ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢植物園の8月第一日曜日の観察会に参加

2016-08-20 16:58:31 | 信州日記

 春から秋にかけて開園中の軽井沢植物園では、通常はだいたい毎月第二と第四の日曜日に観察会があって、園長さんの案内でいろいろな興味深いレクチャーを聞くことができるのだが、今年の8月は初めて毎週の日曜日にも開催というので、まずは第一日曜日の観察会に参加してきた。毎週となると咲いている花は似たものとなるが、樹木も含めて豊富な切り口で面白い説明が期待できるでしょうか。 

                    受付の隣に園内に今咲いている花の写真がパネルで、まずはこれを確認しておくことに

 園内はかなり広くて、メインの道以外にも細い道が網の目のように配されているので、園長さんが見頃の花などが見られるコース取りをしつつ説明を、以下に全部ではないが大所についてであるが、詳しい説明は割愛して多少のコメントを付けて写真だけを。

                オトコエシは根元から地表に水平の茎を伸ばした先に次の世代を、写真の下の方にそれが見える

                      ヌマトラノオの花穂は直立、オカトラノオは先端が垂れる

                フーリンウメモドキの赤い実

                     ネバリノギクは背丈が大きい

                      ユウゼンギクは小型

                    キクイモモドキは根に芋はできないからモドキです

                アメリカホドイモはマメ科だが根に芋ができる

                小さな白い花のクマツヅラ

                黄色の小さな花はキンミズヒキ、小さな白い花はヤブジラミで種の形がシラミに似ることから

                ヒゴタイはこの中の一つだけが咲き出した段階、右から2番目です

                         コオニユリは種で、オニユリはムカゴで増える

                         メハジキ

                黄色い花は同じバラ科ながら左が樹木のキンロバイで中央は草本のキジムシロ、青い花はマツムシソウ

                アケビの実

                ナツズイセンはヒガンバナの仲間

                カラコギカエデの実、プロペラ状の花はカエデの仲間

                青い花はフクシマシャジン、ピンクの花はレンゲショウマ

                クサギの花にはクロアゲハが頻繁にやってくる、葉を擦ると独特の臭いがある

                トチバニンジンの実、葉がトチノキに似ることから、薬草だそうだ

                ナツハゼの実、美味しいとか

                        シュロソウ

                          ノハラアザミ

                ウワズミザクラの実も食べられるとか

                   軽井沢で発見されたというアサマフウロ、ゲンノショウコの仲間では一番大きな花

                タチフウロ

                ツノハシバミの実はハシバミほどは美味しくない、ハシバミは草原など日当たりがいい場所で育つので少なくなってしまった

                キレンゲショウマが咲き始めた、これはキンポウゲ科のレンゲショウマとは違ってアジサイの仲間だそうだ、ショウマと付く植物はいろいろな種類に分かれるとか

 今回の観察会の最後にはマツムシソウの苗の配布というオマク付きがあった。

 植物には詳しくない女房もこの観察会は面白いと、今回からはルーペが貸し出されてまた別の視点からの説明も、さて今月は毎回参加しようかな、ほかに用事が無かったらね。


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