鴨川棚田倶楽部の稲刈りにと夏場の軽井沢滞在から一旦横浜に帰ってきたら、稲刈りの方は延期となってしまったので参加は諦めてまたすぐに軽井沢に戻ることにしたのだが、夏場の留守中に女房宛にアイヌ工芸展の案内パンフレットが届いていたとか、ちょうどこの期間に開催中だからと、女房の希望で会場となっている入間市博物館に回り道して見物していくことに。圏央道が関越に繋がって、そのあとはすぐ近くのICが使えるということもあって。
カーナビで調べたら府中街道と環八経由とでは3kmほどの差なので環八の方が走れそうと、10時過ぎに我家を出て入間までは一般道で、そんなには混んではいなかったもののでもやはり予定よりも30分も遅れて午後1時ぐらいに目的地に到着、昼抜きで見物していくことに、思いのほか立派な博物館ですね。さらにご立派なのは65歳以上は無料ですと、常設展示は狭山茶の産地でお茶に関するものらしいが、時間もあまりかけられないからと、特別展示のアイヌ工芸品展だけを見ていくことに。
テーマは「木と生きる アイヌのくらしと木の造形」となっていて、木彫工芸がメインとなっていたが、アイヌ刺繍もいくつか、さらに生活雑貨というべき各種工芸品などとアイヌの生活の広い分野をカバーしていて、生命力を感じさせる数々の造形が結構面白い展示内容となっていましたが、場内は撮影禁止ということでそれらの写真はありません。冒頭写真の入口にあった看板から類推してください。
外には昔からの北海道土産の定番だった木彫りの熊のいろいろと、着てみようということでアイヌ刺繍の着物があって、これらは写真OKということだったので。
この特別展は10月中旬までの開催となっています。