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秋の栃木祭にまたもや行ってしまいました。朝6時に出発、そのままでは早過ぎるので例のように佐野ICで降りて栃木花センター経由でと、ICにきてみると出口は結構な混雑となっている。我々みたいに栃木祭にこんな時間から行くとは思えないので料金所で聞けば、ゴルフに行く車が土曜日は多いのだそうで、金と暇がある人が多いんだと半ば皮肉と羨ましそうな返事が。でも今日は首都高も順調で隣のみかも山公園にある農産物売場が開いたばかりの8時半に到着、冒頭写真は隣接するみかも山公園の駐車場からの紅葉の眺めである。
栃木花センター内の催し会場での展示会は今回は小盆栽展で、少し待ってからの入場、やはり年月を経た作品は山野草より迫力がありますね。家の中でお花見できるよと言われ小さな蕾がもう付いている富士桜の小さな鉢を一つだけ買い求めまてみたものの、我々素人が育てられますかね。あとは花売場で明日は玄関先の鉢植えの植え替えをするつもりだったので、近くの露地栽培で買えるパンジーとビオラは除外して、それらの間に植え込みたいものだけを買っておきましたよ。
栃木花センター大温室
盆栽の展示が
そのあと10時過ぎに栃木に向かい市役所の駐車場に行くと満車になったばかり、案内地図を貰ってやや遠くの駐車場に迷いながらも入れられヤレヤレと。道沿いは祭会場への案内ばかりで車で来る人が皆そっちに行ったらどうしようもないでしょう、パーキングの案内をもっと工夫して掲示してもらいたいですね。歩いて15分ぐらいと言われブラブラ行くとこういう古い町の裏側というのもいいもんです、古めかしい神社や寺があったり、公園では菊人形展もやっていたり、突然にラーメン(干瓢の粉を混ぜた夕顔ラーメンとか)横丁みたいなのがあったりでこんなのも旅の楽しみにしてしまいましょう。
中心街に行くと山車では各町内毎のお囃子の真っ最中。本格的には午後からの様子でまず昼飯をと、今日はお祭で混雑とどこもお手軽内容のようで軽く腹にということで我慢せざるを得ないようだ、車では動けないのでギャラリーぜんで教えてもらった成都飯店には行けないしねぇ。
それから入ったギャラリーみうらで来年の小さな染め絵が張られたカレンダーを買うつもりで行くと、打銅の小さなフットライトの単純でいいのがあったのでそれもつい買ってしまった。帰りしな毎度有難うと言われても、そう大したものは買っていないんですがちょっと片手を挙げてまたねと、少しばかりキザだったかな。
菊人形展
レトロな銭湯
三連蔵だという<のちに美術館となった>
さて今年は50年ぶりの仁徳天皇や明治以来の三国志の三人揃いとかで、この日は全部で9台の山車が中央通に勢揃いしていて、見物人も押すな押すなの盛況ぶり。川越と比べると屋台の豪華さとお囃子の旨さではこっちが上だと思うが、曳っかわせというような動きは無くあくまでお囃子の競争で、その音の強さを競うそうで、面白さという点ではどうでしょうかね。祭りは午後1時から交通規制をして本格巡業を始め、まずは勢揃いの場所は午後2時に山車会館前ということになる。この時は身動きできない位の大盛況、小一時間立ちづめというのも疲れるものでこれはタマラン、あとはこの通りを行ったり来たりの巡航と2台以上が並んでのお囃子比べが夜まで続くということで、我々は3時過ぎには退散することに。<この祭りは現在は隔年開催となっているそうだ>
山車の勢揃い
お囃子比べ
蔵の町に山車が似合う
親子三代ですか
山車倉庫から出てくるところ
帰りは佐野に廻ってラーメンを食べていこうと回り道、とにかく我々は道草が好きなものですから。針谷ラーメンに行くと夜は5時半からの営業ということで、とかのに廻るとここも暖簾を下ろしている、それではと赤見屋本店で青竹打ラーメンにやっとありつくこちができた。麺はさすがにコシがありますねぇ、味は僕にはアッサリ過ぎかな、本店よりも佐野大師近くの支店で食べた方がコクがあったような気がしたが、日によるバラツキの範囲なんでしょうかね。
帰りの東北道は至ってスムース、でも今日も首都高は事故とのラジオで向島で降りて昭和通に出て品川周りで家に、それでも7時前には家にたどり着けましたとさ。
店データ
ギャラリー ぜん 栃木市倭町 7-15 0282-22-3251
ギャラリー みうら(閉店) 栃木市倭町 11-4 0282-22-0377
成都酒家 栃木市薗部町 1-14 0120-818-615
赤見屋本店 佐野市久保町 214 0283-23-9961
赤見屋支店 佐野市金井上町 2510 0283-23-0528