「三井晩鐘」 (滋賀県大津市)
大津の園城寺は、通称三井寺という。天台宗寺門派の総本山で、山号は長等山、天武天皇八(680)年ごろ弘文天皇の皇子大友与多王が創建したと伝えられ、天智・天武・持統三帝の産湯に用いられた閼伽井があるところから御井寺と呼ばれたのが、いつの頃からか三井寺と書くようになったといわれている。三井寺の鐘の音色は昔から定評があり、銘で有名な東大寺の鐘、形で有名な平等院の鐘とともに、天下三名鐘の一つとされている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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