年末、実家に帰ったのですが、
年々、おせちどころか、料理なにも作ってなくて
結局、外に食べに行きました・・・(涙)
せっかく帰省したのに、郷土料理が食せないとは、
これ如何に?
しかし、
神は居ましたぁ!
あじゃさんがシコシコカスタムの神なら、
井浦先生の奥様は、家庭料理の神です!
T館長様も書いておりましたが、元は飲食を
生業にしていた者だからこそ分かる、
奥様の御料理の素晴らしさ、凄いのです。
なので、そんな奥様に対する敬意で、
『割烹 いうら』なんて書いております。
お正月早々、お邪魔して来ました。
(ご、ご挨拶に行っただけだったんだからね)
まずは、
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越後のお正月には欠かせない『のっぺ』です。
(のっぺいとか、のっぺ汁とか、色んな言い方があります)
里芋、人参、こんにゃく、レンコンなどを炊き合わせて、
鶏肉、ホタテの貝柱などで出汁をとった煮物です。
年末に大量に作りストックしておいて、お正月にはずっと
食べ続ける定番料理です。
まぁ、昔はコンビニとかもなかったので、なんでも1度に
沢山作っていたみたいです。
温めても、(夏には)冷たいままでも、どちらでも頂けます。
お造り
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高知産の60cmは超えるであろう脂ののった巨大なブリと
イカのお造りです。
柵どりされた大きさからも、いかに大きなブリだったか
分かります。
それは、次に出てきた御料理で決定的になります。
煮物
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ブリの頭とカマのぶり大根です。
頭がデカイ!目ん玉が直径何cmもあります。
私、魚の目ん玉って大好き♪
ぷるぷるのコラーゲンたっぷりで、目にも良さそう。
小さい頃から、魚の目ん玉を好んで食べていたから
今でも目がいいのかな?!(視力2.0)
カマも美味いですよね。
脂ものって、身も柔らかく、骨から『ホロっ』と
身がほぐれます。
味の沁みた大根も美味しいです。
ここで、煮物に対する井浦先生の好みを初めて知りました。
普通、煮物って作った日よりも1日置いた次の日の方が
味がしみて美味しいじゃないですか?
ところが、先生は、煮物でもカレーでもなんでも、作った
その日に食べるのが一番美味い!と仰るんです。
1日置くと、味がしみて味が濃くなるそうで、素材そのものの
本来の味が損なわれるそうなんです。
なので、食材の味が活きている方が荒々しく美味い!そうです。
このお話を聞いて、ピーンときました。
井浦先生の彫るアラベスク模様って、生きていると言うか、
動きがあるじゃないですか?正確な綺麗な彫り、というよりは
彫りが動き出しそうで、『生きている』んですね。
この表現が素晴らしく、私が先生の彫刻を好きな所以であります。
彫る素材もABSからHW、真鍮、アルミ、実銃の鉄など色々ありますよね~
その素材ごとに彫り味は違うでしょうし、タガネの進み具合も違います。
その素材の良さを引き出す彫刻の素晴らしさは、日々の食事から
来ているものなんだと、この時思いました。
奥様の毎日作る素材を活かした食事が、先生の彫りを支えているんだと。
お酒も進んできたので、
やっぱりビールよりは、
日本酒でしょうか?
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越後はお酒も美味いので有名です。
(108の酒蔵があります)
『麒麟山』という酒造会社の純米大吟醸で、
お酒も美味いのですが、この瓶もオシャレですよね~
これなら、日本酒飲んだことのない若い女の子も
イチコロです♪
お食事は
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押し寿司でした。
(お土産分まで頂いて、うちの子も大喜び)
Hana-chanさんは、
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これだけあれば、いいのですよね?!
たくあんも越後の寒空で干してあるので
歯応えも美味いです♪
酢の物で、
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『氷頭(ひず)膾』です。
越後では、鮭は捨てるところがない、と言われており、
全ての部位を料理に使います。
酒の頭の軟骨を使った酢の物です。これもお正月には
頂きますね。
(ヤバイ、お酒が進み1本開けてしまう勢いです)
鯛のお吸い物も、
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手鞠麸が添えてあり、縁起もイイですね♪
〆には、
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先生のご実家で、もち米を蒸して、杵と臼でついた
お餅をあんころ餅で頂きましたぁ。
やっぱり、ついた餅は米の感じが残っており
食感も違います。
実家に帰ったのに、それらしいもの食べれなくて
がっかりしてましたが、先生のお宅で、最初から最後まで、
郷土のお正月を頂く事が出来ました。
いつも いつも ありがとうございます。
年々、おせちどころか、料理なにも作ってなくて
結局、外に食べに行きました・・・(涙)
せっかく帰省したのに、郷土料理が食せないとは、
これ如何に?
しかし、
神は居ましたぁ!
あじゃさんがシコシコカスタムの神なら、
井浦先生の奥様は、家庭料理の神です!
T館長様も書いておりましたが、元は飲食を
生業にしていた者だからこそ分かる、
奥様の御料理の素晴らしさ、凄いのです。
なので、そんな奥様に対する敬意で、
『割烹 いうら』なんて書いております。
お正月早々、お邪魔して来ました。
(ご、ご挨拶に行っただけだったんだからね)
まずは、

越後のお正月には欠かせない『のっぺ』です。
(のっぺいとか、のっぺ汁とか、色んな言い方があります)
里芋、人参、こんにゃく、レンコンなどを炊き合わせて、
鶏肉、ホタテの貝柱などで出汁をとった煮物です。
年末に大量に作りストックしておいて、お正月にはずっと
食べ続ける定番料理です。
まぁ、昔はコンビニとかもなかったので、なんでも1度に
沢山作っていたみたいです。
温めても、(夏には)冷たいままでも、どちらでも頂けます。
お造り

高知産の60cmは超えるであろう脂ののった巨大なブリと
イカのお造りです。
柵どりされた大きさからも、いかに大きなブリだったか
分かります。
それは、次に出てきた御料理で決定的になります。
煮物

ブリの頭とカマのぶり大根です。
頭がデカイ!目ん玉が直径何cmもあります。
私、魚の目ん玉って大好き♪
ぷるぷるのコラーゲンたっぷりで、目にも良さそう。
小さい頃から、魚の目ん玉を好んで食べていたから
今でも目がいいのかな?!(視力2.0)
カマも美味いですよね。
脂ものって、身も柔らかく、骨から『ホロっ』と
身がほぐれます。
味の沁みた大根も美味しいです。
ここで、煮物に対する井浦先生の好みを初めて知りました。
普通、煮物って作った日よりも1日置いた次の日の方が
味がしみて美味しいじゃないですか?
ところが、先生は、煮物でもカレーでもなんでも、作った
その日に食べるのが一番美味い!と仰るんです。
1日置くと、味がしみて味が濃くなるそうで、素材そのものの
本来の味が損なわれるそうなんです。
なので、食材の味が活きている方が荒々しく美味い!そうです。
このお話を聞いて、ピーンときました。
井浦先生の彫るアラベスク模様って、生きていると言うか、
動きがあるじゃないですか?正確な綺麗な彫り、というよりは
彫りが動き出しそうで、『生きている』んですね。
この表現が素晴らしく、私が先生の彫刻を好きな所以であります。
彫る素材もABSからHW、真鍮、アルミ、実銃の鉄など色々ありますよね~
その素材ごとに彫り味は違うでしょうし、タガネの進み具合も違います。
その素材の良さを引き出す彫刻の素晴らしさは、日々の食事から
来ているものなんだと、この時思いました。
奥様の毎日作る素材を活かした食事が、先生の彫りを支えているんだと。
お酒も進んできたので、
やっぱりビールよりは、
日本酒でしょうか?
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越後はお酒も美味いので有名です。
(108の酒蔵があります)
『麒麟山』という酒造会社の純米大吟醸で、
お酒も美味いのですが、この瓶もオシャレですよね~
これなら、日本酒飲んだことのない若い女の子も
イチコロです♪
お食事は
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押し寿司でした。
(お土産分まで頂いて、うちの子も大喜び)
Hana-chanさんは、
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これだけあれば、いいのですよね?!
たくあんも越後の寒空で干してあるので
歯応えも美味いです♪
酢の物で、
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『氷頭(ひず)膾』です。
越後では、鮭は捨てるところがない、と言われており、
全ての部位を料理に使います。
酒の頭の軟骨を使った酢の物です。これもお正月には
頂きますね。
(ヤバイ、お酒が進み1本開けてしまう勢いです)
鯛のお吸い物も、
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手鞠麸が添えてあり、縁起もイイですね♪
〆には、
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先生のご実家で、もち米を蒸して、杵と臼でついた
お餅をあんころ餅で頂きましたぁ。
やっぱり、ついた餅は米の感じが残っており
食感も違います。
実家に帰ったのに、それらしいもの食べれなくて
がっかりしてましたが、先生のお宅で、最初から最後まで、
郷土のお正月を頂く事が出来ました。
いつも いつも ありがとうございます。
至らないブログにお越し頂き、
ありがとうございます。
あじゃさんのところではお世話になっております。
>「氷頭膾」
ご存知で、大好きと言う事で
とっても嬉しいです。私も大好物です!
実家ではお正月にしか食べなかったので
年に1度のご馳走でした。
(大根おろしや、かきのもと、トト豆、入りの豪華バージョン!)
あ、こんな事書いても↑地元の方でないと分からない食材ですね。
氷頭膾、東京でも売っているところあるんですね。
お店とか入らないと食べれないと思ってました。
もしまた気が向きましたら、
いつでも遊びに来て下さい♪
さて、Tanfoglioの記事書かなきゃ・・・
>(ご、ご挨拶に行っただけだったんだからね)
虎視眈々と狙って行ったんだと思う方に1000円・・・
このお漬け物がぜひお茶漬けが欲しいですね、お茶請けにも最高です。
>小さい頃から、魚の目ん玉を好んで食べていたから
>今でも目がいいのかな?!(視力2.0)
こうした人は得てして40代後半で夕暮れ時に目がかすみ字がぼやけ
疲れ目かと思っていたのに、2、3日しても症状が消えず
己が老眼になったのを知るのであります。
ち~ん
これだけ先生の奥様が丹精込めて作られた
御料理があるのに、お漬物だけしか食べられないなんて、
人生の半分を損しているように思いますね。
老眼になるのは、眼の筋力が落ちるからで、
目がいいからなりやすい、という訳ではありません。
年取るといい人も悪いひとも等しく筋力低下になります。
今までが見えすぎているので、見えにくくなった時の差が
大きすぎて、『悪くなりやすい』と思われているようですが・・・
先生なんて、今でも彫刻する時、裸眼ですからね!
目の良さも、目指せ!井浦先生であります♪