元文化庁長官で、日本を代表する臨床心理学者、河合隼雄先生を
知ったのは退職してからである。それまでの人生言葉で言うと格好
よすぎるけれども、人生はドラマである。そして仮面をつけてその
人生を生きるのだ。演技がへただと当然誰も振り向いてくれない。
家族からさえも嫌われる。心理学を学んでからその言葉が頭からも
離れなかった。そして現在、職場の仮面を一つ脱いだ身軽さ、本質
の個性のみが残った?今日の新聞広告によれば先生の”こころ”の
講和集CDがでるとかそのコメントに心の奥をじ~っと見つめると、
人生がもっと楽しくなります。「せっかく生まれてきたこの世で、
自分の人生をどんな物語に仕上げていこうか」という生き方のほう
が幸せなんですね。全く自分は同感でこの時点では幸せなのに
子どものことを考えると不幸せ、先生どうしたらいいのでしょう?
ときいても先生は平成19年逝去。