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日米両国は朝鮮半島の非核化や拉致・ミサイル問題の不可逆的解決を強力に打ち出して実現せよ!!

2018-04-27 00:00:00 | 報道/ニュース
南北朝鮮の首脳が朝鮮半島の軍事境界線上にある板門店にて、27日、28日に南北首脳会談を開催します。

しかし、これは南朝鮮たる韓国の文在寅大統領の目指す「朝鮮半島の社会主義国家への道」そのものなのです!!

4月25日にzakzak by 夕刊フジが「高橋洋一 日本の解き方」のコラムにて「韓国が「社会主義国」になる日… 連邦制で統一目指す文政権、南北首脳会談が最初の一歩」の題で次のように伝えました。

『韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の南北首脳会談が27、28日に板門店で開かれる。その後に米朝首脳会談が予定され、中国の習近平国家主席の訪朝観測もあるなか、文政権はどのような思惑で会談に臨むのか。

 文大統領にとって、「南北統一」は金看板だ。そのための手法が南北連邦制である。朝鮮半島で「1国家2体制2政府」とし、南北の地方政府がそれぞれ国防、外交権を持つ構想で、地方政府の上位に、連邦国家の中央政府が位置する。

 表向き南北で対等に見えるが、文大統領の一派は、韓国そのものを北に渡してもいいという強い信念を持つといわれる親北勢力だ。南北連邦制によって韓国が北朝鮮にのみ込まれ、同化することを望んでいると筆者はにらんでいる。

 このため、北朝鮮と中国が接近していることは好都合である。なにしろ、文大統領は昨年12月、中国を訪問した際、韓中関係は「運命共同体」とまで言い切ったくらいだ。南北統一後も、中国と運命共同体でありたいと考えるなら、南北首脳会談の際、北朝鮮とともに中国との友好アピールを演出し、あたかも「同盟国」のように振る舞うだろう。

 北朝鮮と中国が合意している「朝鮮半島の段階的な非核化」についても韓国は基本的に歓迎するだろう。「段階的」とは「時間をかける」という意味だが、「時間稼ぎ」という意味もある。しかも、北朝鮮と中国は指導者の任期はない。これに、大統領任期が1期5年と定められている韓国が乗ることはかなり危険であるが、文大統領は「段階的」を逆手に取る形で憲法改正を行い、任期の2期8年への延長をもくろんでいる。3月26日には憲法改正案を国会に提出した。

「朝鮮半島の非核化」は、北朝鮮の非核化のみならず、在韓米軍撤退も含まれているが、これも、文大統領が描く「中国と運命共同体となっての南北統一」には不可欠な要素なのだ。
 文政権は、大統領任期を2期8年にして、韓国を資本主義国から社会主義国へ転化し、最終的には南北連邦制によって、北朝鮮への同化を目指すのではないか。そのためには、在韓米軍は撤退してもらうことが好都合だ。そこで、朝鮮半島の平和という大義名分を掲げ、南北首脳会談でそのための一歩を踏み出す可能性が高いように筆者には思える。

 少なくとも米国向けには、「朝鮮戦争の終結」というコンセプトを打ち出し、「それを達成できたトランプ大統領」という持ち上げ方をするだろう。長年休戦状態だった朝鮮戦争を終わらせるには時間がかかると言って、「段階的」を正当化し、「朝鮮半島の非核化」を「朝鮮半島の平和」と置き換えることを狙っているのではないか。

 その平和ムードのなかで、米朝首脳会談を行わせ、間接的に北朝鮮の援護をするつもりだろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)』

このような状況では、とても南北首脳会談を手放しで喜ぶ訳にはいきません。

4月26日05時03分に産経ニュースが「【主張】南北首脳が会談へ 「完全な非核化」に道筋を」の題で、南北首脳会談について次のように主張しています。

『南北首脳会談を迎える。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の直接対話に先立ち、意義のある会談となるよう期待したい。

 一貫して目指すべき課題は、北朝鮮の完全かつ検証可能で不可逆的な非核化である。
 軍事境界線の韓国側に出向いてくる金正恩氏に対し、韓国の文在寅大統領はそれが北朝鮮に求められている状況だと誤りなく伝えるべきだ。
 明確な意思を示し、具体的な行動に移す。それなしには、朝鮮半島の平和構築はもとより、北朝鮮の安定的な存続も困難だ。融和ムードを演出するより、本質的な問題を突き付けるときである。

 金正恩氏は先に、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を中止すると表明したものの、非核化に言及しなかった。
 国連決議が北朝鮮に要求しているのは、核、生物、化学の大量破壊兵器とあらゆる弾道ミサイルの放棄である。実行されない限り、北朝鮮は平和への脅威であり続け、国際社会の輪の中に入っていけない。
 南北双方がこの認識を共有しなければ、協議は進展しまい。

 北朝鮮が話し合いの場に出てきたのは、国際圧力によるところが大きい。非核化の実現まで、引き続き圧力をかけ続けるのは当然のことである。
 安倍晋三首相は文氏に電話し、「最大限の圧力の継続」を申し合わせた。トランプ氏も「最大限の圧力」を強調している。

 北朝鮮問題をめぐる日米韓3カ国の連携は今後、ますます重要になる。北朝鮮のいかなる言動にも結束して対応し、非核化へと導いていく必要がある。
 文氏には、目先の成果ではなく本当の意味で朝鮮半島や地域の平和と安定につなげることを考えてほしい。南北間の平和構築の取り決めが、その後の対北交渉を制約するものとなってはなるまい。

 北朝鮮は過去、核凍結、放棄の約束をほごにしてきた。トップの発言を慎重に見極めるべきだ。
 文氏は金正恩氏に拉致問題も提起するという。北朝鮮の国家犯罪であり、拉致被害者全員の帰国要求を突き付けてほしい。

 トランプ氏も米朝会談で拉致問題解決に「ベストを尽くす」と述べている。政府は、2つの会談での提起を今後の直接交渉につなげる検討を急ぐべきである。』

正に、この主張は正論です!!


日米両国は朝鮮半島の非核化や拉致・ミサイル問題の不可逆的解決を強力に打ち出して実現せよ!!



日本時間の4月19日から20日にかけて米国で行われた日米首脳会談後の記者会見に応じる、安倍首相とトランプ大統領
出典:首相官邸HP 内閣広報室提供動画

北朝鮮の拉致問題にトランプ大統領が言及する重要な一場面です!!


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