寒いけれど、街をあるくのは楽しい。カメラをぶら下げて立ち止まり撮影
している人が他にもいた。僕は珍しいショーウィンドーをとってみたが反射
してうまくいかなかった。自分の撮影する姿が右下に映る。
女房にナルシストと言われて久しい。
そんなところもあるような気がする。しかし年取ってから芽生えた感覚のような
気がする。サラリーマン時代は、服装といえば男は背広、ホワイトカラーも
ブルーカラーも皆、背広であった?時代もほとんどが正社員だった。
女房の実家がテイラーだったので背広も仕立ててくれた。
退職して背広を脱いだ時の生活が、社会から疎外されているようで寂しかった。
女房の実家も継ぐ人はいなくなった。
今は時代も様変わり、年に一・二回しか着ない背広。
上はユニクロ製品、下は女房が作ったゴム付ズボンである。
おかげで配色豊かな服装、しかも生地もさまざまなもので作ってもらえる。
朝ドラ「カーネーション」が人気らしい。
岸和田と泉佐野に挟まれた忠岡に一年住んだ思い出から、ツアーを申し込んだが
決行されず取りやめたが、「カーネーション」に出てくるミシンには、女房と僕
との接点があるのだ。
コシノブランド・越野順子の生き方に勇気をもらえる今の日本がある。
影の声:テレビの中の恋愛、今の彼女の顔忘れましょう!・・・