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巨人・原辰徳監督の辞任は自身の限界を痛感したからでしょう

2023-10-08 00:00:00 | 報道/ニュース
あらゆる職業には、人生と同じように「始め」と「終わり」があります。

このような類いの言葉を聞けば、貴方も貴女も、そんな事分かっているよ、との返答が還ってくるでしょうね。

それでは敢えて筆者は問います。

巨人・原辰徳監督の辞任劇は、誰でも有り得るのですが、その備えは!?

この質問に対する返答は難しいでしょうね。


10月4日23時56分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「フォト
巨人・原監督が辞任「阿部慎之助君にチームを」」の題で次のように伝えました。

『プロ野球巨人の原辰徳監督(65)が4日、今季限りで退くことを明らかにした。最終戦となった東京ドームでのDeNA戦後のセレモニーで「辞任します。新しいリーダー、阿部慎之助君にチームを託そうという決断をしました」とあいさつし、後任が阿部ヘッド兼バッテリーコーチ(44)であることを明言した。

原監督は巨人の監督を3度務め、9度のリーグ優勝と3度の日本一に導いたが、監督通算17年目の今季は優勝争いに加われず、2年続けての4位でクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。


3年契約の2年目だったが、不振の責任を取る。4日の試合は1―0で勝ち、巨人監督として歴代最多の通算勝利数は1291勝となった。』

原監督はマスコミ等の批判に晒されてきた事は事実でしょうし、筆者としても巨人の近年の成績不振には前監督を含めて厳しい見方をし続けてきました。

それでも、原監督はやる事はやっているのです。

同日10時54分にzakzak by 夕刊フジが「巨人・原辰徳監督が辞任へ 阿部慎之助新監督へ〝置き土産〟 指揮官自ら身を引き意中の後継者にゆだねたい意思を伝える」の題で次のように伝えました。

『(前略)

原監督が4連覇を逃した15年オフに第2次政権に終止符を打ちながら、後任の高橋監督も3年連続V逸となった18年オフに三顧の礼で呼び戻し、編成トップも兼ねた全権監督として第3次政権を誕生させた山口オーナーの衝撃発言。7月10日の時点では原監督への評価を聞いた夕刊フジに対し、「お任せしているわけだからね。7、8月に勝ち星を重ねて行ければ先が見えてくる」と信頼を口にしていた。ただ、その7、8月に貯金を伸ばせないまま9月に入った。

CS争いを続けていた上旬までは来季の続投に楽観的な空気が漂っていたが、CS進出の可能性とともに続投の機運も急激にしぼんでいった。過去に例のない同一監督による連続Bクラスではかばい切れず、親会社側も政権交代に動くなかで、指揮官自ら身を引き意中の後継者にゆだねたい意思を伝えた。


任期満了ではないが、過去2度の退任時との決定的な違いは、自身の後任も含め常勝軍団の再興に道筋をつけてのバトンタッチである点だ。今季は若手を積極的に抜擢。先発投手では山崎伊が一本立ちし、後半戦に急成長した赤星も3日の中日戦で5勝目を挙げた。この日は懸案の「1番・中堅」のポストをドラフト1位新人で18歳の浅野が担い、岡本和に続く主軸候補として起用してきた21歳の秋広も「6番・右翼」で先発。さらに、「2番・遊撃」には長年のテーマだった坂本の後継者に台頭したドラフト4位新人、門脇誠内野手(22)が入った。

看板選手の坂本の三塁コンバートという大仕事が、〝育ての親〟の原監督の在任中になされた意味は大きい。若手を辛抱強く使いながら、反転攻勢を狙える陣容がようやく整いつつある来季、その成果を自ら手にすることなく、手柄を譲る形で指揮権を託すのは阿部ヘッド。4年前に青写真を描いた通り、ベンチの横に置いて帝王学を授けた後継者への禅譲という念願も実現した。

原監督に説得され、19年オフに現役を退いて指導者に転身した阿部ヘッドは、2軍監督を2年間務めた後、21年シーズン最終盤に作戦コーチとして1軍ベンチ入り。昨季はディフェンスチーフ兼作戦コーチ、今季はヘッド兼バッテリーコーチとして番頭役に就いた。


2軍監督時に培った若手指導の手腕は1軍でも発揮されている。原監督がようやく見つけた〝ポスト坂本〟、門脇は遊撃の守備は秀逸ながら打撃が課題だったが、多様なティー打撃などの練習で鍛え上げたのが他ならぬ阿部ヘッドだ。長い伝統を誇る球団でも初となる2軍監督を経験した新指揮官の下、原監督が果たせなかった12年以来の日本一へ新生巨人軍が走り出す。』


次の年の巨人の活躍が期待出来そうです。


巨人・原辰徳監督の辞任は自身の限界を痛感したからでしょう
育て上げた後継に期待!!




10月4日発行の夕刊フジきょうの目玉の画像
出典:zakzak X(旧ツイッター)


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