今は団塊世代の人が退職、鉄道マニアも急上昇と聞く。どこかで見た
普通の電車が高岡駅ホームに滑り込んだ。降りる人は少なく、乗る人は
観光客で満員だった。目的地は氷見駅終点である。進行方向の右側が
海岸線で日本海がよく見える、3両連結で先頭車両に忍者ハットリ君の
キャラクターが描かれている。来たからには見たい!乗りたい!撮りたい!
幾つになっても、童心に帰って楽しもう!ダンダンその気になってきた。
見知らぬ人とカメラ談義に花も咲いた。しかし日本海はどんより曇り
おまけにカメラブレだった。氷見の魚市場・海鮮館は二度目だった。
前回美味しかったアジの開きなどお買い得品を買って、バスの中に持ち込む。
座席に持ち込むと痛むので、バスの荷物置き場をあけてもらう。
このバスは最新式である。エンジン近くに置いても痛まないという、下の
荷物置き場も二箇所に分かれているのだ。最近珍しい運転手、添乗員兼バス
ガイド二人で、二人とも男性である。しかも二人とも第二の人生を生きている、
意気のあったがんばる男性二人であった。運転手は前料理人、添乗員兼バス
ガイドは前ホテルマン、チームワークよろしく口うるさいおばあさんグループ
と巧く渡り合っていました。