93歳のおじ様が緊急入院、一週間もつかもたないからしい。
従兄弟と病院、集中治療室で落ち合うこととなった。彼からの連絡によると
救急センターの集中治療室に入院とのこと。面会時間も一日3回で、我々に
与えられた時間は、11時から11時15分までだった。
11時20分前に一区手前のバスの中にいる、僕の携帯電話が鳴る。
従兄弟から「集中治療室前の待合室にいます。場所は3階だ」とのこと。
急がなければと気が焦る。救急センター一階の受付でおじ様の名前を告げる
3階までエレベーターでどうぞ!治療室の前へ、おじ様の付き添い長男の嫁
さんしかいない。先ほどの着歴を使用、今何処に居るの?3階おかしい?
こちらも3階?落ち着け!落ち着け!一きり言い合った末こちらは救急センタ
ーの集中治療室?名前を良く見ると救急センターの救急救命室?
おじ様にあってからもなぞがとけないでいた二人。
確かにこの部屋は病院は違うが、今まで入った集中治療室の雰囲気とは
違って明るく感じたのだが。面会を終えてなぞがとけた。
彼は集中治療室から尋ねた。連絡を受けた僕は、救急センターから尋ねた。
それにしても、おじ様やるじゃないか!94歳の女友達のお見舞いを受け
「どうしたの?わたし元気よ!」「なんぜおれがこうなるんだ?」
耳がほとんど聞こえなくなったおばあさんとの会話。微笑ましかった。
我々は、従兄弟の妹が経営する店で昼食して別れた。再見?