別演習で実施するなど、実戦的な試験や訓練が増加しています。

この背景にあるものは、当然ながら中露や南北朝鮮等の脅威の増大です!!

同日18時52分に同メディアが有料会員向けに「日米新戦術のカギは…「ウサデン」と火力打撃の融合」の題で、日米両国が最先端の分野横断的な戦闘に適した新境地の訓練に乗り出した旨の解説をしています。

また、岸信夫防衛大臣は、6月25日にBloomberg誌に掲載された「台湾情勢は「日本に直結」、中台の軍事バランス変化に懸念-岸防衛相」の題で台湾防衛問題や日本の防衛について突っ込んだ意思を表明しています。

更に嬉しい事に、6月28日19時47分に鹿児島テレビがYAHOO!JAPANニュースにて、「訓練移転候補地・馬毛島めぐり 西之表市議が岸防衛相を訪問 市議会の賛意を報告 鹿児島」の題で種子島の隣の馬毛島の日米の訓練基地化を認める旨を岸信夫防衛大臣に伝えた事を報じました。
これで、南西諸島防衛強化や米軍の空母艦載機の訓練強化への見通しがついた事になります。

我が日本軍たる自衛隊が、米軍と共に新境地を切り拓き日本や世界に貢献している事は、正に嬉しい事です!!


日米両国軍が北海道で新分野の合同訓練、20世紀の状況を鑑みれば新境地そのものだ!!



6月29日、産経新聞が伝えた日米の実動訓練の様子

出典: 6月30日に配信されたYoutube SankeiNews
https://www.youtube.com/watch?v=r54D0g-AzZI&t=1s


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