![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/27/fc658d225d8517cfc729845f8c10fdb2.jpg)
義妹からもらっていた東急ハーヴェストクラブの宿泊券がまだ何枚か残っていて、年内に使わないといけないというので、やや近間の栃木県内には鬼怒川と那須の二つあるから手っ取り早く消化できると、この二か所の温泉はこれまで通り過ぎるだけで何故か入湯したことがなかったこともあっていい機会かなとも。この旅の走行距離は我々としては短めだから、往復では久しぶりとなる栃木市や益子などにも立ち寄って、なか日は那須周辺を観光してという心づもりで。
第一日目の最初は栃木市をと考えていたので、あまり早く出ても先方では店などはまだ閉まっているだろうし、逆に遅いと都内を抜けるのに渋滞に巻き込まれる心配もあって、こいう場合が一番中途半端で迷いますな。ということで7時に我家を出発、ややノロノロはあったものの思ったよりも順調で9時半ころには市街中心部へ、栃木市内は20年ぶりでしょうか、勝手知ったる蔵造りの町の主だったところを久しぶりに巡ることに。車は中心部の裏手にスーパーを見つけて、その土地のものなどを探したら、以前に買いたかったのに見つからなかった開華という地酒があって、買い物したからには駐車させてもらおうと、そこから一回りすることに。
巴波川、観光舟巡りは以前にはなかったと思うが
市民の数より鯉のほうが多いとか
塚田歴史伝説館、巴波川沿いの黒塀はこの屋敷のもの
レトロな銭湯はまだ残っていた
レトロな床屋も、中をのぞいたら内部はもっとレトロ
レトロな洋風な建物も
ここは昔は漆工芸作家が芸大の仲間の作品を売っていたのだが
戦後間もなくから続くような店が裏道に
メインの通りにはいくつかの蔵造りの店が、道路の修景はかなり前に終わっていたかな
川越ほどの蔵の連続性はないのですが
和紙の店に昔懐かしい紙風船が、その種類が多いのには喜んでしまって二つばかりお買い上げ
とちぎ山車会館
コエド市場というのができていた
栃木市のマンホール
小さいマス蓋でこういうのは珍しいのでは
栃木市は2時間弱で切り上げて、次は修復なったばかりの日光東照宮のキンピカな姿を見ておこうと、栃木からは1本西側の例幣使街道を走ることとなります、この道沿いの杉並木は鬱蒼として見事です。
途中にあった道の駅にしかた
例幣使街道
世界遺産に登録された日光は二社一寺で構成されているので、一通り全部を早回りして見物することに、世界遺産となるとやたらに外人観光客が多いですね、修復直後ということもあったのでしょうか。ただ輪王寺本堂はまだ修復で養生幕の中、国内産漆を使用するようにということでその生産が滞っていて、工期が伸びていると直前のニュースでやっていましたが。
輪王寺黒門
本堂の三仏堂は修復工事中
表参道
石鳥居
五重塔は仏塔なのに管理は寄進された東照宮でしょうか、明治の無理やりの神仏分離の混乱を日光では各所で感じられますね
東照宮表門
表門裏側に狛犬が、ここのは雌雄で左側の角があるのが雌
東照宮三神庫前
東照宮神厩舎
人の一生を表現したという猿の彫刻が並ぶ
有名な三猿
それぞれの説明が
陽明門へ
鳥居をくぐって陽明門に
階段下にも石の狛犬があって、手前が雌、花嫁の角隠しはこれから
キンピカに輝く陽明門
随身像、彫刻はどれも復元彩色されて往時のできたばかりのように
陽明門の裏の狛犬は両方とも雄のようであった
陽明門と神輿舎
中央の神輿は家康、左に信長、右に秀吉
東照宮唐門とまだ工事中の拝殿
眠り猫
東照宮奥宮へ
東照宮奥宮拝殿
東照宮奥宮宝塔は家康公の墓所
鳴龍で知られる薬師堂は
輪王寺常行堂と二荒神社正面鳥居、この奥が大猷院
縁結びの御神木、杉に楢の寄生木
二荒神社
二荒神社には狛犬の原型という獅子の石像が新しく鎮座
神楽殿に大きな大黒様が、二荒神社の祭神は大国主命
日光から鬼怒川は少し北上するだけですぐに到着、それで初めての東急ハーヴェストクラブ鬼怒川と街中中心部までの距離や、街にはどんな店があるかまず調べようと一回りしたら、鬼怒川駅周辺の温泉旅館などが軒並み廃業してゴーストタウン化していたのにはビックリ、今やどこの温泉地も社員旅行などの団体客が減ってしまって元気がなくなっているところが多いようです、特徴がない大型温泉地は特に厳しいみたいですね、街もめぼしい店はないみたい。それで会津でよく見かけたスーパーのレオンドールがあるのを見つけて、そこで夕食用の食料品だけ買い込んでチェックイン、ここのハーヴェストクラブはやや離れた場所なのでこれでずっと安く切り上げることに、昼もコンビニだったのでこの旅の初日はケチケチの一日となりましたねぇ。
東急ハーヴェストクラブ鬼怒川
客室
客室からの眺め
温泉分析書、泉質はアルカリ性のナトリウムー硫酸塩・塩化物泉