軽井沢植物園(冒頭写真は入口側から)の観察会の日程を聞きながら5月上旬の園内の植物の見学に、観察会は4月に一回だけあって、5月は10日と24日の日曜日とのことで、生憎と我々は横浜に帰っているときで残念でした。5月の植物園は考えてみれば初めて、今までこの時期に来なかったのは何故かなと、不思議な感じがしたぐらいで、園内の山野草の花は見応えがありましたよ。
昨日アップした我が山荘の庭の草花と重複するものもあるが、さすがに植物園の花は種類も量も充実しています。入口手前には現在咲いている植物の写真が掲示されていて、樹木の花もあるけれど、今年の桜はもう終わりでツツジ類が見頃になりつつあるぐらいか、草花ではスミレは軽井沢ではありきたりということか育てていないようだが、この時期は一番多くの花が見られるかも、来年はもっと早い時期にも来園してみようかという気になりましたよ。
現在咲いている花の写真パネルが
以下に園内で撮ってきた写真を
サクラソウは今が盛りで、よく見られる在来種からの改良種らしいものもいくつか。
日本サクラソウ
流れ星という品種
¥ 北斗星という品種
残雪サクラソウという品種
クマガイソウは咲き始め、何ヵ所かで群生していて見事なことと、アツモリソウは土壌のバクテリアなどとの共生があるらしく栽培できないらしい。
シラネアオイもいくつかの場所で見られた、一つの株の大きさは山荘のと同じぐらい。
サンカヨウの花付きは少なくて、もう終りの段階みたいでした。
トガクシショウマはひ弱そうに見えるが果して、山荘ではまだ小さくて花は咲かないが今年も葉を出してきている。
ここのハッカクレンはヤブレガサみたいに葉が深く裂けている、花も違うのでアメリか系でしょうか。
白花のエンレイソウがまだ咲いていた。
ショウジョウバカマの花はもう終わりですね。
ニリンソウは大群落になっている。
ヤマブキソウであるが、パネルの写真ではホソバヤマブキソウとあった。
こちらはセリバヤマブキソウと、葉の形状が上のものとは違う。
イカリソウも繁茂している、これだけにするには広い所じゃないと。
フデリンドウは場所を教えてもらって写真に、これはリンドウの仲間では珍しく半日陰がいいみたい。
ヤマシャクヤクは咲き出したばかりか。
ヒトリシズカはもうかなり大きく伸びてきていた。
タンチョウソウも山荘の庭では葉が出てきている段階だが、ここではもう花が。
ラショウモンカズラは地に広がるシソ科の仲間では花が大きいですね。
ユキザサももう花が咲いてきている。
コンロンソウの地味な花が。
園内に一ヶ所ある池ではクリンソウとエンコウソウの花が。
同じ場所ではミズバショウの花がかろうじて残っていた。
ヒカリゴケの生育場所も一ヶ所ある。
樹木ではヤマツツジと東国ミツバツツジが、これからが盛りに。
植物園の周囲は運動公園となっていて、新体育館が完成、グランドも人工芝にリニューアル、最近人気のカーリング場も数年前に新規オ^プンと軽井沢の財政状況はいいようですね、植物園ももっと手を入れて、名札との対応をもっと丁寧こまめにしてくれたら見易くなるのにね。
新体育館
グランド
カーリング場