タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

火天の城

2009年10月01日 | Weblog


 今も昔も日本人の心、精神は建築にも、その他製造業にも受けつがれて
いくものだと思っていた。技術力はどんどん進化しめまぐるしく、進展し
ていくそしてそれは引き継がれていくのだが、そのこころまでは引き継が
れない。別の言い方をすれば、こうあるべきだという、目ざしているもの
を示さないのだろうか?できればいいのだろうか?この映画は、城づくり
も国づくりも同じ、そしてもちろん今と違って人力がすべての時代だった。
当時の名工といわれる人々は、僕には考えられない覚悟と自信が必要
だったのだろう。建築家「安藤忠雄」氏は建築は決して平和な好意では
ない。建築物の個性というのはつくった人物の個性にかかっている。
技術ではなく”思い”である。そしていまの日本には強い責任感と統率力
を持った魅力的なリーダーがいないこのままじゃ、国が滅びる。一度沈没
しない限り日本に闘争心は戻らないとも。そしてこの不況の時代、光は
なかなかみえないがそれでも自分で探さないといけない「生きる」という
ことは覚悟すること。