マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

マッタリな、トイガン&ドライブのブログです♪

初のチューニング

2016-07-04 00:06:00 | ∟86
さてさて、

 無事に86の初車検が終わりましたねぇ~
替えるところはほんとんどなく、
3年間で約3万kmでツルツルになった
タイヤを交換したのみです。

まぁ、これまでに油脂系には気を使って
交換してきましたからね。

さて、これからを(86を)どうするか?
なのですが、楽しくあちこちを走り、とっても
気持ちのいい楽しい車ではあるのですが、
ずっと、気になっていたところがありました。
 それはトラクションのかかりの悪さです。
普通の街乗りでは、ほとんど感じませんが、
(まぁ、交差点とかでタイヤキュルキュル
言わせて走るなんて、ねぇ?)峠を走ると
タイトなコーナーですと、確実にVSCが介入して
メーターのVSCのランプがパカパカ点灯します。
また、コーナーでなくとも、私の好きな林道
とかを走り、轍があるような、左右で凸凹した
路面ですと、そこでもVSCが作動したりします。
初めは、タイヤのせいかな?なんて思って
いたのですが、そうでもないらしいです。

 実は、86は形こそスポーツカーの形をして
おりますが、スポーツカーとしては押さえておかねば
ならぬところがしっかりとしておりませんでした。
 どういことかと言いますと、例えば、シルビアでも
ロードスターでも、サブフレームとボディの車体は
ボルトでリジッド固定されているのですが、86は
そこの固定が、ゴムブッシュを介して固定されており、
サブフレームと上モノが別々の動きをしちゃってます。
これが、誰でも運転しやすいトヨタ品質のせいなのか
どうかはよく分かりませんが、そうなのです。
 リアサスのある、リアメンバーは、4本のボルトで

車体に固定されるのですが、(こちらはCG画像)

その連結部分に硬質とはいえ、(こちらは実物の画像)

ゴム製のブッシュを貫通して固定されております。

なので、ボディとリアタイヤは別々に動いているような
印象があり、タイヤの動きがリニアに車体が付いて
こないで、まるで、タイヤのアライメントがとれて
いないかのような感覚になることもあります。

これは、リアメンバーが大きなゴムブッシュを介して

ボディフレームに結合されているため、
リアサスペンションの動きがドライバーに
正確に伝わらないからです。
それが、トラクション性能をダウンさせてしまっている
大きな原因にもなっております。
 
新車で86買って、直ぐにサスや車高調を取り付けた
方々は、この原因がわからずに、せっかく高いパーツを
取り付けても、セッティングに悩んだり、始めから
こんなものと、思っている方も多いようです。
いくら、いいサスを付けてもその土台である基盤が
しっかりと固定されていなければ、サスもその性能を
発揮することは出来ません。
86のワンメイクレースでは、レギュレーションがあり
替えられるところが限られているのですが、そうではない
レースでは、このリアメンバーの固定箇所のチューニング
は周知の事実となっているようです。

スバルのBRZでは、STIのカスタムパーツがあり、

500台の限定車『tS』では専用パーツとして、純正よ
り長いリアメンバーボルトやサポートアッパー、純正より
硬度なブッシュで対応しておりました。
トヨタでも、より硬質なゴム製のブッシュがTRDから
出ております。
 
 なので、まずはこのリアメンバーのしっかりとした
固定のチューニングを行いました。

取り付けたのはコチラ、

Arrowsさんの『リアメンバーカラーキット』です。
取り付けもお願い致しました。
今でこそ、色々なパーツメーカーから出ておりますが、
Arrowsさんはかなり早い段階(86が発売になった年)
からこのパーツをテスト&販売をしており、
アクセルペダルオフセットプレートでもお世話に
なっております♪

ノーマルのこの部分に、

カラーを取り付けると、

このようになります。

UPにすると、

こんな感じ?

後ろ

(マフラー側)

このように、ジュラルミン製のカラーでゴムブッシュを
挟み込み、ブッシュの捩れを防いでリア周りの剛性を
格段にアップさせます。
これにより、サスペンションの動きがリニアにドライバー
に伝わると同時にトラクション性能が大幅に向上するとの
事です。

で、

実際の走行はどう変わるかと言うと・・・

マジ変わります!

ショップを出るときに段差を越えて、アクセル踏み込んで
いくとそれだけで、違いを感じ取ることが出来ます。
(オーバーではなく)
リアの剛性感が格段に上がり、どっしりとしております。
アクセルに対するレスポンスが良くなったように感じる
トラクションの掛かり具合です♪
完全なリジッドではなく、純正のゴムブッシュを活かして
おり剛性が上がったからと言って、乗り心地が悪くなっ
たり、固くなったりする印象はありませんでした。

よく、人の車の助手席に乗ると、車酔いする方って
いるじゃないですか。
でも自分でステアリングを握り、運転するのは全然
酔わない人。あんな感じの挙動がリアで起こっている
とでも言えばいいのでしょうか?
(かえって分かり辛い?!)
こうなるだろうな~と、自分で思っているような車の
動きと変化を感じ取ることができます。

こういうことなんですよ、私が3年もノーマルで乗り
続けてきた訳は。
まず、素材をじっくり愛で、楽しみ、堪能する。
素の車と向き合い、対話し、そこから感じててくるもの。
長く付き合い、向かい合ったからこそ、見えてくるもの。
そして、どのように変化させて行くか、どうしようか?
どこを替えようか?
また、替えた時の違いは感じる(楽しむ)ことが
出来るだろうか?1台で、2度も3度も、何度でも、
86を楽しむことが出来ちゃいます♪

最初からアレコレ替えちゃうと、そのパーツが
効果あるのかないのか分かりませんもんね。

このパーツ、メーカーで最初から付けるのは
難しいのですかね?(製造工程とかの簡略化とかで)
最初からこの状態だと、86のスポーツカーとして
素性が、グンと良くなると思うのですがね~
(乗り心地犠牲にしてないし)


ではでは~