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土曜日には鴨川棚田倶楽部の山入地区の収穫祭に、これは2012年の棚田米栽培参加者が集まるものとしては最後の催しで、その年の収穫を祝ってこの地区独自にやっているという懇親会みたいなもの、我々は今回でもう6年目の参加となる。もう何回も鴨川に出向いているからその時々の道中の具合は心得ていると朝は7時半過ぎとゆっくり我家を出発、いつも通りに有料道路はアクアラインだけで、あとは一般道で鴨川に入ってすぐのみんなみの里には10時をかなり前に到着してしまった。
冒頭写真は収穫祭開始直後の藁細工に集まる人たちを遠くから撮った風景、周囲の稲刈り終了後の田圃には今年はひこばえがかなり伸びていたのは秋も暑かったせいですかね。
棚田の場所には仮設トイレしかないからまずはここで準備万端整えるのと、地元の農産物や海産物を買っておくのが目的、今回初めて海産物を店の保冷庫で午後の帰りの時間まで保管してもらえるかと訊いてみたらOKだということで、海産物では午後には無くなるものが時にはあるからこれは嬉しいことですな。この日は珍しいものではシロメダカなんていうのを売っていて、よっぽど買おうかと思ったが、今いるヒメダカと交雑したら赤くなっちゃうだけだろからと止めといた。
みんなみの里、右が直売所
シロメダカというはアルビノなのか
この日は遅れてきた参加者が多いようでアクアラインは空いていたと思ったのにねぇ、ということで10時かなり過ぎに開会あいさつがあって、その後は早い者勝ちにと藁細工に挑戦してみた。これは僕ももう6年目になるはずではあるが、多少は要領を覚えたのは昨年ぐらいから、でも年に一回だけだからそんなにはキレイには藁縄風には綯えなくて、今回もいくつか作っては見たがまぁまぁ見られるのは半分ぐらいかな。
藁を叩いてから水に浸けて柔らかくして
3分割を順次綯っているところ
藁縄も段々にキレイにはなったが
藁細工に参加しない人は枝豆、餅つき用蒸し米、芋煮などのお手伝いに、この時期に枝豆というのも珍しいと訊いたら鴨川七里という品種で今が旬だそうだ、名前の由来は茹でた時の香りが七里先まで届くというほど強いことからだそうだ。確かに茶豆やだだちゃ豆みたいな香りが茹でている時にそれら以上にある感じ、でも味の方は通常のものよりは風味があるがだだちゃの本場物のほうがもっと上かな。
枝豆は鴨川七里という品種
手前芋煮、奥が餅のための蒸し米
12時からは餅つきとなって、二臼を撞いたがこれはお子様用のためのお楽しみで、お父さんたちはそのお手伝いで大汗をかくことになるのだ。杵も小さいものが用意されているけれど、それでも小学生低学年ぐらいでは扱えないから、どうしても介助してやっての真似事になるわけで、要所は農家のベテランが撞いて一丁上がり、すぐに餡子、きな粉、からみ餅と皿に盛られて出来立てを頬張ることになる。
餅つきは子供に人気
餅を小分けして皿に
餅と枝豆
以降は農家のオカアチャン手作りの寿司から始まって芋煮、そして恒例の猪肉によるバーベキューとなって、運転しなければビールと日本酒がふんだんにということになる。この日は僕は体調がすぐれずということもあってビールは舐めた程度、日本酒は鴨川の地酒の壽萬亀というのはやや甘口というがどの程度のものかと、これも舌に付けた程度の味見だけ、それが思いのほか辛口という味わいでこれなら買って行ってもいいかなと。
寿司
山形でも海岸部の芋煮スタイル
BBQは鉄板で
猪肉BBQ皿
午後2時前ぐらいから自由解散となって、最初だけは女房の運転にして買物を済ませて温泉までの道筋を任せることに。いつも通りに菜の花豆腐を買った後はみんなみの里で保管し貰っていたものを受け取って、あとは初めて壽萬亀の蔵元直売所にも立寄り、地元スーパーODOYAで房州近海物ラベルの魚を少しだけ買って買物は終了、今回は海岸線側に出てから海辺の湯に立寄ることに。
壽萬亀酒造
スーパーODOYA
房州近海物という青いラベルが
海辺の湯のナトリウム塩化物硫酸塩泉の湯に浸かり、試しにと電気風呂で腰をビリビリさせてみたら何となく座骨神経痛に効いたようで足全体が軽くなった感じに、気分も良くなったとここからは運転を代って家路に。しかし一般道から入ったアクアライン金田ICからは突然に渋滞となっていて、川崎市内も混んでいて家に着いたのは6寿半すぎとなってしまった。本格紅葉シーズンになってきた北方面の観光地は人気で渋滞したようだが、房総の紅葉はまだまだ先のこと、この日はいつもより帰り時間が遅くなったことはあるけれどこの渋滞原因は何と、まさかアウトレットの帰り車ばかりじゃないでしょうね。
帰ってすぐに買ってきた魚を刺身にして、鴨川七里の枝豆と菜の花豆腐のおぼろ豆腐に冷蔵庫の残り物で夕食、この日は息子夫婦は忙しくて来られないというからこんなもので済まして早々と寝てしまった。
刺身はイサキとウルメイワシ