12月6日に、不慮の事故でこの世を去った、タレントの中山美穂さん。
その衝撃が社会に与えた影響は、筆者を含めたファンのみならず大きかったです。
そして、その死因についても、決して他人事ではありません!!
誰でも起こりえる事なのです!!
12月8日20時39分に日刊スポーツが「中山美穂さん死去、医師の森田豊氏が入浴時の死亡事故を解説「深い眠り」「熱中症」などの可能性」の題で次のように指摘しています。
『(前略)
6日に54歳で亡くなった女優で歌手の中山美穂さんの死因が8日、入浴中に起きた不慮の事故によるものだったことが分かった。
検視の結果、事件性はないことも確認された。この日、中山さんの公式サイトで発表された。医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が、入浴時の死亡事故について解説した。
公表された情報をもとに検証すると、浴槽内で(1)深い眠り(2)熱中症(3)ヒートショック、などが生じていた可能性が考えられる。
(1)を誘発する主なものとして、<1>疲労、<2>医薬品の服用、<3>飲酒などが考えられる。顔が湯につかっても反応できず、そのまま命を落とすケースも珍しくない。(2)は熱い湯に長い時間つかると脱水傾向になり、熱中症となり気を失うことがある。(3)は検視により心筋梗塞や脳卒中の指摘がないことや、50代前半の女性であることから、その可能性は低いだろう。
消費者庁の統計によれば、19年に浴槽内で亡くなった人は4900人。交通事故死2508人の約2倍、08年から約1・5倍にも増えている。今回の事故の背景は、はっきりとしていないが、入浴には多くのリスクが潜んでいる。事故防止のために、湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしたい。
(以下略)』
浴槽内で無くなった人は交通事故死の約2倍とは。
道路の通行より危険な浴槽。
怖いですねえ~。
筆者の知人にも、63歳で温泉の露天風呂で酒を飲みながら入浴中に溺死した方もいます。
決して、決して、これらの事は他人事ではなく、たとえ入浴時や入浴前に酒を飲んでいなくても、ヒートショック等で意識を失い、そのまま亡くなる方も実例として少なくはありません。
中山美穂さんの死因は入浴中の事故、入浴のリスクを考えよう
入浴時の注意を示した画像
出典:消費者庁 HP「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください! -自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています-」より
ご意見、ご要望等はコメント欄やX等でお願いします。
いいね、等の高評価や読者登録等も頂けると幸いです!!