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先日コストコで買ったワインのうち、初めてのもの3種類を早速にも腹に収めたが、その味の感想を少しだけ。
冒頭写真のマプ・カベルネソーヴィニヨンはどういうわけか裏に書かれた輸入業者がエノテカとなっていて、コストコの直輸入じゃないのが不思議、どういう経緯だったんだろう。それと醸造会社はかのシャトー・ムートンを手掛けるロスチャイルド家がチリにも進出して造っていると、ラベルにもバロン・フィリップ・ド・ロスシルドというからには期待させるではないですか。でもコルクじゃなくてスクリューキャップなんだよねこれって、チリワインの安いのはこのキャップが主流になっているらしい。
さて肝心の味わいだが、香りはかなりあるものの非常に平均的というか、バランス重視というか、ガンと来るものがないのはこの値段ではしょうがないか。甘めで柔らかな飲み口でスイッと喉を通る、でも値段が798円というからにはクラブ・プリヴァーダの上をいってもらわないとねぇ、ちょっと期待しすぎたかな。
次ははフランスはラングドック=ルーションのラ・ジャメル・カベルネソーヴィニヨンで、スーパーWdPという謳い文句らしいが南仏らしく濃い色合いで味も強く、特に最初は香りも少ないからかキツメで飲みにくいぐらいであった。それでも1時間ぐらい経過してからはやや練れてきて、まずまず飲みやすくはなってきたが、こちらも658円となるとコストコではもっと安くて僕好みのワインがあるからねぇ。
最後の1本はポルタ・カルメネール・レゼルバで、これのカベルネソーヴィニヨンはもう何本か飲んでいるが、そちらはこれより少しだけ安いからちょっとクドサが感じられるかもしれないが、カルメネールのほうはブドウの品種からくるものか柔らかみがあってかなり好ましい。この前のカベルネの評価は同じく2009年のものであったが、飲んだ時期の差が6ヶ月というのも少しはあるかも、これで528円というのもコストパフォマンスは高いと思う。