ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

僕が好きな土人形 その1

2022-12-02 10:15:55 | 工芸絵画骨董

 何でだろうか、素朴な土雛には惹かれるところがあって、多くはないが手に入れたものがいくつかあり我家の玄関などに飾っている。当然に節句などの季節感があるものは飾る時期が決まってしまうが、お目出度いものならいつでもいいかと飾ればそのまま長居してもらいます。

 冒頭の写真の夷大黒の2セットはどちらも山形県温海温泉朝市の骨董屋で購入したもので、大きいほうは酒田、小さいほうは中に鳴玉が入っているので鶴岡です、これらの人形に詳しい骨董屋の親父はもう80歳を越したそうで、もう辞める辞めるで10年近く商売を続けているが、ハテいつまで頑張ってくれるかな。

 僕ら夫婦は会津から山形を左回りに巡って村上経由関越道に出て、1000km以上を2泊か3泊で走る旅を毎年している、その最終宿泊地はいつも温海温泉なのです、昨年は10月下旬の紅葉の季節を狙って中ノ沢、肘折、温海と温泉を渡り歩き、朝市骨董屋の親父さんの元気な顔に再会、その際に好きな土人形をあげると言われてもらったのが大型の天神様、会津の天神様は張子なのだけれどこれは秋田八橋の土人形だそうで、大きめのためか頭部は差込み方式になっているのでちょっとばかり傾げたようになったりするのが可愛らしい。

                           

 

2009年1月版より再掲、その後の今から10数年前に久しぶりに温海温泉を訪ねたが、名物だった朝市は寂れていた、あの骨董屋の親爺さんも他界してその店は無くなって同じ土産物屋ばかりとなってしまったので魅力が薄れたようです、僕の定宿で骨董屋も推薦していた料理が美味しかった旅館も廃業してしまって足が遠のいてしまいました。


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