
5月からは軽井沢には1週間以上の滞在を繰り返すという生活がはじまリます、今年も10月まで、その間で8月は丸々1ヶ月の滞在を予定していて、春から秋までの草花を楽しむことが今年もできるでしょう。その手始めとしてまずは5月上旬の我が山荘の庭に咲く花から。4月上旬には春に先駈けての花の写真をアップしたが、今回からが本格的な山野草の開花状況報告(自分用の毎年の状況比較のためではありますが)となります。草花は冒頭写真の芝生の両側の、落葉樹の下の落ち葉の中でしたたかに咲いています。
ミツバツツジなどの落葉樹の下は春には結構日当たりがいいんです
この冬は寒かったのに3月末からは暖かい日が続いて、4月最初に一旦は雪は降ったものの春の進み方は軽井沢でも早いようで、山荘の庭の草花も昨年よりは1週間以上咲き進んでいるようです。もう花が終ったばかりのものから、これからでまだ蕾のものまで、5月1日から8日までに撮った写真を以下に羅列しておきます。
エンレイソウは花が終ったばかり、赤花だったと思うけど見られずで残念でした。
カタクリは何株かあるが、これだけはこの時期まで花が残っていたのが不思議で、ほかは早いのにどうしてと、4月上旬に山荘掃除に来た時は他の株が蕾だったからとっくに終わっていると思っていたのに。
かろうじて終り間近ながら
玉咲サクラソウは他の日本サクラソウよりも早く咲き、これも花の最終段階です。
日本サクラソウは滞在中に次々に咲き出してきていたが、横浜に帰ってくるまでには蕾のものもかなりあって、日当たり具合でずれがある、これらは各所で増えたものだなぁと感心するぐらい丈夫ですね。
森の女王と言われるシラネアオイも大きな株に育ってくれて、毎年この時期に咲いてくれる、種も出来るのだが新しいものはまだ見かけない、株分け以外では無理かな。
シラネアオイの花
ニリンソウはこの小さな増えたらしい一株だけに花が。
イチゲ類ではヤエイチゲだけが咲いていた、ほかのものはもう終わってしまったものか、横浜のキクザキイチゲなども4月中に咲き終わっていたものねぇ。
これは横浜の庭から移植したキバナイカリソウ、昨年から咲き始めたが、丈夫な植物だから大きな株に育っていくでしょう。
赤い花の通常のイカリソウは大きくなり過ぎて、昨年に株分けして各所に植え替えたがほとんどに花が咲いている。横浜には赤花は無いから、一株は持ち帰ってみようかと思っているのだが。
梅花イカリソウの白い花も今年になって咲き出した。
このイカリソウは梅花イカリソウとは違うみたい、薄い色ながらやや紫がかっていて花の形も異なる感じ、葉の形状も周辺のギザギザが目立っている、図鑑などで調べたが分からない。
ヒトリシズカはこのくらいの状態が一番の見頃。
ミツバコンロンソウではないかと思っている4弁の白い花、雑草と間違えられそうで花の無い時期に抜かないように注意してやらないと。
これは日本原産ではないらしい四季咲きヤマブキソウ。
以下はまだ蕾で咲いてはいなかったものを。
ユキザサ
園芸種のミヤマオダマキ
ベニバナイチヤクソウの蕾がやや日当たりがいい場所のこの一株だけに、これは異常に早いと思います
スミレ類の花は庭や周囲でいくつかの種類を写真に、昨年この時期に見た種類でもう花が終ってしまったものもあるようで、今年は種類としては少ないです。
一番一般的に見られるのがこのタチツボスミレ
エイザンスミレ
ナンザンスミレ
売っているのも見かけるがただスミレと書かれていた、山荘周辺ではタチツボスミレとこのスミレが多く見られる
白花のスミレで種類は分からない