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トランプ次期大統領が台湾の蔡総統と電話会談した画期的な事態の裏には日米同盟と対中戦略あり

2016-12-04 00:00:00 | 報道/ニュース
12月2日にトランプ次期大統領が台湾の蔡総統と電話会談をしたことが公表され、衝撃が走っています。
12月3日10時11分に産経ニュースが「【トランプ次期大統領】トランプ氏、台湾の蔡総統と異例の電話協議 79年の米中国交正常化後初」の題で次のように伝えました。
『ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は2日、台湾の蔡英文総統と電話協議し、「米国と台湾の経済、政治、安全保障面での緊密な結びつき」を確認した。蔡氏は今年5月に就任しており、両者は互いに祝意を伝え合ったという。トランプ氏の政権移行チームが発表した。

 米大統領は1979年に当時のカーター大統領が米中の国交を正常化させて以来、「一つの中国」原則を認識し、異論を唱えないとする立場から台湾の総統との接触を控えてきた。米メディアによると、米大統領や当選した次期大統領による協議が明らかになったのは79年以来で初めて。

 トランプ氏は中国の習近平国家主席とも11月14日に電話で協議した。中国側によると、両氏は早期の会談実現や米中関係の強化で一致。トランプ氏が助言を受ける米中国交正常化の立役者キッシンジャー元国務長官も2日に北京で習氏と会談している。今回、台湾との接触で中国側の反応を探る狙いがあるとみられるが、中国の反発は必至だ。

 米国は中国との国交正常化と同時に台湾と断交したが、その後も台湾関係法に基づく武器売却などを通じて台湾を支援し、中国による武力侵攻を牽(けん)制(せい)してきた。』

トランプ氏は「フィリピンのトランプ」とも言われているドゥテルテ比大統領に訪米要請するなど、「ウマが合う」首脳には次々とラブコールを送っています。

今回の台湾総統との電話について、トランプ氏はツイッターで深くは触れていませんが、台湾との関係強化を模索していることは間違いないようです。
台湾と言えば、日本の安倍首相も関係強化を模索しており、安倍首相の母親も最近台湾を訪問しています。

トランプ次期大統領が台湾の蔡総統と電話会談した画期的な事態の裏には日米同盟と対中戦略あり、と言えそうです。

今後の外交や安全保障政策の動きが注目されます。


11月17日、ニューヨークのトランプタワーにて、トランプ次期米国大統領(右)と会談する安倍首相
出典:首相官邸HP

台湾を巡る外交でも、日米は同一歩調を取っていることに注目する必要があります。

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