「石見」 高津山
2007年の世界遺産登録で「石見銀山」は一躍注目をあつめた。石見国は現在の島根県西半部にあたり、万葉集・柿本人麻呂の生地、終焉の地として古くから知られている。画面左側に山が描かれ、その麓にある鳥居は柿本人麻呂が祀られている人丸社のものである。題名の高津山は、此の地方には見あたらないが、高角山の音読みに文字をあてたものだと思われる。津和野藩は海と接していたことから塩業が盛んであった、中央の人々が塩焼きをしている様子が描かれている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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