切り絵

浮世絵を切り絵に

五十三次名所図会(竪絵東海道)沼津

2016年11月28日 | Weblog

 「雪の沼津」

沼津には珍しい雪景色。遠景に雪に埋もれた愛鷹山と富士山が描かれている、手前に見える橋は木瀬川橋でしょう。一面雪景色の中を、供を従えた旅人が静かに橋を渡って行く。中央に大木を配して、くの字型に流れる青い木瀬川。川の両側に民家が見るが、どの家もみな竹で作った沼津垣で囲われている。沼津は駿河湾からの風が強く、吹きつける砂を避けるために発達したようだ。

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