今朝の読売新聞の神奈川の地域ニュース紙面では、第33代横綱の武蔵山についての記事がかなり大きく掲載されていて、我家からもすぐ近くが出身地で県内唯一の横綱で短命横綱だったなどと多少は知ってはいたが、改めて双葉山との対戦成績でも勝ち越しとか銀幕スターのような人気があり低迷していた相撲の人気を回復させたとかは初めて知りました。もう一つはうまいッ!というテレビ番組でヒオウギガイを紹介していて、こんなに美味しい貝が関東では知る人が少なかったが、これを機会にこちらでも日常的に手に入るようになればいいなと。
改めて新聞に載っていた写真を見ると、今のような太った体形ばかりのお相撲さんとは違っていて、筋肉質のスマートな体形で初代の若乃花の背を高くした感じかな、風貌も役者にしてもよかったような。この新聞では少年期のエピソードとして、急勾配の赤門坂で子牛に代わって自分が荷車を上まで引っ張り上げたと、その赤門坂は我家からは歩いても3分ほどにあって、確かに我々みたいな年寄りには下から登るのは途中で休みながらも息が切れますね、ここを人力で登り切る自転車はほとんど見かけなかったのに、最近の電動自転車では登れるようになっているようだがそれでも年寄りには無理でしょうけど。その途中にはゆかりの赤門の家があって、降りきった先には日吉の名の由来となったという山王社を勧請設置している金蔵寺があり横綱遺愛の松が植えられているとか。亡くなったのは1969年というから、その頃には僕は就職直後、その前の学生の時代には日吉周辺にも来たことがあったなぁと。
もう一つはヒオウギガイというホタテみたいな貝だがもう少し小ぶりで貝殻の色がきれいな貝のこと、ホタテは北の産だがこちらは南の産で、僕は伊勢志摩に行った時に2回ほど焼きたてを食べたことがあってホタテよりも美味しいと思ったものだが、これが関東地域では見かけることが無くて残念であった。テレビでは養殖の様子を放映していて、プランクトンの餌を食べるのに貝の蓋をパクパク動かせていたが、伊勢ではこの貝をパタパタと呼んでいたのを思い出した。鮮度が落ちやすくて遠くまでには流通していないらしいが、今の時代なら技術的にも鮮度を保っての輸送もできるのではと、是非ともこちらでもスーパーなどで手に入るようになったらいいのにと。
我家の火鉢水槽の上に持ち帰った貝殻を置いている、この色からヒオウギというのでしょうね