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政治に対する嘘捏造隠蔽や誹謗中傷を谷垣禎一元総裁が論破

2023-11-06 00:00:00 | 報道/ニュース
皆様、11月の連休、如何でしたか??

11月3日の文化の日など、貴方も貴女も、ゆっくりと過ごされましたか??

多くの方がそのように過ごされたかとご推察申し上げます。
勿論、家族や個人の用事等をされた方や、お仕事をされた方もおられるでしょう。

例えば、正月向けの製品や季節商品や冬場の観光シーズンに向けての設備点検などは、今がその最盛期ですからね。

それでも、日々しなければならないのが、激変する政治や国際情勢の変化への対応です。


10月31日16時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「谷垣禎一氏「ロシアは潜在的に西側怖い」国会議員の観光馬鹿にするな~夜の政論④終」の題で「夜の政論」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。

『自民党の谷垣禎一元総裁(78)の自宅を訪ねた。杯をかなり重ねた後、谷垣さんが「母方の祖父だ」といいながら、一枚の写真を手にした。フレームの中で凛々しい軍服に身を包んでいるのは、中国で謀略活動を進めた陸軍中将、影佐禎昭だ。名前の「禎一」は、影佐から一文字を取ったという。

「祖父は硫黄島で自決した栗林忠道中将と陸軍大学校の同期で、当時の陸軍参謀本部第8課(宣伝謀略課)の初代課長を務めたそうです。米国のCIAのような組織ですよ。戦争を始めようとするとき、そんなところがないとできないから」
影佐は、日中戦争初期の戦争指導に携わり、昭和14年には蒋介石と対立していた親日の汪兆銘政権を樹立する際の中心人物となったという。


「どうすれば停戦交渉に持ち込むことができるか、考えながら任務にあたっていたはずだ。そんなとき、当時の近衛文麿首相が突然『今後は蒋介石を相手にせず』と宣言した。祖父は相当困ったはずだ。仮にロシアのプーチン大統領が『今後はウクライナのゼレンスキー大統領を相手にしない』と言ったら、停戦交渉を考えているロシアの人は『じゃあ今後はだれを相手にすればいいのか』と思うはずだ。それだけ戦争を止めるというのは難しい」


「当時できた南京政府で、祖父は軍事顧問。そのときの財政顧問が、後の福田赳夫元首相だったそうです。だから息子の福田康夫元首相は、幼少期に南京に住んでいた。私が衆院選で初当選したとき、何かの舞台で赳夫元首相とご一緒したことがある。『君が谷垣君か。私は君のおじいちゃんを知っておるよ』と声をかけられました」
おじいさんからみれば、今の日本はどう映るだろうか。


「昔も今も、日本は同じような選択を迫られている。例えばね、加藤紘一元幹事長の縁戚に石原莞爾がいた。彼の本は面白い。『日本は英米のような海洋国家と手を結ぶか、それとも大陸の国家と結ぶか。大陸国家と結ぶのならば、シベリアから新疆(しんきょう)までにらんだ政策を考えなければならない』と書いている。今でも全部通用する議論ですよ。(現代の中国の巨大経済圏構想)『一帯一路』のようなものを日本が考え、中国だけでなくシベリアまで日本が関与できるかどうか。そこまで考えなければならないと説いている」

海洋国家か大陸と手を結ぶか。どちらを選ぶべきだと思いますか。

「今の日本はG7(先進7カ国)だけに目を止めてはならないと思う。難しいけどね」
妻の佳子さんが遺した銀のおちょこを傾けながら、谷垣さんは今度はロシアの話を始めた。舞台は2006年、モスクワで行ったG8(主要8カ国)財務相会合だ。

「このときのロシアの張り切りぶりはなかった。モスクワで会合に臨んだとき、私は有名なオペラに招待された。劇場に足を運ぶと、『今日は日本の財務相がお見えだ。皆さん歓迎の拍手をお願いしたい』となるのだ。歓迎の夕食会では、出演したトップバレリーナが来た。最後は大統領のプーチン氏との面会だ」

「つまりそのときは、ロシアもG8で生きていこうとしていたのでしょう。今のように西側と対立することは望んでいなかったはずだ。もちろん、一国の主権を侵害する今のウクライナ侵略を許すわけにはいかないが、西側も冷戦崩壊後、もう少しロシアを抱き込むためのうまいさばき方がなかったのかと思うのです」


谷垣さんは、米国務省のロシア担当者から聞いた話を続ける。
「『ロシアは潜在的に西側が怖いのだ。かつてはナポレオンに、そしてヒトラーにも攻め込まれた。なんとかあそこに耐えられるようになりたい。こういう気持ちが本能的にある』というのですよ。日本も怖がられているかもしれませんね。小さな国と思っていたら、日露戦争であんな結果になって」


こう言った後、谷垣さんがつぶやいた。
「日本の戦後教育は、こういうことを身に染みて感じるような教え方をしていないと思うんですよね。われわれは、過去の歴史を相当目を広げてみなければならない。例えば民族を寄せ集めた国は、なぜ統合を図ろうとしているのか。米国、中国、ロシアも、日本にはわからない苦労がある。だからさ‥」



谷垣さんは、昨今話題になる国会議員の海外視察に話を転じた。

(中略)

「向こうの議員と会って、会議だけしているんじゃわからない。往年の建築物を見て、何のためにこれを作ったのか、一体この国は何を恐れているのか。歴史を深く体感する必要があるんですよ。国会議員であっても、観光を馬鹿にしちゃいけないんだ。外国の要人で日本の首相や外相と会った人はたくさんいるだろうが、伊勢神宮や出雲大社を知らない人が、本当に日本のことが分かるのか、と素朴に思う」

「例えばフランスに行ったらルーブル美術館を見て、焼けたけどノートルダム大聖堂を見て、『フランスの歴史はふくらみがある』と感じてほしい。現地でしっかり観光し、歴史を学び、建築物に触れ、そこの酒を飲めというのが私の考えですよ」

酒をすっかりたいらげた谷垣さん。
「世論もね、そういうものに触れるゆとりまで叱らないでほしいんですよ」(聞き手 水内茂幸)



正に、正に、自民党の谷垣禎一元総裁のご見識は素晴らしいものがあると、高く評価します!!
逆に申し上げるならば、極左反日反米の「自称・外交の天才」の文在寅前大統領をはじめ、偏向報道のマスコミや「自称・ジャーナリスト」の屈折した現実無視の論調、嘘捏造隠蔽や誹謗中傷をする輩達には、彼のような高い見識などは無いし、無いでしょう!!
真面な討論すら出来ないでしょうね。


例えば、11月2日の岸田文雄首相の記者会見で、同日首相官邸HPが公開したやり取りでは、首相が開き直った強い政策の意思を次のような場面がありました。

『(質疑応答にて)

(前略)

(内閣広報官)
 篠原さん。

(記者)
 テレビ東京、篠原です。よろしくお願いします。
 総理に直接申し上げるのは大変失礼かもしれませんけれども、インターネットなどでは総理のことを「増税メガネ」などと呼ばれていて、総理自身に増税のイメージがついています。このことについて、総理は率直にどのように感じていますか。また、この「増税メガネ」という言葉に代表されるように、総理についた増税のイメージを総理自身が気にされて、それを払拭しようとして、今回、減税に踏み込んだのではないかという見方も出ているのですが、この点についてはいかがでしょうか。

(岸田総理)
 まず、御指摘のように「増税メガネ」など様々な呼ばれ方をされているということは、私も承知しております。ただ、どんなふうに呼ばれてもこれは構わないと思っております。どんな呼ばれ方をしようとしても、やるべきだと信じることをやるということなのだと思います。経済対策も、また防衛力の強化も、こども・子育て政策も、またエネルギー政策も、国民の皆様のため、我が国の経済のためにやるべきと信じているものについて、これからもやっていくということに尽きるのだと思っています。政策の順番とかやり方等には工夫をしながら、やるべきだと自分が信じることについて決断し、そして実行していく。こうした姿勢はこれからも大事にしていきたいと思っています。
(以下略)』


正に、岸田文雄首相は、先輩の谷垣禎一元総裁の意思を引き継いでいますね!!


政治に対する嘘捏造隠蔽や誹謗中傷を谷垣禎一元総裁が論破




11月2日、官邸にて記者会見を行った岸田文雄首相
出典:首相官邸HP


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