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この秋口から飲んだワインではまだ感想を書いていなかったものがいくつかあって、それらについて三回に分けて5本ほどずつを、いずれも三桁から1000円代までの安ワインばかりですがすべて赤ワインだけなのはあくまでも僕の好みなので、まぁこの値段では当りに出会える確率は少ないのは当然で、ソコソコなものが見つかればリピート、そんな買い置きワインが冒頭写真です。
①PETE’S PURE カベルネ・ソーヴィニヨン 2022
軽井沢プリンスショッピングプラザ内のエノテカで20%OFFの1144円で、オーストラリア産ですが品がいい感じの飲みやすいワインです、でも僕にはやや軽めかなと、それで二日目に多くを残してみたらカベルネらしい厚みが出てきた、これなら1000円ちょっとのワインとしては合格、それが三日目には落ち着き過ぎというかやや酸味が出てきてヘタレてきた感じに、このワインは二日目までに飲むべしということかな。
②マルキ・ド・タランディ 2018
ツルヤの金賞受賞ワイン棚にあったボルドーワインで824円、いくつか並べられた中でその棚の中では一番少なくなっていたので人気なのかなと、これは堅物が多いボルドーとは違って旨味がシッカリ出ている、しかし鼻に来る香りだけならそんなに気にはならなかったが、喉越しに来る風味が僕の好みに合わないイヤミが感じられる、ちょっと風変わりなボルドーでした、僕は喉越し風味は重要に感じるので敬遠気味になってしまいますね。
③フィンカ・ロス・プリンチペ・リオハ 2009
軽井沢プリンスSPのアウトレット内のエノテカで買っていたのを置き忘れていたと思われるスペインワインで、値段は忘れたが恐らく1000円台じゃないかなと、年数が経っていたのでコルクを抜くのに苦労した、最初に来たのは香りの強さ、グラスに注いだ色も濃い、飲んでみたら酸味が強くてハテナと、それでこの酸味が減るであろうとそのまま二日目に、やはり酸味は多少減っては来たがまだ少し気になるかなと、しかし熟成風味は素晴らしくてもう少し早く飲んでいたらと、多少はピークを過ぎていたのでしょうか、これにパワフルさが残っていたらと、でも熟成から来る奥行きがあってまだ十分に飲める味わいではありましたが。
④コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ・レゼルバ 2021
スーパーいなげやで税抜き定価950円の15%引きセールで、コノスルはチリの安ワインの中では評判がいいようなので購入、これは初めて飲んだがフルボディ感はあるものの喉を通りにくいなぁという味わい、これは喉越しに来る風味が僕の好みじゃないためその違和感が強いからか、二日目は少しだけだが旨味も出てきたかなという程度で、嫌味な風味は変らないのと喉越しはまだキツメ、コノスルはこんなだったかなぁと、もっと安いものの方が好印象であったと思う。
⑤マッソ・アンティコ プリマティーヴォ 2020
スーパーいなげやで税抜き1780円の15%引きで、何かの受賞ラベルがあるが品種がプリマティーヴォというので購入、予想通りでやはり甘めで濃い目の味、フルーティさもあり香りもあって僕の好きな味わい、2020年なので熟成風味がないのは仕方ないが、全体的に厚みがやや不足気味で上滑り感が残ってはいるような面も少し、二日目は厚みが出るかと思ったらそれは無くて甘味だけがさらに強くなった、ということでちょっとばかり過ぎたるは感がありましたかな。