「京師」
京は東海道五十三次(約500㎞)の終点又は始点になる。京都を「京師」と標記されていたのは「天子様の住む都」「首都」を意味する普通名詞として京(きょう)、京師(けいし)が多く使用されていた。中国の西晋時代(265~316)に世宗(司馬師)の諱である「師」の文字を避けて京都というようになり、以後は京、京師、京都などの呼び名が用いられた。三条大橋にはぎっしりと人が描かれ、京の賑わいが感じられる。橋の上に描かれているのは、番傘をさした裃の侍、公家の女、茶筅売り、大名行列の駕籠と、身分の上下を問わず往来している。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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