ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

コストコに入会して安いワインだけ買ってきたのだがこれがなかなか

2009-10-08 09:17:31 | グルメ・酒・ワイン

 大型トラックの間を縫って初めて行ったコストコ川崎店は駐車場へのアプローチが分かりづらかったなぁ。10月1日入会で1年間の会費は4200円、夫婦二人の写真入カードを発行してもらって店舗内に、その雰囲気はイケアの倉庫からレジの感じにソックリでやはり外資系ではあるなと。まずは続けて4日間毎晩飲んだ4本の印象を。

 この店、初めてなのでどんなものがあるかユックリ見て廻ったのだが、液晶TVなどの電化商品から家具、衣料品、玩具など食料品以外のものもかなりあって大型スーパーみたいな店だ。でも種類は限られているようだからちょうど欲しかったものがタイミングよくあればかなりお徳だろう。皆さん大きな買物籠車一杯に買っておられる、会費の元を取るには1回であのぐらいは買わなくちゃということでしょうな。

 実はネットでコストコ直輸入のワインは安くて美味しく恐るべしという評価があったので期待して行ったのです。ワインコーナーには400円台から始まって1000円未満の安ワインが何種類もあって、1本ずつまず買ってみて味調べして次からのチョイスに生かそうという魂胆で赤だけ12種類買込んできた。ほかにはワインマニアが注目するという神の雫に掲載されたというウマニ・ロンキ ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォというイタリアワインも試飲した女房が濃厚で美味しいというので2本だけ追加購入した。

 ということでその晩は南オーストラリアのスクリューキャップのリザーズ シラー '08を飲んでみた。晩飯メインメニューはこれもコストコで買ってきた出来上がりのパエリアとスペアリブをチンして、添えた野菜もブレンド野菜の南郷トマトが何故か売られていて。結論はどれもマルです、さすがに638円という値段のワインはエレガントさはありませんが、味と香りは共にオーストラリアらしく充実していてイヤミは無く相当にお値段以上の評価、飲みながらの経過に従って丸味も出てきて結構じゃないですか、このあとのワインも楽しみになったぞ。

    

 二本目は478円と一番安かった南アフリカのSIMONSVLEI社?のカベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ '8で、これは最初飲んだときは濃いなぁとラベルを見たらアルコール度14%、樽香はあまり強くはなくて熟成感が足りないしやや泥臭くも感じたのだが、ゆっくり飲んで1時間も経ったらメルロらしさが出てきたのか錬れた味に変わってきて飲みやすくなった、これは酔っ払ったためだけではないはず。安いワインは藁っぽい嫌な臭いがするものが多いのだが全くしなかったし、コストコは世界中に売れる味を上手に選んでいるようだね。

    

 三本目も南アフリカのBEYERSKLOOF'07の南アフリカ特有の品種ピノタージュによる赤ワインでスクリューキャップとなっているデイリーワインで588円、これもハズシていないなぁ。こちらもアルコール度14%ながら前の2本に比べてもう少し柔らかみがあってバランスがいい、これで華やかさがバンと出てくれたら一級品。まぁそれはお値段からは無理な注文、でも毎日飲むのには飲み飽きしない良さがあるワインです。

    

 四本目はチリのボタルクラ カベルナ・ソーヴィニヨン 08で588円、これも濃厚で樽香はやや強めながらまだ硬い味わい、ゆっくりと時間をかけて飲んでみたがそんなにはこなれてこなかった。これだとおそらくもう1年以上は寝かしておいたほうがいいと思う。(その後にもこれを抜栓して数時間おいてから飲んでみたら、まずまずの味わいに変化していた。この上級品とまでにはならないが、やや丸みが出てきていい線まできている。)

    

 ということでまずは4本の僕なりの飲み具合を、このあとに飲む予定のワインもまた紹介します。


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