こちらが、今回のセンチメーターマスターが、
WAガバらしからぬ、『甲高い作動音』を出した、
パーツであります。

エンジン内部は、こんなパーツ構成でした。
海外製の、

GCSキャンセルパーツです。
こんな感じで、

メーカー純正では、ブローバック側にムダに流れるガスを
GCS(ガス・コントロール・システム)によって、カットして
いるのですが、GCSキャンセルパーツは、それをキャンセル
することにより、そのまま後ろにガスを流し、リコイルの強さを
楽しめるパーツとなっております。
ブローバックが強くなると、早さを競うスピードシューティングでは
不利では?と思うかもしれませんが、

このパーツは、ブリーチ側にガスを放出するルートの穴が、
ノーマル純正よりも狭いので、これを活かそうと思いました。
ガスが入ってくる入り口は、

ノーマルと同じような広さなので、
このガスの、

入り口部分に、
ルートを狭める、

ワッシャーを入れて、流れるガスの量を少なくします。
(一番上の画像にある、小さなワッシャーがこれです)
これは以前、ともさんから教えて頂いた方法で、
ハイキャパのフルオートである、プロキラー3.9
などの高速でブローバックする短いスライドの
破損を防ぐために、入れられたパーツなんだそうです。
(あれ?違いましたっけ・・・)
このワッシャーをハイスペックエンジンでも使ってみました。
すると、
ブローバックのリコイルは鋭いものの、
リコイル自体はキツクないので、
シャープなのに、重くない撃ち応えになりました。
実銃は撃った事がないので分からないのですが、
『ドッカ~ん!』という45口径の重いリコイルに対して、
『バシュっ!』みたいな、10mmらしい鋭さが出せたことにより、
見た目だけでなく、撃ち味もセンチメーターマスターらしさ
になったんではないかと、勝手に思っております。
で、
甲高い音の正体は、
ローディングノズルガイドにあたるこの部分が金属製のため、

ブリーチに当たった時、金属特有の甲高い音を出している
のだと思います。
その音が、金属製のコンプのポートで増幅されて・・・
って事じゃないでしょうか。