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焼津での宿はまたも焼津グランドホテル(冒頭写真)で、今回は富士山が見えるオーシャンビューのほうの部屋ではなく、安い山側の部屋にして、富士山は露天風呂からと翌朝の朝食の際にレストランから見られればいいからと思っていたのだが、第一日目の午後からずっと雲に隠れてしまって、これまでここに泊まって富士山ではハズレは無かったのに初めて冬場なのに見えないことに、これは山側を予約した時から予感があったのかもね。
昨年の日帰りとは違って一泊だから余裕があるからと早目の午後4時前にはチェックイン、早速にも塩辛い黒潮温泉に浸かって長湯を楽しむ、どうやらこの時期は忘年会を兼ねた団体客が多いようで、仲間同士でシャベクリあっているのがヤタラに多かったですな。クリスマス明けから年末までの数日は値段をサービスして、宴会とセットの客を呼び込んでいるんでしょうから。
エレベーター内に館内の案内が、大きく三つの建物で構成されているのが分かる
眺望だけならすぐ隣の高台に建つサンピアのほうが全周に渡っていいだろうけど、こちらのホテルも駿河湾が目の前という立地で間近に海というのもワクワク感が増すトイウメリットがありそう、山側の景色も思ったよりも焼津の市街地が見えてそんなには閉塞感は無かったですよ。
ベイテラスから駿河湾越しに富士山の方向を、でも雲がそこだけに
上の方向の夜景、向うの明かりは静岡
山側には焼津の街も見える
山側の街の夜景
こちらの泉質はアルカリ性のカルシウム・ナトリウム-塩化物泉で泉温50.5℃、溶存物質は15.1g/lという海水の半分弱ぐらいの濃度があるから、口に入るとかなり塩辛い。以前からある風呂は男女入替え制で、これ以外に新しく出来た別の風呂は夜は女性専用で朝は男性ということになっていた。夜の男性用風呂では内湯の湯加減はややぬるめに、露天は寒い季節だからとやや高めになっていた、そのほかには寝湯やサウナもあって浴槽をハシゴすれば長湯できる。露天から富士山が見えたら半身浴したりして長居したんだけれど、この日は残念でしたねぇ。
温泉成分表
この宿で気に入っているのは料理が美味しいことで、その量も過ぎない程度となっていて、我々にはこのくらいでもかなりと感じるぐらい、最後のサクラエビご飯は全部は食べきれないこととなってしまった。以下の料理はお酒以外は一人分の内容である。
和食膳の献立
冷酒は藤枝の喜久酔を
席に着いた食卓には
食前酒の梅酒と酒の肴5種
茶碗蒸し
お造りと進め肴
秋鮭茶そば蒸し
寄せ鍋の材料と紙鍋
海老菊花揚げ
桜海老の釜飯
赤出汁と一緒に
デザートはラ・フランスゼリー
翌朝はさらに雲が多くなっていて、6時52分の日の出はまず見られないからとカメラ時間を逆に気にすることも無くなって、朝湯をユックリと明るくなってきた海を眺めながら楽しんじゃう。朝からは男性用という新しい庭園の風呂というのは、広いけれど眺望が見られないから、男性時間帯であってもこちらの露天の方が気分がいいからね。
ロビー喫茶からの駿河湾の眺め
富士山が見える方向 朝日が昇る方向
朝食は毎度のことだがバイキング形式で、和洋中のメニューが豊富でとても全部を制覇することは出来ないという内容、特にオムレツは目の前で料理というのが売り、ほかにもこの日はフレンチトーストとおにぎりを実演提供していたが、以前にあった干物を焼き立てでというのはやっていなくて、段々に洋風料理に人気が移っているんですかねぇ。バイキングというのは目が欲しがっちゃうから、どうしても食べ過ぎになるのは仕方ありませんな。
今回はおむすびとお粥は控えたつもり
追加のオムレツ、フレンチトーストにデザート代わりはヨーグルト、それにコーヒーで