fx4月29日、かつての「みどりの日」であり、今は昭和の日となっていますが、今年の4月29日は大きなターニングポイントになるかも知れません。
それは、貴方も貴女も報道等でご承知でしょう。
米ドル-円相場が160円を超えてから、一気に5円レベルの円高を示したからです。
4月29日14時48分にロイターが「円が対ドルで5円上昇、介入観測 神田財務官「ノーコメント」By Vidya Ranganathan」の題で次のように伝えました。
『(前略)
[シンガポール 29日 ロイター] - 29日の外国為替市場で円が対ドルで5円上昇し、市場関係者からは日本のドル売り円買い介入との見方が出ている。
ドルはこの日、一時1ドル=160.245円まで上昇し、34年ぶり高値を更新する場面があった。
(中略)
その後は158円付近まで下げた後、さらに155.25円まで急落した。
0500GMT(日本時間午後2時)時点では1.6%高の155.86円。
バンク・オブ・シンガポールの通貨ストラテジストは、ドル円の下落が突然かつ急激だったことに言及し「介入のように見える」と語った。
円は今年に入り約11%下落しており、市場では日本の当局による
介入への警戒感が高まっていた。
(以下略)』
米ドル-円相場は、筆者にとっても日々、調査対象なのでよく存じていますが、3月頃から円安誘導、円高誘導の売買が激しく、意図的な大量売買が頻発していました。
4月30日06時03分に同メディアが「NY外為市場=円急騰、日本当局が介入との見方
By ロイター編集」の題で次のように伝えました。
『(前略)
[ニューヨーク 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、日本円が対ドルで序盤に付けた34年ぶりの安値から一時約5円高と急騰した。市場では日本当局が1年半ぶりに円買い介入を実施したとの見方が広がった。
ドル/円は取引時間中に一時160.245円と1990年以来の高値を付けた後、一時154.4円に急落。介入観測が広がった。
終盤は1.47%安の156.01円。日本はゴールデンウィーク期間中でアジア時間の商いは通常よりも乏しかった。ドル/円は正午過ぎに再び急落し、6分間で156.495円から155.05円に下落した。
FXストリート・ドット・コムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサーニ氏は「市場の商いが乏しく、何をしてもより大きな効果が得られるため、タイミングは実に理にかなっている。だからこそ日本当局はアジア市場で比較的早い時期に実施することを選んだのだ。そうすれば、より多くの効果を得られる」と述べた。
神田真人財務官は29日午後、外国為替市場でドル/円が乱高下し、市場で介入観測が広がったことについて、「為替介入の有無については申し上げない」と述べた。過度な変動による悪影響は「看過しがたい」とし、「必要に応じて適切な対応をする」と語った。
(以下略)』
米国のトレーダーは、米国政府の言いなりに動く、というのは業界の常識。
大手ヘッジファンドをはじめ、ドル買い円売りに動いているのは周知の事実です。
一方、我が日本側はその逆ですから、3月ではある程度の綱引きに終始していましたが、4月に入ってその均衡が徐々に壊れ、一気に円安ドル高になりました。
その後、ご紹介したように4月29日の「大規模」な市場介入につながったのです。
【時局直言】円の市場介入は今や日常的です!!
為替介入のイラスト
出典:いらすとや フリー素材
ご意見、ご要望等はコメント欄やX等でお願いします。
いいね、等の高評価や読者登録等も頂けると幸いです!!
それは、貴方も貴女も報道等でご承知でしょう。
米ドル-円相場が160円を超えてから、一気に5円レベルの円高を示したからです。
4月29日14時48分にロイターが「円が対ドルで5円上昇、介入観測 神田財務官「ノーコメント」By Vidya Ranganathan」の題で次のように伝えました。
『(前略)
[シンガポール 29日 ロイター] - 29日の外国為替市場で円が対ドルで5円上昇し、市場関係者からは日本のドル売り円買い介入との見方が出ている。
ドルはこの日、一時1ドル=160.245円まで上昇し、34年ぶり高値を更新する場面があった。
(中略)
その後は158円付近まで下げた後、さらに155.25円まで急落した。
0500GMT(日本時間午後2時)時点では1.6%高の155.86円。
バンク・オブ・シンガポールの通貨ストラテジストは、ドル円の下落が突然かつ急激だったことに言及し「介入のように見える」と語った。
円は今年に入り約11%下落しており、市場では日本の当局による
介入への警戒感が高まっていた。
(以下略)』
米ドル-円相場は、筆者にとっても日々、調査対象なのでよく存じていますが、3月頃から円安誘導、円高誘導の売買が激しく、意図的な大量売買が頻発していました。
4月30日06時03分に同メディアが「NY外為市場=円急騰、日本当局が介入との見方
By ロイター編集」の題で次のように伝えました。
『(前略)
[ニューヨーク 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、日本円が対ドルで序盤に付けた34年ぶりの安値から一時約5円高と急騰した。市場では日本当局が1年半ぶりに円買い介入を実施したとの見方が広がった。
ドル/円は取引時間中に一時160.245円と1990年以来の高値を付けた後、一時154.4円に急落。介入観測が広がった。
終盤は1.47%安の156.01円。日本はゴールデンウィーク期間中でアジア時間の商いは通常よりも乏しかった。ドル/円は正午過ぎに再び急落し、6分間で156.495円から155.05円に下落した。
FXストリート・ドット・コムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサーニ氏は「市場の商いが乏しく、何をしてもより大きな効果が得られるため、タイミングは実に理にかなっている。だからこそ日本当局はアジア市場で比較的早い時期に実施することを選んだのだ。そうすれば、より多くの効果を得られる」と述べた。
神田真人財務官は29日午後、外国為替市場でドル/円が乱高下し、市場で介入観測が広がったことについて、「為替介入の有無については申し上げない」と述べた。過度な変動による悪影響は「看過しがたい」とし、「必要に応じて適切な対応をする」と語った。
(以下略)』
米国のトレーダーは、米国政府の言いなりに動く、というのは業界の常識。
大手ヘッジファンドをはじめ、ドル買い円売りに動いているのは周知の事実です。
一方、我が日本側はその逆ですから、3月ではある程度の綱引きに終始していましたが、4月に入ってその均衡が徐々に壊れ、一気に円安ドル高になりました。
その後、ご紹介したように4月29日の「大規模」な市場介入につながったのです。
【時局直言】円の市場介入は今や日常的です!!
為替介入のイラスト
出典:いらすとや フリー素材
ご意見、ご要望等はコメント欄やX等でお願いします。
いいね、等の高評価や読者登録等も頂けると幸いです!!