「鵜沼驛従犬山遠望」
木曽街道六十九次は七十枚の版で前半は渓斎英泉と後半は歌川広重で構成されている。木曽川の河畔の小山の頂に建つ犬山城は松本城、彦根城、姫路城、松江城と並ぶ国宝五天守のひとつで、築かれた年代は信長時代の最古(1537年)という天守である。木曽川を隔てた対岸に鵜沼宿の家並みが描かれている,中山道の鵜沼宿は濃尾平野北端の交通の要衝に位置していた。犬山城は愛知県で木曽川を渡ると岐阜県となる。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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